アクティビジョンのFPS『コール オブ デューティ』シリーズの最新作となる『Call of Duty: Black Ops Cold War』のティザー映像が発見された。正式発表は、同フランチャイズのバトルロイヤルゲーム『コール オブ デューティ ウォーゾーン』内をはじめ海外の2020年8月26日に行われるという。

 映像は、『コール オブ デューティ』の公式YouTubeチャンネルに限定公開され(URLを知らないと閲覧できない)、さらにウォーゾーンで行われていた謎解きイベントに絡んで発見されていた“Pawn Takes Pawn”なるティザーサイトにも仕込まれた形で発見された。

 その中身は、カナダに亡命した元KGBスパイのユーリ・ベズミナフへの実際のインタビュー映像をフィーチャーしたもの。彼が語った、イデオロギー転覆によって西側諸国を崩していく4段階からなるプロパガンダ戦略(陰謀論の一部としても使われる)は、誰を信用していいのかわからない、さまざまな思惑と陰謀が渦巻く冷戦期(Cold War)テーマにまさにピッタリだ。

 2010年に発売された『コール オブ デューティ ブラックオプス』は、1960年代の冷戦下での秘密作戦(ブラックオプス)をテーマとして採用し、シリーズはのちに近未来戦へと発展していったのだが、今回その原点に立ち返ることになる。果たして昨年の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』のように一種のリブート作として旧版のキャラが設定をリセットされた形で再登場するのか、それともまったく別の戦いが描かれるのか気になる所だ。