天野こずえ先生が描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』。発行部数は単行本累計460万部・関連書籍累計80万部を誇り、2005年の『ARIA The ANIMATION』を皮切りにアニメシリーズ化も果たしました。
現在アマゾンプライムビデオでは、アニメ10周年記念プロジェクトの一環として制作された全3話構成の『ARIA The AVVENIRE』を配信中。ネット上で「物語・映像・音楽が全力で私を癒してくれる……」、「世界観が美しすぎて何度でも見れちゃう」といった高評価が寄せられている作品です。
ファンに愛され続ける同作の魅力を、この機会にチェックしてみましょう。
『ARIA The AVVENIRE』（アマゾンプライムビデオ）
舞台は水の惑星・アクアを代表する観光都市“ネオ・ヴェネツィア”。ヴェネツィアの街をそのまま移設したという設定で、ゴンドラが水路を行き交う美しい情景に心を奪われる人も多いのではないでしょうか。
主人公はウンディーネ（水先案内人）として“ARIAカンパニー”を切り盛りする水無灯里。全3話のうち第1話“その 逢いたかったあなたに……”では、“水の3大妖精”と呼ばれたアリシア・フローレンスにまつわる物語が、灯里の回想シーンというかたちで描かれています。
トップ・ウンディーネのひとりであるアリシア。現役時代には多忙を極め、過密なスケジュールには灯里も驚くほどです。そんなアリシアに誕生日プレゼントを渡そうと、水の3大妖精のひとりで“姫屋”所属の晃・E・フェラーリがARIAカンパニーを訪問。しかしアリシアに会うことは叶わず、晃は落胆することに……。
晃のようすを見かねた灯里は、「自主トレをしたいんですけど、つき合っていただけませんか？」「アリシアさんがよく使うコースをとくに」と提案。灯里の真意に気づいた晃は、アリシアの姿を求めて灯里とともにゴンドラへ乗りこみます。
日も暮れはじめた時、灯里と晃の視線の先にアリシアの姿が。さらにどこからともなく美しい歌声が響きわたり、水の3大妖精であるアテナ・グローリィが操るゴンドラも晃たちの前に現れました。
夕日に照らされたネオ・ヴェネツィアの水路で交錯する、トップ・ウンディーネ3人。情景だけでなく物語そのものに酔いしれるファンも多く、ネット上には「あまりの美しさに涙が出たよ……」、「こんな優しい世界がほかにある？」と感動の声が相次いでいます。
なお2021年春には、完全新作アニメ映画『ARIA The CREPUSCOLO』の公開がスタンバイ。予習をかねて、『ARIA The AVVENIRE』の世界観をじっくり堪能してみてくださいね！
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
