マイクロソフトの次世代ゲーム機“Xbox Series X”の海外発売時期が2020年11月となることが発表された。一方、同ハードに対応するFPSシリーズ最新作『Halo Infinite』が2021年発売に延期されることも告知されている。

 Xbox Series Xは、4K解像度や秒間最大120フレーム(120FPS)の高速描画に対応した最新ゲーム機。同ハードに最適化された50タイトル以上の新作が今年登場予定であるほか、これまでのXboxシリーズで発売されたタイトルも40タイトル以上が新たに最適化され、互換タイトルとともにプレイ可能とされている。

 なお『Halo Infinite』を開発する343 Industriesの代表クリス・リー氏による声明によると、同作の発売延期の決定は新型コロナウィルスをはじめとするさまざまな要素が影響しており、開発メンバーの健康なども考慮すると当初の予定であった今年のホリデーシーズンの発売に向けて(無理に)仕上げるのが難しいと判断したのだという。

 『Halo Infinite』は、セミオープンワールド的な作りの広大なフィールドを舞台に、シリーズの主人公であるマスターチーフの新たな戦いを描くシリーズ最新作。Xbox Series XだけでなくXbox OneとPCにも対応する。なおXbox Series Xでは120FPS動作することや、マルチプレイ部分が基本プレイ無料でも提供される事が明かされている。