週刊少年ジャンプ連載中のバレーボール漫画『ハイキュー!!』公式Twitterアカウントは、2020年7月20日発売の週刊少年ジャンプ33・34合併号で、最終回を迎えることを発表した。2012年2月にスタートした人気作が、8年半の歴史に幕を下ろすことになる。

 『ハイキュー!!』は、原作者の古舘春一氏が中学・高校時代に励んだバレーボールで得た経験をもとに生まれた作品。小柄な少年・日向翔陽が、テレビで見た宮城県立烏野高校の“小さな巨人”に憧れたことから物語は始まる。翔陽は抜群の運動神経とジャンプ力、競技にかける熱を活かしてコート上で躍動。数々の名勝負を週刊少年ジャンプ誌上でくり広げてきた。

 試合の迫力やドラマティックな展開もさることながら、個性派キャラクターも本作の魅力のひとつ。コート上の王様・影山飛雄や烏野の守護神・西谷夕、型にはまらない天才スパイカー・木兎光太郎、最強ツインズ・宮兄弟など、名前を挙げ出したらキリがないほどだ。

 バレーボールを軸に描かれる人間関係は熱く、バレーボールの詳しいルールを知らなくても自然に頭に入る演出も見事。現在は主要キャラクターが高校を卒業し、終章のVリーグ編が展開している。日向翔陽は最高峰の舞台で何を感じるのか。最後まで目が離せない。

 公式Twitterアカウントは「最後まで、前を向き、全力で走り抜けます。皆様もどうか一緒に走り抜けていただけたら幸いです。」と読者へのメッセージをつづっている。