2019年6月にサービスを終了したドワンゴの位置情報ゲームアプリ『テクテクテクテク』について、同作を手掛けたゲームクリエイターの麻野一哉氏が復活を示唆する内容のツイートを行った。

 ツイート内容は上の通りだが、1年前(2019年6月17日11時59分)のサービス終了から復活を目指して準備を進めてきたことや、それが「そろそろ形になってきた」ことが明かされている。

 「見た目はあまり変わりませんが、中身は割と変えました。タイトルも少し変えました」という部分も気になるところだが、注目すべきは「暑いうちに出したいと思っています」という部分。暑いうち、つまり今夏から秋に掛けては何らかの動きが期待できそうだ。

 『テクテクテクテク』は、『トルネコの大冒険』や『かまいたちの夜』など、ゲームファンおなじみのヒット作を手がけてきた中村光一氏と麻野氏が20年振りにタッグを組んだ話題作。スマートフォンの位置情報をもとに、周囲の地図を塗っていく遊びや、『エヴァンゲリオン』『ゴジラ』『ポプテピピック』など人気コンテンツとのコラボなどで好評を博したが、おもに課金の面で苦戦。一度はサービス終了となっていた。

 ちなみに、復活の動きは唐突なものではない。サービス終了当時、麻野氏は「仕切りなおして、復活する所存です」とツイート。

 テクテクテクテク開発チームからも、後継作品のリリースを目指していることがアナウンスされていた。