海外GamesRadar+誌による新作ゲーム発表イベント“Future Games Show”で新映像が公開された一人称視点アドベンチャー『Paradise Lost』が興味深い内容だったので紹介しよう。本作はインディーパブリッシャーのAll in! Gamesから、2020年にPC向けに配信予定。日本語にも対応する。

 本作の舞台は、ナチス・ドイツが降伏せずに第二次世界大戦が続いてしまった架空世界のポーランド。1960年代になりようやく陰りが見えた所でソヴィエト軍が迫るも、ナチスは自国領土と西ヨーロッパに核を使用するという暴挙に出たため、ポーランドは廃墟と化す。

 ゲームでは、プレイヤーは悲しみとともにサバイバルするポーランドの12歳の少年として、偶然見つけてしまったナチスが残した謎の地下施設へと潜り、その秘密へと迫っていくことになる。

 映像やスクリーンショットからはなかなかの廃墟美が感じられ、一体その裏に何が隠されているのか何とも気になる。ゲームにはストーリーの分岐もあり、プレイヤーの選択によってキャラクターへの影響だけでなく、ビジュアルスタイルやサウンドエフェクト、そして周囲の環境まで影響を受けるとされている。

『Paradise Lost』核の廃墟と化した架空の1960年代ポーランドで、少年が放棄された秘密のナチス地下施設をさまよう一人称視点アドベンチャー_03
『Paradise Lost』核の廃墟と化した架空の1960年代ポーランドで、少年が放棄された秘密のナチス地下施設をさまよう一人称視点アドベンチャー_04
『Paradise Lost』核の廃墟と化した架空の1960年代ポーランドで、少年が放棄された秘密のナチス地下施設をさまよう一人称視点アドベンチャー_01
浮世離れした雰囲気の漂うここは一体?
『Paradise Lost』核の廃墟と化した架空の1960年代ポーランドで、少年が放棄された秘密のナチス地下施設をさまよう一人称視点アドベンチャー_02
少年の隠れ家だろうか?