ファミ通調べによる、2020年5月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをお届けする。集計期間は2020年4月27日~2020年5月31日(5週分)。

 5月期のソフトランキングは、79.0万本を販売した『あつまれ どうぶつの森』が3ヵ月連続で首位に。累計販売本数は468.5万本となり、Nintendo Switch向けソフトとして初めて国内400万本を突破した。2位には、17.8万本を販売した『リングフィット アドベンチャー』がランクインし、累計は95.7万本でミリオン達成も間近だ。3位は9.1万本を販売した『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』が初登場でランクインしている。

 また、5月期の国内家庭用ゲーム市場は、ハード・ソフト市場ともに昨年対比増となった。2007年の6~8月期以来、約13年ぶりに昨年対比が3ヵ月連続プラスとなり、市場の好調が継続しているとのことだ。

ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング5月速報

家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位 あつまれ どうぶつの森(Switch)任天堂 790,260本
2位 リングフィット アドベンチャー(Switch)任天堂 177,616本
3位 ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション(Switch)任天堂 90,789本
4位 ファイナルファンタジーVII リメイク(PS4)スクウェア・エニックス 80,213本
5位 マリオカート8 デラックス(Switch)任天堂 67,995本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位 Nintendo Switch(合計) 355,993台(先月1位 Nintendo Switch(合計) 314,931台)
2位 プレイステーション4(合計) 48,357台(先月2位 プレイステーション4(合計)166,150台)
(Nintendo Switchは、Nintendo Switch Liteとの合計値、プレイステーション4は、プレイステーション4 Proとの合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位 任天堂 144.3万本
2位 スクウェア・エニックス 21.8万本
3位 バンダイナムコエンターテインメント 8.9万本

2020年5月期の家庭用ゲーム市場について

 5月期の国内家庭用ゲーム市場は、ハード・ソフト市場ともに昨年対比増となりました。2007年の6~8月期以来、約13年ぶりに昨年対比が3ヵ月連続プラスとなり、市場の好調が継続しています。

 5月期のソフトランキングは、79.0万本を販売した「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売/Switch)が3ヵ月連続で首位となりました。累計販売本数は468.5万本に達し、Nintendo Switch向けソフトとして初めて国内400万本を突破。ダウンロード版を含めれば500万本以上を売り上げていることは確実で、パッケージ版だけでの500万本突破も見えてきました。さらに、さまざまな企業や団体が「あつまれ どうぶつの森」のマイデザイン機能を用いてデザイン作品を配布するなど、その人気や話題性が社会現象にもなってきています。

 ソフトランキング2位には、17.8万本を販売した「リングフィット アドベンチャー」(任天堂/2019年10月18日発売/Switch)がランクイン。累計は95.7万本で、ミリオン達成が間近となっています。新作では、「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」(任天堂/2020年5月29日発売/Switch)が9.1万本を販売して3位に入り、TOP3を任天堂タイトルが占めました。

 ハード市場では、品薄の続くNintendo Switchが2機種合計35.6万台を売り上げています。同じく品薄となっているプレイステーション4は2機種合計4.8万台となっています。

 有力タイトルが発売延期となる中、2020年6月期には「The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年6月19日発売予定/PS4)などの新作が発売予定です。ゲーム市場の好調が長く続くことが期待されます。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)