2020年5月1日、Riot Games, Inc.は、PC・モバイル向けストラテジーカードゲーム『レジェンド・オブ・ルーンテラ』(Legends of Runeterra / LoR)を配信開始した。
本作はPC用オンライン対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のキャラクターなどが登場するオンラインカードゲーム。配信と同時に、カードセット“迫り来る波濤(はとう)”も併せてリリースされている。
以下、リリースを引用
ライアットゲームズ、PC・モバイル向け新作ストラテジーカードゲーム『レジェンド・オブ・ルーンテラ』本日リリース
『リーグ・オブ・レジェンド』をベースにしたストラテジーカードゲームが、120以上の新カードと11体の新チャンピオンを含むエキスパンションセット「迫り来る波濤」とともに正式リリース
PCオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」(League of Legends / LoL)のデベロッパーおよびパブリッシャーであるRiot Games, Inc.(米国)は、『リーグ・オブ・レジェンド』の世界をベースにした基本プレイ無料のPC・モバイル向けストラテジーカードゲーム『レジェンド・オブ・ルーンテラ』(Legends of Runeterra / LoR)を本日5月1日に正式リリースしました。
LoRは、PC、Android、iOSのクロスプラットフォームプレイに対応。正式リリースにあわせて、初のエキスパンションセットとなる「迫り来る波濤(はとう)」も実装されます。
『レジェンド・オブ・ルーンテラ』はリーグ・オブ・レジェンドの世界を舞台にした、スキルと創造力、そして頭脳が勝敗を分けるストラテジーカードゲームです。チャンピオン(キャラクター)を選び、それぞれが独自のスタイルや戦略的な優位性を持つ異なる地域のカードを組み合わせ、理想のデッキを構築して戦いに挑みます。
LoRはカードゲームというジャンルの中でも非常にプレイヤーフレンドリーなカード入手システムを採用しており、簡単に欲しいカードを手に入れて、組みたいデッキを組むことができます。プレイヤーはゲームをプレイすることですべてのカードを無料で手に入れることができますが、欲しいカードをすぐに購入することも可能です。カードがランダムに封入されたカードパックを購入する必要はありません。
正式リリースで実装されるエキスパンションセット「迫り来る波濤」では、荒くれ者の海賊たちが住む港街、ビルジウォーターが新地域として登場します。船を丸呑みするほど巨大な怪物たちが支配する大海に、ならず者たちがひしめき合う港…ビルジウォーターにルールが存在するならば、それはただひとつーー奪えるものは何でも奪え。
「迫り来る波濤」では120以上のカードとともに、『リーグ・オブ・レジェンド』でお馴染みのミス・フォーチュン、フィズ、ガングプランクを始めとする11体のチャンピオンが加わります。新たに6種類のカードメカニズムも導入され、さらに奥深いゲームプレイを提供します。
新エキスパンションセット「迫り来る波濤」
「迫り来る波濤(はとう)」は、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』で初となる新カードセットで、パッチ1.0とともにPCとモバイル向けにリリースしました。(※現時点ではLoRは中国とベトナムでは一般リリースされません。)
セット内容
「迫り来る波濤」は一般リリースにあわせて登場する、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』で初の新たなカードセットです! このセットで追加される新地域のビルジウォーターを探索して、新たなカードでデッキを構築しましょう。
危険な港町のビルジウォーターにルールが存在するならば、それはただひとつーー奪えるものは何でも奪え。ここでは荒くれ者の海賊たちが略奪の機会を求めて目を光らせ、詐欺師やごろつきたちが一攫千金のチャンスを付け狙い、深海の怪物たちが前触れもなく現れて船を丸呑みします。
ビルジウォーターデッキには、奇襲で相手の戦略に風穴を開ける様々な選択肢が用意されています。相手が対処できないほどの攻撃を一斉砲撃のように浴びせ、高い火力でギリギリの状況を突破して敵に勝利しましょう。「迫り来る波濤」ではビルジウォーターに加えて以下が追加されます。
120枚以上の新カード
- ビルジウォーターから60枚以上の新カード
- 6つの既存地域から60枚の新カード
11体の新チャンピオン
- ミス・フォーチュン、フィズ、ガングプランク、ツイステッド・フェイト、スウェイン、クインなど
- ビルジウォーターから5体、6つの既存地域からそれぞれ1体
6つの新たなキーワード
- アテューン:このユニットの召喚時、スペルマナを1回復する。
■「アテューン」はスペルマナを1つ増加させるだけの能力ではあるものの、ビルジウォーターデッキと相性のいい低コストのスペルを活用しやすくなります。 - スカウト:各ラウンドで初めて「スカウト」を持つユニットのみでアタックする時、アタックトークンを得る。
■最初にスカウトで攻撃することで、相手の防御を薄くしておくことができます。ミス・フォーチュンなどのカードと組み合わせれば、アタックするたびに相手の体力を削ることも可能です。 - 無防備:敵はこのユニットを選んでブロックさせることができる。
■チャレンジャーの真逆です! 「追撃」を発動させるための道を開けさせるのに有効なほか、敵ユニットを戦闘に引きずり込むためにも使えます。 - 追撃:このラウンド中にあなたが敵のネクサスにダメージを与えていた場合、プレイされた時に効果を発動する。
■「追撃」はビルジウォーターを代表するメカニクスであり、ほとんどのアーキタイプは「追撃」を発動可能にする(敵のネクサスに少量のランダムダメージを与える)か、「追撃」を持ったカードをプレイするようなものになっています。 - ディープ:デッキの残り枚数が15枚以下になると+3|+3を得る。
■サブタイプが「怪獣」のユニットの多くはこのキーワードを持っています。相手の攻撃を遅らせながら「トス」でデッキ内のカードを投げ捨てて「ディープ」を発動させ、深海に棲む怪物たちの力を解き放ちましょう。 - トス:あなたのデッキの下から指定された枚数のカードをゲームから除外する。チャンピオンカードはこの効果の対象にならない。
■「ディープ」を発動させるための主要な手段が「トス」です! 単体ではあまり利点がないため、「ディープ」と「海獣」と組み合わせて使うのがいいでしょう。
新たなカスタマイズアイテム
- 新たなガーディアン2種
■ベイリーとパウダーモンキー - ビルジウォーターをテーマにした新ボード:スロータードック
- 新エモート10種(それぞれコインx190で入手可能)
- カードバック10種
■地域ごとに1種(地域リワードを完了させることで獲得)
■ガレン、ジンクス、ヤスオのカードバック(それぞれコインx490で入手可能)
Jeff Jew(ライアットゲームズ エグゼクティブ・プロデューサー)
「大いに盛り上がったオープンベータを経て『レジェンド・オブ・ルーンテラ』を正式リリースできることを、とても嬉しく思います。私たちはこれまで通り、戦略的でインタラクティブなゲーム性、デッキ構築の幅広さ、そしてチャンピオンが活躍する劇的な瞬間をお届けすべく努力を続けています。まだプレイしたことが無い方も、この機会にぜひLoRの魅力に触れてみてください。ベータ期間中にプレイしてフィードバックを寄せてくれた皆さん、そしてこれからゲームを始めようと考えている皆さんに感謝します。それではルーンテラでお会いしましょう!」
レジェンド・オブ・ルーンテラ
『レジェンド・オブ・ルーンテラ』は、「奥深い戦略性」「カード入手方法の自由度の高さ」「メタの多様性」が特徴の1v1のストラテジーカードゲームです。基本プレイは無料で、課金要素が試合を有利にすることはなく、どのプレイヤーにもフェアでエキサイティングな試合をお楽しみいただけます。隔週の細やかなアップデートと、月に一度のバランス調整を続けていく予定です。
『レジェンド・オブ・ルーンテラ』紹介トレーラー
ライアットゲームズ
2人のゲーマー、マーク・メリルとブランドン・ベックにより『世界一プレイヤーを大事にするゲーム会社』をモットーに2006年に創業。
2009年には、デビュー作『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、プレイヤーとメディアの双方から高い評価を受ける。毎年開催されるLoLの世界大会「リーグ・オブ・レジェンド World Championship(Worlds)」は、世界最大級のeスポーツイベントとして知られる。
LoL10周年となる2019年に『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』や『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』、『VALORANT』など、新しいタイトルの開発やモバイルプラットフォームへの移植、さらにオリジナルアニメシリーズ『Arcane』などを一斉に発表。
ゲームの世界観(ルーンテラ)は音楽やコミックブックなどマルチメディアで展開しています。世界20以上のオフィスに2,500人以上のスタッフが在籍。本社はカリフォルニア州ロサンゼルス。(2020年4月現在)