1990年4月27日 『ファイナルファンタジーIII』発売
いまから30年前の1990年（平成2年）4月27日は、ファミコン用ソフトの『ファイナルファンタジーIII』（以下、『FFIII』）が発売された日。
先日、プレイステーション4で『FFVII リメイク』は発売されたところですが、いまから30年前の1990年4月27日はファミコン最後の『ファイナルファンタジー』新作となる『FFIII』が発売された日でした（その後、1994年に『FFI・II』が発売されていますが、あれはセットになった移植作品ということで）。
ちなみに、そのちょっと前の2月11日には『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』が発売されています。『ドラゴンクエスト』と『ファイナルファンタジー』の新作を立て続けに遊べるなんて、当時の子どもたちは大変うれしかったのではないでしょうか。などど客観的に振り返りましたが、自分もひたすら両作を遊び倒しました。てへ（笑）。
と言うか、ハードがファミコンだった当時は『ファイナルファンタジー』も『ドラゴンクエスト』もほぼ1年のスパンで新作が発売されていたんですよね。なんというハイペース……。当時はスクウェアとエニックスが合併するだなんて夢にも思ってなかったなぁ。
横道に逸れましたが、FFIII』と言えばジョブシステム。初代『FF』にもジョブはありましたが、『FFIII』には多数のジョブがあり、“キャパシティ”を消費することでいつでもジョブチェンジが可能なので、いろいろなジョブを試してみる楽しさがありました。自分は学者やバイキングみたいなマイナー寄りなジョブが好きでした（笑）。
ちなみに『ディシディア ファイナルファンタジー』に参戦している『FFIII』の主人公“オニオンナイト”は彼の最初のジョブである“たまねぎ剣士”から。“専用EXスキル”が“忍者”と“賢者”にジョブチェンジするのは、このふたつが終盤で手に入る強力なジョブだからですね。
自分もご多分に漏れず、ラストダンジョンは忍者・忍者・賢者・賢者のパーティで挑みました！（でも、じつは最終的にいちばん強くなるジョブは“たまねぎ剣士”なんです。知ってました？）。
初めて浮遊大陸を脱出したときに感じた世界の大きさや飛空艇ノーチラスの圧倒的スピード、そしていまでも語り草になるラストダンジョンの長さなど、ワクワクが詰め込まれたRPGでした。
2006年にはニンテンドーDS用にリメイクされ、現在はそのDS版をベースにした移植作品がスマートフォンやPCで楽しむことができます。色褪せない名作なので、ぜひプレイしてみてもらいたいですね。
ちなみに、ファミ通.comでは、『FFIII』のオリジナル開発スタッフである、田中弘道氏と石井浩一氏に『FFIII』の開発秘話を聞くミニインタビューを行いました。こちらもチェックしてください！
