ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2020年4月12日、同社に勤務する従業員1名に、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを公式サイトで発表した。

 罹患した従業員は、4月9日にPCR検査を受け、4月11日に陽性と判明。今回の発表時点では、新たな感染や感染が疑われる従業員は発生しておらず、保健所から提示された基準に基づく濃厚接触者も確認されていないとアナウンスしている。

 なお、同社ではすでにテレワークを導入しており、オフィスへの出社が原則禁止に。今回の罹患者も発症前から出社していないという。

新型コロナウイルス感染者の発生について

 4月11日(土)、当社(東京都港区港南1丁目6番27号)に勤務する男性従業員1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

 当該従業員は4月1日(水)に喉痛・微熱の症状があり、医療機関に相談の上、自宅療養を続けておりましたが、症状が改善しないことから、4月9日(木)にPCR検査を受け、11日(土)に陽性と判明しました。現時点では、当社において新たな感染や感染が疑われる従業員は発生しておらず、また、管轄保健所から提示された基準に基づく濃厚接触者も確認されておりません。

 当社は、新型コロナウイルス拡大防止に向けて、1月末より手洗いうがいの呼びかけ、海外渡航禁止、時差通勤の推奨など諸対策を講じ、従業員の安全・健康確保に努めてまいりました。この一環としてテレワークを導入のうえ、既にオフィスへの入構を原則禁止しており、当該従業員も発症前から出社いたしておりません。なお、当該従業員が従事しているフロア等は既に閉鎖し、管轄保健所の指針に従いオフィスの消毒等の必要な措置を実施いたします。

 今後も社内外への感染拡大抑止と従業員やパートナー各社様の安全・健康確保を最優先に、政府の方針に基づき、迅速に対応方針を決定し実行してまいります。

出典:ソニー・インタラクティブエンタテインメント公式サイト/ニュースリリース