インドネシアのインディーゲームスタジオMojiken Studioが、新作アドベンチャーゲーム『A Space For The Unbound』のPC英語版プロローグをSteamで無料配信中だ。

 本作の舞台は1990年代後半のインドネシア。自分たちの物語を書き上げようと頑張るひと組の少年少女と、人の精神にダイブできる能力を持つ一冊の魔法の本を中心に、彼らの冒険が描かれる。

 プロローグは物語の発端部分を収録した20分前後の内容となっているものの、美しいドット絵で描かれるどこか懐かしいリラックスした雰囲気の田舎の風景や、そこに染み渡るようなサウンド、そして沁みるファンタジーの予感などをしっかり味わえるのではないかと思う。

 本作のパブリッシングを予定しているのは、Mojiken Studioと同じくインドネシア系のToge Productions。同社のアドベンチャーゲーム『コーヒートーク』はコーラス・ワールドワイドによるローカライズと国内展開が行われたが、本作もどこか扱ってくれないものだろうか。

ドット絵ADV『A Space For The Unbound』PC英語版プロローグが無料配信中。少年少女と一冊の魔法の本が織りなす冒険を描く_01
イラストがもうなんかいろいろと良すぎ。
ドット絵ADV『A Space For The Unbound』PC英語版プロローグが無料配信中。少年少女と一冊の魔法の本が織りなす冒険を描く_03
高校生のAtmaとRayaは、自分たちの物語を書き上げようと奮闘する。
ドット絵ADV『A Space For The Unbound』PC英語版プロローグが無料配信中。少年少女と一冊の魔法の本が織りなす冒険を描く_02
魔法の赤い本の能力を使うと、人の精神世界に入ることができる。