アトラス×ヴァニラウェアの黄金タッグが放つ、『十三機兵防衛圏』が2019年11月28日、ついに発売日を迎えた。

 本作はアドベンチャーパートの“追想編”、バトルパートの“崩壊編”、アーカイブパートの“究明編”の3つを紐解きながら進めていくゲーム。本記事ではおもに、追想編と崩壊編をうまく進めるコツを伝授しよう。

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『十三機兵防衛圏』攻略ガイド/戦闘に勝利するポイント、うまく進めるコツ、クラウドシンクの使い方を伝授_01
『十三機兵防衛圏』攻略ガイド/戦闘に勝利するポイント、うまく進めるコツ、クラウドシンクの使い方を伝授_02

追想編

 特徴的なシステム“クラウドシンク”を駆使して、13人の主人公たちの視点から、事件の真相や謎を追う追想編では、自身でさまざまなものにコンタクトしながら物語を進めていく。基本的に難しい場所はないが、分岐がわからなくなった場合の解決法や、便利なシステムを解説しよう。

クラウドシンクアイコンを確認しよう

 何をしていいのかわからず、物語が進まなくなってしまったら、画面右上のクラウドシンクアイコンを確認しよう。アイコンによって、そのシーンごとに用意されているクラウドシンクの数が把握できる。青色の△のアイコンは、クラウドシンクで主人公が物事について新たな考えを思いついたことを表すアイコンだ。

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 □の緑色のアイコンが点灯しているときは、ゲーム進行に関わる重要なキーワードがある証。青色アイコンと並んでいる場合は、主人公の考えから物語が進んだり、またはクラウドシンクのキーワードが取得できる。点灯している場合は、すべてのキーワードを試してみるといい。

 2段目にもアイコンが表示された場合は、ほかの人にアプローチする、または場所や物にクラウドシンクを使用するとゲームを進行できる。キーワードをほかのものに使用できる場合は、その地点、人物の上に△ボタンのアイコンが表示されるので、近づいてみよう。赤色アイコンの点灯が消えるまで、キーワードをすべて試すといいだろう。

行動で分岐が変わる場合もアリ

 クラウドシンクだけでなく、どこに移動したか、どのタイミングで人に話し掛けたのかなど、行動によってルートが分岐することもある。

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 もし失敗してしまっても、基本的にはつぎの日に移行し、再度同じようなシチュエーションになる(ゲームオーバーにはならない)。その1日がループしてしまったら、ほかの行動を試してみるといいだろう。

 とくに冬坂のシナリオは、日常会話中のタイミングで分岐するという特殊な物語なので難しいが、画面左上にトークテーマが表示される場合があるので、それを参考に試行錯誤するといい。

ルートマップをヒントにしよう

 ルートを開拓するヒントは、ルートマップにある。ルートマップには各主人公が現在、どれくらいのルートに分岐するのか、そしてどのルートで新しいキーワードを手に入れられるのかが表示される。

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 物語が進まなくなってしまったら、ほかのルートがある可能性が高いので、ルートマップをまず確認しよう。ルートが1本道の場合もあるので、その場合は上記ふたつのように、クラウドシンクか行動をすべて試すといい。

 また、一部のルートにはルート分岐のためのヒントが書かれていることもある。ゲーム進行で詰まったときは、目指したいルートへカーソルを合わせてヒントを見てみよう。

スキップ機能は超便利

 さて、これらのように、本作はさまざまな行動を試しながら物語を進めることになるので、同じ文章を再度読まなくてはならない場合もある。その際は、スキップ(R1ボタン)を押すことで、既読スキップが可能だ。1度読んだ文章だけスキップしてくれるので、スムーズにいろいろな行動を再挑戦でき、非常に便利。

 さらに、特定のタイミングによる行動が鍵となるシーンでは、そのタイミングが来るまで待機しなくてはならないこともあるのだが、スキップボタンは文章だけでなく、時間の流れも早めてくれるので、そのタイミングへすぐに到達できるというわけ。待機に時間を掛けたくない場合はぜひ活用しよう。

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スキップ中はうっすら早送り中のようなエフェクトになる

崩壊編

 バトルパートの崩壊編。スタイル選択(いわゆる難易度のようなもの)が可能で、カジュアルで挑めば物語のジャマにならない程度に難度が下がるので、シミュレーションゲームが苦手な人はカジュアルで遊ぶのがオススメだ。以下のコツは、基本的にノーマル以上の難度での解説となっている。

機兵のタイプをステージに合わせよう

 ステージ(ウェーブ)挑戦前には、そのステージに関する情報が表示される。たとえば浮遊型の敵が大量に出現するステージの場合、空中への攻撃を持たない第一世代機兵はさほど活躍できないが、対空が得意な第三世代機兵や第四世代機兵は活躍しやすいということ。

 反面、大型の敵が大量に出現する場合は、強力な一撃を放てる第一世代機兵、第二世代機兵が活躍しやすい。出撃前にしっかりと情報を確認して、出撃メンバーを選ぶべし。

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重要なのは第一世代、第三世代機兵

 13機の中で、怪獣の撃破にとくに役立ってくれるのが第一世代機兵と、第三世代機兵。そのため、この2種類の機兵に搭乗するキャラクターを中心に、出撃メンバーを選ぶのがオススメだ。

 第一世代機兵は、近接攻撃が得意なパワー型。リーチは短いが1発が重く、敵のシールドを貫通する攻撃もあるので、巨大でHPの多い敵を破壊するのに向いている。その代わり、範囲攻撃は苦手なので大量の敵を相手にするのは難しい。

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 第三世代機兵は遠距離特化型で、移動速度はかなり遅い。攻撃力もやや低めだが、その代わり攻撃範囲が広く、遠くの敵の狙い撃ちも可能。小型の敵がワラワラと出現するステージも多く、大量の敵を相手にする場合は第三世代機兵で一網打尽にしてしまおう。

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 上記の通り、第一世代機兵と第三世代機兵は性能がハッキリと分かれていて、大型には第一機兵、小型には第三世代機兵と、状況に合わせやすいのがポイント。その隙間を埋めるように、万能型でさまざまな状況に対処しやすい第二世代機兵、ほかの機兵をサポートできる飛行支援型の第四世代機兵を運用すると、ステージを攻略しやすい。

危なくなったらターミナルコマンド

 突然の増援や、予想外の展開により敵にターミナル、または機兵が囲まれてしまった場合などは、ターミナルコマンドから“位相プラズマE.M.P”を発動しよう。

 “位相プラズマE.M.P”は威力はそこそこのマップ全体攻撃で、小さな敵の大群などを一掃してくれる。ポイントは、大きく敵を吹き飛ばす効果により遠くへ敵を離せるので、囲まれた状況から脱出できること。さらに、浮遊する敵を一定時間地上に叩き落せるので、第一世代機兵などでも浮遊型の敵を叩きやすいというメリットがある。

 ただし、“位相プラズマE.M.P”はメタゲージが最大まで溜まっていないと発動できないほか、ターミナルを強化しておかないと発動回数は1回のみ。ここぞという切り札として活用しよう。

メタチップで強化すべし

 機兵の強化(エリア2・ウェーブ1クリアーで開放)や、機兵・ターミナルの武装を開放&強化するには、“メタチップ”というポイントが必要だ。上記の通り、主力として運用しやすい第一世代機兵と第三世代機兵をメインに強化すると、効果が高い。もちろん、お気に入りのパイロットが乗る機兵を強化するのもいいだろう。

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 メタチップは、基本的にバトルをクリアーするたびに得られるが、追想編のルートクリアーでも取得可能だ。なので、追想編でバトルがシナリオの開放条件になるまで進めておけば、部隊を大幅に強化した状態でバトルに挑める。

 一気にクリアーしてからバトルに挑むか、交互に遊びながらゆっくり楽しむのか、自身のプレイスタイルに合わせて遊んでいこう。

ステージ周回でパイロット育成

 各ステージはクリアー後も何度も再挑戦できるので、上記のメタチップ稼ぎに使えるだけでなく、未達成のミッションをクリアーするためや、パイロットの経験値稼ぎにも使える。

 パイロットはレベルが上がると、各パイロット固有のスキルを覚えていき、さまざまな特色を持つようになるので、ステージがどうしてもクリアーできない場合は、クリアー済みのステージを周回して機兵やパイロットを強化してから再挑戦してみよう。