2019年11月23日、竹芝ニューピアホールにて、“DEAD OR ALIVE FESTIVAL 2019”(“DOAFES2019”)が開催されました。
本イベントは、対戦格闘ゲーム『デッド オア アライブ 6』(以下、『DOA6』)と、バカンスゲーム『デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナスバケーション』(以下、『DOAXVV』)混合で開催された、『DOA』シリーズの祭典。去年は『DOA5 ラスト ラウンド』を締めくくる内容でしたが、今年は『DOA6』に移り変わってから初の開催となります。本記事では、その会場の熱気をお届けいたしましょう!
メインホールには物販や展示物が!
ステージ前のメインホールには、『DOA』シリーズのキャラクターが描かれた特大バナーや、コンテストに使用されたパネルがズラリ。グッズの物販もおこなわれていたほか、『DOA6』より参戦した新キャラクター・NiCOのフィギュアの原型が展示されていました。
また、ファンの方々が自由にメッセージやイラストを描き込める、“DOAFES”恒例のメッセージボードも設置されており、中には開発陣や関係者たちからのメッセージもちらほら!
『DOAXVV』は8K撮影やリアルガチャも!
さて、まずは『DOAXVV』の部分をリポート。ステージホールには『DOAXVV』に登場する女の子たちの特大バナーが展示されていたほか、これまで登場したSSR水着のブロマイドを、どどーんと壁一面に披露! さらに、フォトコンテスト受賞作品の公開もおこなわれていました。
また、今回“リアルタイムフォトコンテスト”と称して、特別に8K解像度に対応しているほか、すべての水着&アクセサリーを使用できる専用クライアントが設置されており、超美麗なグラビア撮影を楽しめました。なお、コンテストといっても賞品などはないそうです。
さらに、今回“推しの女の子”の特大バナーを撮影してTwitterに投稿すると、公式生放送などでおなじみのリアルガチャに挑戦可能! ガチャの中身は、ゲーム内アイテムのほか、みさき役・津田美波さんと、公式漫画を描いている津々巳あや先生のサインなど、超豪華なラインアップなのです!
ほのか役・野中藍さん、たまき役・大西沙織さん登場!
朝早くからさまざまなステージイベントがおこなわれましたが、先に『DOAXVV』公式生放送出張版第2弾の模様をお届けしましょう。本ステージには、公式生放送でもおなじみの織永さわさんがMCを務め、ゲストとしてほのか役・野中藍さん、たまき役・大西沙織さんが登場し、トークや最新情報などを披露しました。
前回の生放送にて、オーナーさん(プレイヤーのこと)たちがどんなプレイをしているのかなど、開発のデータが公開されました。まずはその続きのデータを公開するコーナーへ。とくに本作オリジナルキャラクターの“みさき”の人気の高さを改めて感じるデータとなっていました。
続いては、野中さんと大西さんがクイズに答えるコーナー。野中さんと大西さんは本作をプレイしていないので、演じた際の記憶などを頼りにクイズに答えていきます。また、会場のオーナーさんに答えを聞けたりと、お助けもアリ。手助けなどもあり、おふたりはみごと全問正解! 賞品として、オーナー全員に10連ガチャ1回ぶん+αほどのVVストーンが配布されました。
野中さんと大西さんが、映像に合わせて生アフレコをするコーナーも。2周年を記念して、ふたりが感謝の気持ちを述べるというエピソードなのですが、内容は愛の告白にも似た甘~いセリフ。会場のオーナーさんたちもウットリの様子でした。
おつぎは作田Dが登場し、アップデートに関する最新情報公開コーナー。こちらはステージ終了後から実装されたものばかりですので、すでに体験可能なものが多いです!
最後には、発表されたアップデートが反映された状態のクライアントで、野中さんと大西さんが実際に撮影を楽しむコーナーや、お馴染みのリアルガチャ(不正だらけ!)も実施し、『DOAXVV』ステージは終了となりました。
作田Dにミニインタビュー
さて、ステージ終了後に作田ディレクターへ、2周年を迎えた感想などをお聞きしました!
――2周年おめでとうございます。今年の“DOAFES2019”はいかがでしたか?
作田 緊張しました(苦笑)。いつも以上に盛り上がっていたなと言いますか、難しいクイズにもオーナーの皆さんがしっかり答えてくださったりしていて。オーナーさんの熱気を肌で感じられて、よりいっそうがんばらないといけないなと思いました。
――大きなアップデートでは、まずカジノが追加となりましたね。
作田 ようやく追加できました。モニカが登場した時点で、おそらく気づかれていた人も多いかと思いますが、最初からモニカの水着がガチャに再登場(無償VVストーンで引けるもの)する際に、追加しようと決めていたんです。これはモニカに合わせた、というのがひとつのポイントですが、撮影だけを楽しみたいプレイヤーに長く遊んでもらうための狙いもあります。SSR水着が手に入らなかったので、じゃあ今回のイベントは参加しない、という人も少なくありません。そういった人たちも撮影用アイテムを集めるのであれば、コツコツ遊んでくれるのではないかと。
――確かに、プレイヤー扇子といった小道具や表情変更はうれしいところです。しかし、バナナはド直球ですね!
作田 『DOAXVV』ですから(笑)。
――納得のひとことです(笑)。『DOAX3』などでも、カジノでブラックジャックといったゲームを遊べましたが、女の子たちはアイコンでの登場でしたよね。しっかり女の子たちの3Dモデルが周囲にいる状態で遊べるというのも、『DOAXVV』らしい要素だと思いました。
作田 やはりただチップを稼ぐ、というゲームになると『DOAXVV』らしくありません。毎週開催しているイベントを周回する中で、本当にまったりと遊べるものにしました。スタッフたちにはとにかく“女の子と楽しい時間を過ごせる時間を作る”ことを優先するように伝えながら制作に臨みました。調整スタッフからはテンポを速くしたいという声もあがるのですが、そもそもカジノで長く遊んでもらおうと思っていないんです。どうしてもオンラインゲームですので、女の子たちの強さなどに結びつけたくなる要素ですが、本当にまったりと遊びながら、写真撮影に使えるアイテムが手に入れるような立ち位置にしました。
――デザインコンテストでキュート部門を受賞した水着は、どのような理由で選ばれたのでしょうか?
作田 いろいろなデザインを送っていただいて、本当に迷いました。最初から決めていたのは、ガチャにはしないことでした。推しの女の子に着てほしいからデザインされたと思います。そして、オーナーの皆さんは全員に着てもらいたいですよね。ですから、誰に着せても似合うデザインが求められました。ほかにもたくさんカワイイ水着があったのですが、たとえば「これはマリーには似合わないかも……」というような場合もあったんです。そこを整理していくと、今回選んだ水着はどの女の子に着せてもキュートに見える! という理由で選ばせていただきました。
――では、セクシー部門の水着も同じ理由で?
作田 いえ! そこは『DOAXVV』ですから、セクシー部門で無難なものを選んだら、オーナーの皆さんに怒られてしまうと思って、可能な限りとびきりセクシーなものを選びました(笑)。セクシーかつ、上品さを兼ね備えたものを登場させる、というのが一貫した本作のコンセプトですから。
――じ、上品……? 上品……? ご、ごほん。ちなみにこの水着は期間限定販売ですか?
作田 今後いつでも買えますよ。ですので、急いで買わなくても、1パックずつなど、今後ゆっくりゆっくり購入するのがオススメです。通常の10連ガチャを引くよりもお得な、トレンドコーデガチャチケットが10枚付属していますから、欲しい水着が登場した際に買うのもいいと思います。
――それはいいですね!
作田 あと、ステージでは発表しませんでしたが、じつはVIPショップにゲストポイントショップを追加しました。現在はVIPポイントに変換できるだけなのですが、今後いろいろなアイテムを買えるようにします。
――おお! それも待望の機能ですね。また、会場には8K対応のクライアントも登場しましたが、これは今後『DOAXVV』に対応するんでしょうか?
作田 いやぁ、どうしましょうか(笑)。4K解像度はすでに遊んでいる人もいると思ったので、じゃあ8Kにしようと軽い感じで決めたのですが、じつは思ったよりも大変でした。作業自体はさほど苦労はしませんでしたが、極限レベルのPCを用意しても、それでも性能が足りないなんてこともあったりして。そして、イベントでの披露はカンタンですが、これをサービス中のものに実装してしまうと、今後8K解像度のグラフィックまでサポートしなくてはいけません。ほんのひと握りの方々のためにそこまでコストを掛けられるかというと、正直難しいのかなと。ただ、強い要望が募れば可能性はあると思います。
――なるほど。では最後に、オーナーの皆さんへメッセージをどうぞ!
作田 発表したもの以外にも、オーナーの皆さんからいただいた要望にはどんどん応えていきます。少しずつにはなりますが、すべてのオーナーが楽しめる島にいたします。また、3年目の目標は“サプライズ”です。より驚いてもらえるような仕掛けを、どんどんやっていきますよ。