任天堂が発売したNintendo Switchの新モデルと携帯モード特化のNintendo Switch Liteの特徴をまとめて紹介する。
新型Nintendo Switchの特徴
新モデルのNintendo Switchの大きな特徴としては、バッテリー駆動時間が長くなったことが挙げられる。現行モデルでは、ソフトによって約2.5時間から約6.5時間だったのが、新モデルでは約4.5時間から約9時間となっている。価格は現行モデルと変わらず、29980円[税抜]。
なお、『ドラゴンクエストXI S』(9月27日発売)と『ディズニー ツムツム フェスティバル』(10月10日発売)の本体セットについても、新モデルの本体が同梱される。
通常のスイッチとライトの違いは?
Nintendo Switch Liteの価格は19980円[税抜]。携帯モード特化のモデルということもあり、通常のNintendo Switchとは仕様が大きく異なっている。2モデルの違いについては、以下の通り。
対応しているプレイモード
- Switch:TVモード、テーブルモード、携帯モード
- Switch Lite:携帯モード
遊べるソフト
- Switch:すべてのNintendo Switchソフト
- Switch Lite:携帯モードに対応したすべてのNintendo Switchソフト(※詳細は後述)
Joy-Con(コントローラー)
- Switch:1セット付属(付属のJoy-ConでHD振動やモーションIRカメラを使用したゲームを遊ぶことができる)
- Switch Lite:付属していない(振動機能とモーションIRカメラを使用したゲームを遊ぶには別途Joy-Conを用意する必要がある)
Nintendo Switch ドック(テレビに表示)
- Switch:“Nintendo Switchドック”が1台付属。HDMIケーブルで接続すれば、テレビでゲームを楽しむことができる。
- Switch Lite:“Nintendo Switchドック”非対応。テレビでゲームを楽しむことはできない。
サイズ
- Switch:縦:102mm、横:239mm、厚さ:13.9mm(※Joy-Con取り付け時。※アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは28.4mm)
- Switch Lite:縦:91.1mm、横:208mm、厚さ:13.9mm(※アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは28.4mm)
重さ
- Switch:約398g(Joy-Con取り付け時)
- Switch Lite:約275g
画面の大きさ
- Switch:6.2インチ(画面解像度:1280×720ピクセル)
- Switch Lite:5.5インチ(画面解像度:1280×720ピクセル)
バッテリー持続時間
- Switch(従来型):約2.5~6.5時間(遊ぶソフトによって持続時間が変わり、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約3時間。あくまで目安であり、使用状況によって、短くなることがある)
- Switch(新型):約4.5~9.0時間(遊ぶソフトによって持続時間が変わり、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約5.5時間。あくまで目安であり、使用状況によって、短くなることがある)
- Switch Lite:約3.0~7.0時間(遊ぶソフトによって持続時間が変わり、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約4時間。あくまで目安であり、使用状況によって、短くなることがある)
Joy-Conを所持していない場合、Switch Liteで遊び方が制限される任天堂タイトル
Nintendo Switch Liteでは、携帯モードに対応したすべてのNintendo Switchソフトをプレイ可能だが、Joy-Conの機能(HD振動、モーションIRカメラ、Joy-Con内蔵のモーションセンサー)を利用するソフトについては、Joy-Conを所持していない場合、遊びかたが制限されることもある。制限される任天堂タイトルは、以下の通り。
マリオテニス エース
- Joy-Conを振って直感的な操作が可能な“スイング操作”に対応していないため、“スイング操作”が必要になる一部のモードをプレイいただけません。
いっしょにチョキッと スニッパーズ
- PARTYモードとBATTLEモードは、Joy-Conなど追加のコントローラーを2つ接続し、2人以上でプレイしないと遊べません。
いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス
- PARTYモードとBATTLEモードは、Joy-Conなど追加のコントローラーを2つ接続し、2人以上でプレイしないと遊べません。
※Nintendo Switch LiteにはJoy-Conを充電する機能がないため、Joy-Con充電グリップなどのJoy-Conを充電する機器が必要。
Joy-ConとJoy-Con充電グリップを購入するとプレイ可能となる任天堂タイトル
携帯モードに対応していないソフトでも、別途Joy-ConとJoy-Con充電グリップを購入することで、プレイ可能となるソフトも存在する。対象の任天堂タイトルは、以下の通り。
スーパー マリオパーティ
- 収録されているミニゲームのうち、2台のNintendo Switch本体をつなげて遊ぶ“バナならべ”、“ドッカン戦車デラックス”、“ブロックパズル”については、Nintendo Switch Liteの形状がゲームに対応していないため、本来のゲーム体験と異なります。
- ただし、“ドッカン戦車デラックス”、“ブロックパズル”については、2台の本体をつなげず、1台の本体だけで遊ぶことも可能です。1台の本体だけで遊んだ場合は通常どおりプレイいただけます。
1-2-Switch(ワンツースイッチ)
Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(バラエティキット)
- 『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』に含まれる5種類のToy-Conのうち“つり”、“バイク”、“ピアノ”、“おうち”についてはToy-ConにNintendo Switch Lite本体をセットできないため、本来のゲーム体験と異なります。
Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit(ロボットキット)
Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit(ドライブキット)
- 『Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit』に含まれる“画面スタンド”は、Nintendo Switch Lite本体をセットできないため、使用できません。
なお、ファミ通.comでは2台目のSwitchを購入したときのセーブデータの移動など、注意点をまとめた記事を公開しているので、そちらも参考にしてほしい。