ドイツのケルンで開催中のgamescomに先駆けて披露された、Kojima Productionsの新作『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)の3本のキャラクター紹介動画がYouTubeで公開中だ。

 まず“Ludens Fan”編は6分ほどのゲームプレイ映像になっており、主人公サム(ノーマン・リーダス)が睡眠から起きて立ちションするという話題のシーンに始まり、“Ludens Fan”なる人物とのやり取りを中心に、ちょっとずつゲームプレイ要素が隠されているというもの。

 ちなみに立ちション要素は周囲に人がいない時にのみ発動可能で、いたしている最中にカメラを回しても秘部は見えない模様。一方でプレゼン中には、「武器にもなる」とか、(映像で立ちションした後にキノコが生えてきたように)さまざまなプレイヤーがオシッコすることで何かいいことが起こるといった気になるコメントもあった。

 Ludens Fanは同スタジオのシンボルキャラクターのルーデンスのファンであるという人物で、姿はこの動画が公開されたイベント“Opening Night Live”の主催者でもあるGeoff Keighley氏のもの(声は別)。サムがアメリカ東部から西へと旅を続けていく中で、彼のような“プレッパーズ”と呼ばれる単独で暮らす人々に出会っていくという。

 またここでは、紛失荷物の返却をする輸送人としての仕事に加えて、“カイラル・ネットワーク”へのアクセスを助けることでアメリカを繋ぎ直すというもうひとつの仕事をしているのも見られる。

 ラストでは斜面ですっ転んでしまったことで泣き出したブリッジ・ベイビーをあやして泣き止ませるという要素も。なお斜面を降りる時のバランスはL2とR2のホールド具合で取るようだ。

 “ママー”編と“ブリッジ・ベイビー”編は、それぞれのキャラクターの背景が説明されるカットシーンをフィーチャーしたもの。

 マーガレット・クアリーが演じるママー(日本語音声は坂本真綾)は、“あの世”に生まれてしまった赤ちゃんとへその緒で繋がりながら生活をしているという女性。その赤ちゃんが“BT”だと思ったサムとの反応の違いが対照的だ。

 そしてブリッジ・ベイビー(BB)編には、ギレルモ・デル・トロ監督演じるデッドマンも登場。

 サムが“あの世”と繋がったBBと繋がることでBTを見られるようになること、そしてBBが入っているポッドは“スティルマザー”と呼ばれる母親の子宮を模していること、両者の状態をシンクロさせるアップデートが定期的に必要なこと、過去に一年以上動作したBBはいないこと……など、デッドマンによってBBの機能が明かされるシーンとなっている。