2019年8月3～4日にかけて、千葉・幕張メッセで開催された『Fate/Grand Order』（FGO）のメモリアルイベント“FGO Fes. 2019 ～カルデアパーク～”。本稿では、会場のグランドキャッスルステージにて行われた“FGO バラエティトークステージ Day2”の模様をお届けする。
このイベントステージでは、赤羽根健治さん（カドック・ゼムルプス役）、大久保瑠美さん（エリザベート・バートリー役など）、佐藤聡美さん（ミドラーシュのキャスター役）、古川 慎さん（アキレウス役）、悠木 碧さん（沖田総司役など）といった豪華声優陣が集合した。
司会に促されてステージに集まるや否や、2日間に渡る“FGOフェス”も終盤ということもあり、出展物やアトラクションの感想で大盛り上がり！
3Dアニメーションで表現されたエリザベートは受肉している、LINEグループ“Fate/Grand Otaku”に佐藤さんが誘われる、午前のステージ“Quiz!! FGO!”で赤羽根さんが魅せたミラクルがTwitterのトレンドに上がっていた、などの話題が飛び交う混沌とした状態でのイベントスタートとなった。
第2部 開発ディレクター・カノウヨシキ氏に意見よ届け！ “マスター有識者会議!!”
イベントの進行をそっちのけで雑談する面々を抑えて、なんとか今回の本題である“マスター有識者会議!!”のコーナーへ。これは、提示されたテーマに対して出演者全員で話し合い、1つの共通意見を決めるという企画。採択された結果は、第2部 開発ディレクターのカノウヨシキ氏に伝えられるということで、数少ない直談判の機会として出演者もココぞとばかりに団結していた。
＜テーマ1＞素材を100個もらえるなら、何を選ぶ？
このテーマが表示されてすぐに赤羽根さんが聖晶石と答えるが、さすがにそれは再臨素材ではないということで残念ながらNGに。
悠木さんからはカルナ等で大量消費した英雄の証、大久保さんからは最新素材の真理の卵などの意見が飛び交うも、最終的に古川さんが伝承結晶を提案したことで出演者全員が納得。テーマ1の共通意見は、“伝承結晶100個をカノウさんに要求する”に決定した。
＜テーマ2＞新モーション＆新宝具演出を見られるとしたら、どのサーヴァントを選ぶ？
このテーマでは、すかさず佐藤さんが推しのガウェインを提案。悠木さんは、最近カルナに改修が入って満足しているそうで、多くの人が何度も見ているであろうアーラシュをよりかっこよく、より短く改修してもらえたらと希望を語った。
ほかにも、一度改修済みではあるがアルトリア・ペンドラゴン（セイバー）やギルガメッシュ（アーチャー）も再度……などの意見が。しかし、それぞれの希望が強すぎた結果、最終的にじゃんけんで共通意見を決めることになり、悠木さんの“アーラシュ”が選ばれた。
＜テーマ3＞新規スピンオフのストーリーをフルボイスで見られるとしたら、どのサーヴァントを選ぶ？
ここでも佐藤さんの愛が爆発し、ガウェインを猛プッシュ。また、大久保さんが“サバフェス”をフルボイスで見たいという要望から、各々が好きな過去イベントのフルボイス化を提案するも、テーマに沿っていないということで取り下げられることになり、最終的に最初から佐藤さんが推し続けた“ガウェイン”に決定。
さらに、佐藤さんの中では、すでに“ガウェインの1日”というタイトルまで付けられており、制作の際には自分に監修させてほしいと依頼していた。
＜テーマ4＞新たな霊衣開放は、どのサーヴァントでどんな衣装がいい？
まずはどんな霊衣にするかを決めることになり、大久保さんが浴衣を提案。ガウェインに着せたい、女性サーヴァントの浴衣姿が……などの妄想が語られるなか、会場のルルハワエリアに展示されていた巨大なイヴァン雷帝のスタンディを見た赤羽根さんが、浴衣を着たイヴァン雷帝を見たいと話したことで状況は一変。
大きすぎて布がいっぱい必要になりそう、それを集めるイベントにすればいいなどとスケールがどんどん大きくなっていったことで、イヴァン雷帝の浴衣が不動のものに。ということで、テーマ4は“イヴァン雷帝に浴衣を着せる”に決定した。
＜テーマ5＞5周年は、こんなイベントをやってほしい！（ゲーム内外問わず）
昨年の“世界を巡る旅”、今年の“テーマパーク”に引き続き、1年後の『FGO』5周年ではどういうイベントを催してほしいかを考えることに。最初にあがったアイデアは、悠木さん発案の“病院”。最初は白衣を着たサーヴァントが見たいという理由だったが、セイバーは執刀医、ランサーは注射が上手いなど、クラスごとに役割ができあがっていた。なお、パラケルススに当たったらゲームオーバーとのこと。
次にあがったのが、佐藤さんの“動物園”。概念礼装“ままのみみ”のような、擬獣化したサーヴァントが観客を出迎えるというシチュエーションに、獣フェチな悠木さんが食いつき、病院案を捨てて動物園に乗り換える宣言も飛び出した。
ほかにも、すべてを内包した“街づくり”、果てはテーマ4を引き継いでの“イヴァン雷帝の布集め”といったアイデアまで登場。しかし、案は出ても出演者たちだけでは絞り込めず、最終的に観客の拍手で決めることに。その結果、テーマ5の共通意見は“イヴァン雷帝の布集め”に決定！ 出演者から開発陣に対しての“やれるもんならやってみろという挑戦”を叩きつけたところで、2日目のバラエティトークのステージは締め括りとなった。
