ブラジルのインディーゲーム開発者ダニーロ・ディアス氏が、新作『Moonrider』の本開発を開始したことを同氏のTwitterで発表した。

 インディースタジオ“JoyMasher”からレトロゲームリスペクトなタイトルを続々とリリースしてきた同氏は、先程『魂斗羅 ザ・ハードコア』や『魂斗羅スピリッツ』、そして『メタルスラッグ』などに影響を受けたオリジナルの2Dアクションシューティング『Blazing Chrome』をリリースし、世界のスキモノを喜ばせたばかり。

 実は『Moonrider』の基礎部分の開発は『Blazing Chrome』と並行して行っており、今回『Blazing Chrome』の修正・アップデートがひと段落したことで、スタッフを増やして本開発に突入ということになったようだ。

あの“ブラジリアン魂斗羅”(風ゲーム)を作ったインディースタジオが、早くも次作『Moonrider』の本開発に突入_07
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 さて本作、メタリックなサイボーグとミュータントのハイブリッド忍者が活躍する、近接重視のアーケードスタイルのアクションゲームとなる。

 今回オマージュを捧げる対象もいろいろと挙げられており、まず世界観ではOVA『ジェノサイバー 虚界の魔獣』や『人造人間ハカイダー』などの1990年代の映像作品のホラー的な雰囲気を目指しつつ、アート面やサウンドのテイストとしてはPCエンジン CD-ROM2世代のそれを参照しているとのこと。

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 そしてゲームプレイの点では、セガの『ザ・スーパー忍II』(メガドライブ)、テクモの『忍者龍剣伝III 黄泉の方船』(ファミコン)、そしてハドソンの『鋼 HAGANE』(スーパーファミコン)と、カプコンの『ロックマンX』シリーズなどにインスパイアされたものとなっているそう。

 発表ツイートで公開されている動画を見れば、斬撃技や壁への張り付き、そして回転ジャンプからの飛び蹴りなどからいろいろと察する人もいるだろう。

 なお現状では本作の対応プラットフォームや発売時期などは未定。

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