日本インディペンデント・ゲーム協会(略称JIGA)は、2019年6月1日、2日に開催予定のBitSummit 7 Spiritsにて新たな取り組みとして、学生向けのクリエイター育成イベントのゲームジャムと、“BitSummitワールドパビリオン”と題した国際的な祭典を行うことを明らかにした。“BitSummitワールドパビリオン”では、飲食ブースで参加国ゆかりのメニューを用意したり、各国のクリエイターが集結しそれぞれの国のインディーゲーム開発事情について対談をする予定だ。第一回の今年は、オランダ、カナダ、クロアチア、シンガポール、台湾、メキシコの6ヵ国が参加する。

 来場者に配られるパンフレットにはスタンプラリーページが設けられており、ブース内で各国のスタンプを集めると景品のイベントオリジナルバッジが入手可能だ。

以下、リリースを引用

 一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(略称JIGA)は、2019年6月1日(土)と2日(日) に京都市勧業館みやこめっせにて開催する、インディーゲームの祭典「BitSummit 7 Spirits(ビットサミット・セブン・スピリッツ)」にて、今年の新たな試みである、学生向けゲームジャムと、ワールドパビリオンの開催について公表しました。

BitSummit 7 Spiritsが新たな試みとして、学生向けゲームジャムと国際的な祭典“BitSummit ワールドパビリオン”を開催_01

学生向けゲームジャムについて

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ゲームジャムでのチームミーティングの様子

 これまでBitSummitでは、インディークリエイターに焦点を当て、主に日本のインディゲームを世界に紹介する目的でイベントを開催して参りました。年々規模も大きくなり、今後はより良いクリエイターの育成にも力を注ぐべきと考え、BitSummit初の学生向けゲームジャムを開催いたしました。このイベントを通して若い有能なクリエイターを発掘し、国内外の多くの関係者にゲームを披露するチャンスを提供して、インディゲーム業界の更なる発展に繋げて行きたいと考えております。

 初のゲームジャムは、2019年5月11日(土)と12日(日)の2日間、京都市北区にある総合地球環境学研究所(略称 地球研)にて実施しました。BitSummit 7 Spiritsのテーマである「多様性」からヒントを得て、ゲームジャムのお題を「混然一体:様々なものが溶け合って一丸となること」と設定し、京都と大阪の大学や専門学校6校から、ゲーム制作を学ぶ総勢52名の学生と、各校の先生方が参加しました。

参加校一覧

  • 立命館大学
  • 京都コンピュータ学院
  • 大阪電気通信大学
  • 京都精華大学
  • 京都造形芸術大学
  • ECCコンピュータ専門学校

 事前に準備した企画書を用いてプランナーがプレゼンテーションを行い、その企画内容に賛同したプログラマーやデザイナーでチームを構成。テーマの「混然一体」に倣い、様々な学校が混ざった8つのチームで、1作品ずつゲームを制作しました。BitSummit 7 Spiritsの本会場では、これら8つのゲームを展示する予定で、来場者は会場にて試遊が可能です。

 次世代のゲームクリエイターに出会う絶好のチャンスですので、ぜひ学生ゲームジャムブースに足をお運びください。また、学生へのインタビューや当日の様子を記録したドキュメンタリー映像を、メインステージにて少しずつ公開予定ですのでお見逃しなく!

ワールドパビリオンについて

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オランダ、カナダ、クロアチア、シンガポール、台湾、メキシコの国旗

 例年BitSummitを開催している『千年の都』京都は、国内有数の歴史ある街でありながら、「世界の人気観光都市ランキング」上位に常にランクインする国際都市でもあります。また、2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博を控えて、日本に世界の注目が集まる中、BitSummitでもささやかながら、「BitSummit ワールドパビリオン」と題した国際的な祭典を開催いたします。

 第一回の今年は、オランダ、カナダ、クロアチア、シンガポール、台湾、メキシコの6ヶ国が参加し、特設のワールドパビリオンブースにて、各国のインディーゲームや行政の取り組みなどを展示いたします。

 受付で来場者に配られる会場パンフレットには、世界地図を背景にしたスタンプラリーのページが設けてあります。会場フロアマップで「WP(ワールドパビリオン)」ブースを探して足を運ぶと、各国のスタッフがパンフレットにスタンプを押してくれます。6ヶ国分全て集めて受付に持って行き、7つめのBitSummitスタンプを押してもらうと、景品のイベントオリジナル缶バッジを手にすることができます。

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スタンプラリーページ

 また、コンプリートしたパンフレットを1階屋外飲食ブースに持って行けば、各店舗につき1回のみ、100円割引のチケットとして利用ができます。飲食ブースには、「BitSummit × ワールドパビリオン」と題した、参加国ゆかりのメニューもいくつかご用意していますので、ぜひ探してみてください。

 6月1日(土)の14時20分からはメインステージにて、「It's an Indie, Indie World After All!」と題したワールドパビリオンのパネルディスカッションを開催いたします。参加各国のクリエイターが集結し、それぞれの国のインディーゲーム開発事情について対談しますので、こちらもご注目ください。

 BitSummitでは今後も、コアなゲームファンの皆さまだけでなく、ご家族連れやカジュアルゲーマーの皆さまにも楽しんでいただけるような、より良いイベントづくりを目指して励んで参ります。当日も会場から最新情報を続々投稿しますので、ぜひBitSummitのTwitterやFacebookをフォローしてください!
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「BitSummit」とは

 BitSummitは、毎年京都で開催される日本最大級のインディーゲームの祭典。「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信していく」という趣旨のもと、2012年後半に発足。2013年、同業者向けの小規模イベントとして開催した初回の来場者は200名ほどだったが、2018年には来場者数1万1千人を超える大きなイベントに成長。今年で7回目の開催を迎え、年々勢いを増している。
BitSummitは世界中のあらゆる大手ゲームWebサイトや、週刊ファミ通、電撃プレイステーション、Games™、EDGEなど国内外のゲーム雑誌で紹介されている。 また、Game Developers Conference、IndieCade、IndieCade East、およびCEDECのパネルディスカッションでも話題の中心となった。

開催概要

前夜祭:BitSummit × The MIX(ビットサミット × ザ・ミックス)
日程:2019年5月31日(金)
時間:18:30 ~ 21:00
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」3階 第3展示場
参加費:無料(ただし関係者および事前登録者のみ)
主催:BitSummit 実行委員会、Media Indie Exchange
共催:KYOTO CMEX
制作:株式会社802メディアワークス

本イベント:BitSummit 7 Spirits(ビットサミット・セブン・スピリッツ)
日程:2019年6月1日(土)/2日(日)
時間:10:00 ~ 17:00
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」3階 第3展示場
入場料:【大人】1DAYパス 2000円、2DAYパス 3000円 ※小学生以下無料、学生半額
主催:BitSummit 実行委員会
● 一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)
(キュー・ゲームス/ピグミースタジオ/スケルトンクルースタジオ/デジタルデベロップメントマネジメント/BlackSheep)
● 京都コンピュータ学院
● 京都府
共催:KYOTO CMEX
制作:株式会社802メディアワークス

問い合わせ先
一般社団法人 日本インディペンデント・ゲーム協会
TEL:06-6210-4188
FAX:06-6210-4739
一般問い合わせ