四半世紀を超える歴史を持つ競馬ゲームのシリーズ最新作『ウイニングポスト9』がいよいよ発売
2019年3月28日に発売を迎えるコーエーテクモゲームスの新作競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト9』。その完成発表会が、発売に1日先駆けて都内にて開催された。
まずは主催者を代表して、コーエーテクモゲームス代表取締役社長、鯉沼久史氏が登壇。あいさつとともに『ウイニングポスト』シリーズと最新作『ウイニングポスト9』について紹介を行った。
続いてプロモーション映像が上映され、ライバル対決や最新データの採用、さらには発売後のアップデートで搭載予定のオンライン対戦といった『ウイニングポスト9』の特徴が迫力のレース映像とともに紹介された。
そしてステージ上には、同作のプロデューサーを務める山口英久氏が登壇。あらためて『ウイニングポスト』シリーズの特徴に関する説明が行われた。『ウイニングポスト』最大の特徴は、プレイヤーを取り巻く人々や愛馬たちとの“人馬の絆”を描き上げるドラマ性。プレイヤーに馬主体験を満喫させることをテーマに作られてきたとのこと。
そして、約5年ぶりのナンバリング最新作となる『ウイニングポスト9』では、“ライバル対決”をフィーチャー。戦いを盛り上げる演出を多く盛り込んだだけでなく、引退後も“繁殖ボーナス”という形で影響を残す大事な要素として組み込んだのだという。そのほか、最高品質のビジュアルや多数の新規要素も採用した力作だと力強く語っていた。
ここでゲストの篠田麻里子さんが登場。かつては競馬番組にもレギュラー出演していたほどで、本作の競走馬レースシーンは「本当に競馬場にいるかのような臨場感がある」と驚きの声を披露。
夢をゲームで先取り体験!?
そしてステージでは篠田さんとのトークセッションへ。
最初のテーマは「篠田さんのライバルは誰だ？」。とくにライバルと意識している“人”はいないが、愛犬のムッシュにはライバル心を抱いているのだそう。というのも、カメラを向けるとどんな時もバッチリな表情を作ってくるため、プロとして負けられないと感じてしまうからなのだとか。一方で、馬も近くで見るとカワイイ瞳をしていて、競馬番組で目を合わせたときはいつもキュンキュンしていたという。
続いて「篠田さんの“絆”は？」との質問には、地元の福岡に帰省すると、どんなに忙しくても篠田さんのために集まってくれるという、友人たちとの友情を挙げていた。思わずほっこりとする場内。
しかし、続いてのテーマは「篠田さんの“血統”は？」という、なかなかに攻めたもの。子どもが生まれたら、どんなところを受け継いでほしいかということだが、それについてはまだ「あんまりないですね」とつれない返事。ただ、最近は両親との“親子だと感じる部分”が増えてきたのだそうだ。
「世界の競馬場、どこ行きたい？」とのテーマには、即答で「ロンシャン競馬場！」と挙げた篠田さん。フランス・パリ郊外にある世界的に有名な競馬場で、世界最高のレース“凱旋門賞”を観るのが夢なのだとか。ロンシャン競馬場ではドレスコードが設けられているので、ファッションも悩みどころだという。しかし「“和”を感じさせる大きな帽子を特注で作って、被っていきたいですね」とさすがのセンスで語っていた。
そして「ゲームでも凱旋門賞に出られるんですよね？ 『ウイニングポスト9』なら競馬場もリアルに再現されているし、まずはゲームでロンシャンを体験してみたいです」と、とびきりの笑顔を見せていた。
発表会はここで終了。最後に篠田さんからファンに向けてコメントが贈られた。「競馬場にいるような臨場感だったり躍動感だったり、すごく迫力のあるカッコいいゲームになっているので、皆さんもぜひ体験していただければと思います」（篠田）。ふだんはゲームをやらないという篠田さんをも惹きつける、リアルなレースシーンを誇る『ウイニングポスト9』。いよいよ明けて2019年3月28日より出走開始となる。
