スクウェア・エニックスより、2019年2月28日(PC版は2019年3月6日)発売予定のプレイステーション4/PC用の“生きること”をテーマにしたサバイバルアクションゲーム『LEFT ALIVE』。初公開となるキャラクターや戦場で生き残るためのテクニックに加えて、オンライン要素、周回要素など、より本作を深く楽しめる要素を公開する。
主人公オリガのストーリー
オリガ・セルゲーヴナ・カリーニナ
Olga Sergeyevna Kalinina
ノヴォスラヴァ市警察の警察官。
かつてはガルモーニヤ軍人だったが、ひとり娘を失うという悲劇を契機に除隊した。
ノヴォスラヴァで頻発する行方不明事件を追う中、郊外のスラムを訪れたオリガは、ひとりの少女ユリアと偶然出会うが、ガルモーニヤ軍の急襲により、はぐれてしまう。
脱出ルートを模索する中でユリアと再会したオリガは失った娘と重ね守ろうとするが少女はそれを拒否し、走り去ってしまう。
ユリアの行方を追うオリガは、少女の不可解な行動の背景に突如勃発した戦争に隠された巨大な陰謀の存在があることを知る──
交差する3人の主人公の運命
3人の主人公――ミハイル、オリガ、レオニードは、それぞれ異なる目的や意識を持ちつつ、ノヴォスラヴァで勃発した戦争に巻き込まれていく。彼らは、やがて、とある新型ヴァンツァーが一連の事件の背後にあることを知るのだが……。
新キャラクター
アンドレイ・ルキヤノヴィチ・ボロディン
Andrey Lukyanovich Borodin
ガルモーニヤ陸軍士官。オリガのガルモーニヤ軍時代の上官。戦闘の混乱に乗じて、連続行方不明事件への関与が疑われる医師ラヴロフを殺害するなど、侵攻作戦の陰で独自に行動しているが、その目的は不明。元部下であるオリガに強い執着を持っており、偶然の再開ののち、執拗にそのあとを追い始める。
ユリア・パヴロヴナ・スミルノワ
Julia Pavlovna Smirnova
ノヴォスラヴァ市街をさまよう孤児の少女。かつてノヴォスラヴァでは、ガルモーニヤ共和国からの離脱を訴える市民による解放運動が盛んに行われており、それに伴って発生した暴動によって両親が死亡。以降は児童福祉施設「等しき家族」に引き取られていた。少女を守ろうとするオリガを何故か拒絶し、戦場をさまよっている。
ヴァンツァー
ジラーニ P3
Zhelaniye P3
ドミトーリ公社製ヴァンツァー。ザーフトラおよび周辺国に多数配備されている。ボディ上面が平面化されており、随伴歩兵を搭載するなどの運用が可能。また脚部の変形機構により、体高を低くして前面投影面積を減らすことができるなど、意欲的な設計が盛り込まれている。
ゲーム進行のテクニック
素早い行動選択で危機を回避
正面から敵と戦うだけが、生き残るための手段ではない。時には回避し、あるいは罠にはめるなどの戦略的な行動によってリスクを減らすことが重要になる。どうしても避けられない戦いのために、手段をどれだけ温存できるかが生存する可能性を高める方法になるだろう。
ガジェットの活用
銃は有効な戦闘に有効な手段だが、本作では銃弾を十分に手に入れられる機会は非常に少ない。そのため、クラフティングで作成できるガジェットの活用が重要になる。多数のガジェットの中から、いくつかの便利なガジェットや使い方を紹介。
索敵センサー
リモート爆発缶
IED地雷&ワイヤートラップ
データベースを閲覧し、有用な情報を得る
データベースではキャラクター達の関係や世界情勢など、さまざまな情報を閲覧できる。本編では語られていないような情報や、『フロントミッション』シリーズ好きはニヤリとする情報も多い。
閲覧可能なデータ
CHARACTER DIAGRAM
キャラクターの相関図を見ることができる。ゲームの進行に合わせ内容が更新されていき、詳しいプロフィールと共に掲載される。こまめにチェックしておくといいだろう。
SURVIVORS
ゲーム中に救出したキャラクターたちの詳細等が記載されており、その人物のバックボーンを知ることができる。
ARCHIVES
ゲーム内の各所でアンロックされる、“アーカイブ”を確認可能。アーカイブを読むことで、ストーリーのバックボーンをさらに深く知ることができる。中には“ガルモーニヤ美女百選”のようなものも。
ENCYCLOPEDIA
国家やメーカー、事件、ヴァンツァーなど、ゲーム内に登場する多数のキーワードが集約されている。こちらも世界観をより深く知り、ストーリーを楽しむ一助となる。
TUTORIALS
チュートリアルが集約されており、ちょっとした役立つ情報なども記載されている。見直していると新たな発見が出来るかも?
取り残された人々の救出
戦場と化した街には、避難できず取り残されている市民や、それぞれの理由で自ら残っている人々がいる。彼らをひとりでも多く救うことが、プレイヤーに提示されるもうひとつの使命だが、限られた物資を消費してでも助けるのか、それとも見捨てるのかは自分の選択次第だ。
ゲームプレイを深める要素
オンライン要素
オンラインに接続していると、マップを“ヒートマップ表示”に切り替えることが可能で、他のプレイヤーがどこで死亡したのかを、把握することができる。多くのプレイヤーが死亡した地点は危険であると推測されるため、避けて通るのが安全だろう。またオンラインプレイ時には、他のプレイヤーが死亡した場所に“戦死者の死体”が一定数配置される。戦死者は希少なアイテムが持っていることがあり、危険を顧みずアイテムを探しに行くのか、その地域を避けて進むのかはプレイヤー次第。ステージ進行の状況や、手持ちの素材・アイテムを見つつ判断しよう。
周回要素
本作には周回要素として“NEW GAME+”がある。“NEW GAME+”ではさまざまな能力を強化し、CHAPTER 01から周回プレイを開始できる。強化できる項目はポイントと引き換えとなるため限られるが、周回を重ね徐々に強くなっていくことで、攻略の幅は広がり、前のプレイでクリアできなかったサブクエスト等もこなしやすくなるはずだ。