3goo(サングー)は、2019年2月14日発売予定のプレイステーション4、Nintendo Switch用ソフト『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』について、本作に収録されるふたつのDLCのひとつ、“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要とトレーラーを公開した。

以下は、メーカーリリースを引用して掲載

2019年2月14日発売『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』 本日12月18日、DLC『モーターヘッド』の収録内容ならびにトレーラーを公開

 株式会社3goo(サングー)(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ディ・コスタンゾ・ニコラ)は、2019年2月14日にPlayStation4ならびにNintendo Switchで発売予定のハック&スラッシュタイプのアクションRPG『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』に収録される2つのDLCの中から、『モーターヘッド(Through The Ages)』の概要ならびにトレーラーを公開致しました。

DLC『モーターヘッド』トレーラー

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_06

 『ヴィクター・ヴラン』は、暗黒の軍勢に陥落したザゴラビアを舞台に、デーモンパワーを有するヴィクターが、ダイナミックなコンバットで並み居る敵を無双する見下ろし視点のアクションRPG。本編『ヴィクター・ヴラン』に加えて2つのDLC『砕けた世界』と『モーターヘッド』を収録しています。

 DLC『モーターヘッド』は、『ヴィクター・ヴラン』と世界最大の轟音を響かせる伝説のロックバンド、モーターヘッドがタッグを組んだアグレッシブかつアナーキーなコンテンツです。新旧のモーターヘッドの音源を13曲も使用し、地図やストーリーライン、衣装、武器、ボスキャラに至る細部にバンドの創作世界が表現され、バンドの歴史と寄り添いながら進行。無数の敵がヘドバン状態となる特殊なデーモンパワーなど、ユニークかつロックな設定が爆音やレミーのダミ声と相まって、プレイヤーはアドレナリンを放出しっぱなし。ハードロックでハードコアなアクションバトルをお楽しみいただけます。

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_07
『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_08

 プロジェクトの経緯 本プロジェクトは、『ヴィクター・ヴラン』制作チームがモーターヘッドの楽曲と本作とに親和性を感じ、バンドへ数曲の楽曲使用をオファーしたところ、フロントマンのレミーの「もっと(曲を)使え」という一言で決定しました。「レミーはプロジェクトの初期段階から参加してくれました。具体的には、使用する武器やベルトのバックルのディテールなどに対してもフィードバックをくれたり、初期のビルドをプレイして、開発チームと意見交換もしてくれました。レミーを失って(2015年12月逝去。享年70歳)、このゲームはモーターヘッドのトリビュートの要素がより色濃くなりました。本作を世界中のモーターヘッドのファンに発表できることを私たちは誇りに思っています」(Wired Production/Neil Broadhead氏)

2019年2月14日発売『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』DLC『モーターヘッド』独自コンテンツ概要

◆地図概要と登場キャラクター
 それぞれ2つから4つのダンジョンを有する3つの地図が存在。DLC独自の武器、伝説のアイテム、デスティニーカードや衣装など、すべてがモーターヘッドのメンバーや作品にインスパイアされたものとなっている。

地図名
大戦の世界

ボスキャラクター
ウォーピッグ

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_02

概要
【世界観】権力に飢えた総統が瞬く間に人々とこの世界を掌握。世界を終わりなき戦争へ放り込み、後に残るのは破壊だけという殺伐とした世界が広がっている。
ロケーション:破滅の心臓部/暴悪の要塞/溶鉱炉/悪魔憑きの地下壕
【ボスキャラ情報】かつて、ザゴラビアの地を訪れたレミーが、この国をどうにかせねばならないという思いから、邪悪な力に対抗する力として残していったバンドのマスコット、スナグルトゥースが、3つの世界で戦闘に没頭するうちに、巨悪の塊「ウォーピッグ」に変貌。レミーの要請を受けたヴィクターはウォー・ピッグとの一騎打ちに出る。

地図名
狂気の荒野

ボスキャラクター
オーガズマトロン

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_03

概要
【世界観】暴虐に取りつかれた牧師が巧みな言葉で素朴な人々の心を揺さぶり、嘘やごまかし、「教え」を疑うことなくリンチを行う暴徒が続出。狂気の荒野と化す。
ロケーション:テルミヌス・エスト/枯れゆく泉/亡者の鉱山/暴風の峡谷
【ボスキャラ情報】ザゴラビアに到着した牧師が従えている悪魔の列車「オーガズマトロン」。開拓地の人々は、犯したこともない罪を悔い改めるか、それとも死ぬかの選択を迫られ、脱出を試みる者はオーガズマトロンに追いつめられることに。

地図名
暗黒時代

ボスキャラクター
呪われし者の女王

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_09

概要
【世界観】「世界征服」という欲望に取り憑かれ、実際にあらゆるものを手中に収めた女王。世界の全ての富は彼女のものとなっていた。
ロケーション:聖杯/叫びの小道/凍炉の洞窟/屠殺小屋/蝕まれた地下室
【ボスキャラ情報】ザゴラビアの王を誘惑し、ザゴラビアの男をすべて城から消してしまった魔性の権化。長きにわたり王座に残り欲望を満たすためにさらなる血を求める。

◆武器ラインアップ
・ギター:複数の敵を攻撃できる遠隔武器として装備。クリティカルヒットを引き起こすため、攻撃の間合いをとることが可能。敵キャラを一気呵成に攻撃できる「パワーコード」、敵をスタンさせたうえで「激昂」状態になれる「ウィックト・ソロ」、敵に高威力の一撃を叩きこむことが可能となる「ズキューン!」といった特殊攻撃を有する。
・リボルバー:移動と同時に火炎攻撃などを行うことが可能な長距離武器。

『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のDLC“モーターヘッド(Through The Ages)”の概要と紹介トレーラーが公開_10

武器の種類/武器の名前/主な機能
ギター/キルミスター/「キルミスター」とはレミーのファミリーネーム。彼の愛機・リッケンバッカーをモチーフとしたベースがモデル。「パワーコード」を用いてタイミングよく攻撃すると、攻撃がクリティカルヒットになる
ギター/エレキギター/パワーコードの攻撃で命中時の効果が増大する
ギター/ソロ/治癒力をもち、近くの味方のライフを回復させる
ギター/ベース/スプリットタイム攻撃を実行すると「エーテル」が充電され、チャージによりパワーコードの威力が増大する
ギター/エクスプローラー/「ズキューン!」や「パワーコード」で敵キャラクターのヘドバンに影響を及ぼしダメージを与える。チャンピオンとボスはこの影響を受けない

リボルバー/ロックンロール/パワーコードアタックが貫通力を持つようになる。アルバム「ロックンロール」(1987年)にちなみ命名
リボルバー/ヘルレイザー/ダブルショットと特殊攻撃が燃え尽きる。アルバム「マーチ・オア・ダイ」(1992年)収録のオジー・オズボーンとのコラボナンバーに由来
リボルバー/ミッキー/ドラマー、ミッキー・ディーにちなんだ武器。オーバードライブ攻撃の加速を促す

◆衣装
 モーターヘッドのメンバー、レミー(Vocal&Bass)、 フィル・キャンベル(Guitar)、ミッキー・ディー(Drums) の衣装を入手可能。プレイヤーはこの特殊な衣装を 纏うことで、オーバードライブを増強させるなど、ワイル ドに属性を強化することが可能となります。

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フィル・キャンベル
(Guitar)
ミッキー・ディー
(Drums)
レミー
(Vo&B)

◆デーモンパワー
 モーターヘッドの往年の名曲タイトルが、デーモンパワーとして登場! ※音源ではありません

デーモンパワー(楽曲)名/効果
ボマー(Bomber)/指定した場所に空爆を落とす
クライング・シェイム(Crying Shame)/内なる悪魔を解き放ち前方にいる全ての対象を吹き飛ばす
デス・マシーン(Death Machine)/重力パルスを発生させ、不安定な魔術的フィールドを設置する
ハートブレイカー(Heartbreaker)/電撃を帯びた魔法の杖を召喚し、強力なライトニング・ビームを発射する
アイアン・フィスト(Iron Fist)/空から巨大な拳を召喚し、指定した場所を拳で押しつぶす
ロスト・イン・オゾン(Lost in the Ozone)/破壊不可能な氷の結晶に姿を変えて、モンスターにダメージを与える。地獄から周囲の敵にダメージを与え続ける
パラライザー(Paralyzer)/地獄から周囲の敵にダメージを与える間、敵は「ヘドバン」状態になる

◆DLC『モーターヘッド』音源リスト
Jailbait
Ace Of Spades
End Of Time
Love Me Like A Reptile
We Are The Road Crew
Paralyzed
Bomber
Iron Fist
Killed By Death
Motorhead
Overkill
Stay Clean
Queen of the Damned

◆その他ミニ知識
⚫ DLC『モーターヘッド』の地図上のどこかに、レミーの落書き(直筆)が隠されています

公式ライブ映像『クリーン・ユア・クロック』とのクロスプロモーション展開中

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 モーターヘッドのフロントマンでありVo./B.のレミー・キルミスターが2015年12月28日に伝説となってから3年が経つ今年、他界する約一か月前にドイツで行われたライヴを収録した最期の公式ライヴ映像『モーターヘッド/クリーン・ユア・クロック』が日本語字幕付きで劇場公開中。この公開に合わせ、東京・シネマート新宿ではクロスプロモーションとして、『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』の非売品カードのプレゼントを実施するほか、劇場ロビーで『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』のトレーラーを上映いたします。
 
■シネマート新宿:来場者プレゼント/イベント
(新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F)
➢ 12月15日(土)より連日:限定非売品ステッカー/『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』非売品カード(先着プレゼント/なくなり次第終了)
➢ 12月24日(月):motorhead テーブルクロス/motorheadショットグラスセット/motorhead 女性下着/LAの“RAINBOW”より提供のマッチ、ポストカード、レミーズラウンジのフライヤー、コースター(抽選プレゼント)
➢ 12月28日(金):“Lemmy 飲み放題”(ジャックコーク飲み放題) ※ 20:00よりジャックコーク“Lemmy”飲み放題スタート 21:00~上映開始(終了22:50予定) (無くなり次第終了/20歳未満なし)

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「クリーン・ユア・クロック」作品情報
2016 年/80分/DCP/
原題:motorhead/clean your clock(完全にぶちのめす)
出演:レミー・キルミスター、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー
提供:キングレコード
配給/宣伝:ビーズインターナショナル
配給協力:アンプラグド

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【映画公式サイト】cleanyourclock.jp
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 12月15日(土)より、シネマート新宿にて〈2週間限定〉レイトショー公開中 ディノスシネマズ札幌劇場、ジャック&ベティ(神奈川)、宇都宮ヒカリ座、名古屋シネマテーク、 シネ・リーブル梅田、出町座(京都)、元町映画館(兵庫)、広島横川シネマ、シネマルナティック(愛媛)、 ガーデンズシネマ(鹿児島)、桜坂劇場(沖縄)、ほか全国順次公開

『モーターヘッド/クリーン・ユア・クロック』
 2015年12月28日、核爆弾が落ちてもゴキブリとともに生き残るといわれ、2,000人もの女性と夜を共にし、1956年にはロックンロール誕生の瞬間を目撃、マルボロとジャックダニエルにまみれて血液が猛毒化、ビートルズを愛し、世界一音がデカいバンド、モーターヘッドを40年間続けた、1945年クリスマスイブである12月24日に生まれて以来、不眠不休の大暴走を続けた人類最強の豪傑、レミー・キルミスターが70歳でこの世を去った。誕生日を迎えてから4日後、癌を宣告されてからわずか2日後のことだった。そして翌日、メンバーからモーターヘッドの活動終了が伝えられた。本作はその暴走ロックンロールの帝王、モーターヘッドの2015年11月20日と21日、ドイツ・ミュンヘンでのライヴを収めた、モーターヘッド最期の公式ライヴ映像。1975年の結成以来、怒涛のスピードと圧倒的音圧によるシンプルで攻撃的なロックンロールを40年間続け、メインストリームとは真逆のロックの裏街道を驀進したモーターヘッドは、ヘヴィメタルとパンク/ハードコアという普段相容れない両ジャンルからも熱い支持を集め、その両者が一触即発の状態に陥った場合でもモーターヘッドの曲を流せばすべてがおさまるという、この世に類を見ない存在感を誇ったバンドだ。レミーの死の約1ヵ月前のライヴである本作は、2015年のフジロック同様、レミーの衰えた姿はショッキングでもあるが、逆にそれを支えるギターのフィル・キャンベルとドラムのミッキー・ディーの奮闘ぶりに胸が熱くなる。だがしかし、レミーの超人ぶりも健在で、ライヴ途中からのスピードと疾走は69歳(当時)とは思えぬ暴走具合で、モーターヘッドという唯一無二なバンドの底力がスクリーンを通して伝わって来る。このライヴは、本当にこのバンドが終了してしまったという喪失感と、人類がこの先何億年存在しても同じようなバンドは出現しないという事実を我々に突き付けると同時に、バンドとしていつでもどこでも同じクオリティを届けようとするモーターヘッドとレミーの誠実さが伝わってくる作品だ。この世に音楽を奏でる人やバンドは無くならないが、モーターヘッドと同じものをもたらしてくるバンドは二度と現れない。それがはっきりとわかる貴重な上映となるはずだ。

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