任天堂から発売中のNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』。『スプラトゥーン』公式Twitterで、2018年12月5日10時00分に配信予定のバランス調整などを含む“更新データVer.4.3.0”の情報が公開された。なお、同タイミングで発表された“ベッチューコレクション第4弾”の詳細は下記の記事をご覧いただきたい。

 今回のアップデートでは、先日発表があったように、新しいギアパワー“メイン性能アップ”と“爆風ダメージ軽減・改”が追加(詳細は下記の記事にて)。これまでにあった“爆風ダメージ軽減”と“マーキング時間短縮”は、“爆風ダメージ軽減・改”に統合されることになる(ギアパワーのかけらも同様)。なお、気になる“メイン性能アップ”の効果は未発表。実装されるまで公開されないようだ。

 また、ギアブランドのつきやすいギアパワーも変わり、下記のような変更が行われる。

  • ギアブランドの「シグレニ」でつきやすいギアパワーを、「爆風ダメージ軽減」から「爆風ダメージ軽減・改」に変更しました
  • ギアブランドの「アナアキ」「タタキケンサキ」でつきやすいギアパワーを、「マーキング時間短縮」から「メイン性能アップ」に変更しました

 ブキの性能変更では、バレルスピナーやスプラスピナー、ハイドラントなどのスピナー系(ノーチラスとクーゲルシュライバーは対象外)で、“ヒト移動速度アップ”のギアパワーの効果が大きくなるという。また、“ヒト移動速度アップ”の効果が発射中だけでなく、チャージ中も効果が大きく適用されるとのことで、スピナーの使い勝手はかなり変わりそうだ。

 性能が大きく変わったブキとしては、キャンピングシェルター(ソレーラも含む)も挙げられる。キャンピングシェルターは、カサの基本耐久力が約13%減ったほか、パージ後のカサが受けるダメージが約20%増加。パージしたカサの前後を行き来するキャンピングシェルターの使いかたに変化が訪れるか?

 サブウェポンでは、トラップ、スプリンクラー、ポイントセンサー、ジャンプビーコンで、“インク効率アップ(サブ)”の効果が大きく。一方、タンサンボムは“インク効率アップ(サブ)”の効果が小さくなったうえ、使用後のインク回復までの時間が約10/60秒間延長になった。

 スペシャルウェポンは、ウルトラハンコの性能が大きく変化。連続振りを行っているとき、振りかぶっている時間が短くなって攻撃回数が増えたうえ、正面からの弾を少し防ぎやすくなっている。また、連続振り中の移動速度と旋回性能が強化。これで使うプレイヤーが増える可能性も。

 そのほかのスペシャルウェポンでは、スーパーチャクチが相手のカサとイカスフィアに与えるダメージが大幅増加。カサは約2.0~3.2倍、イカスフィアは約3.0~4.8倍のダメージになり、先日のアップデートでバブルランチャーのバブルを消滅させる効果が加わったが、さらに相手のスペシャルウェポンを防ぐ効果が増えたことになる。

 ステージによって猛威を振るっていたハイパープレッサーは、効果時間が約35/60秒短縮。相手のインクアーマーに与えるダメージが約56%減、イカスフィアに与えるダメージが約25%減、吹き飛ばす力も小さくなるなど、若干の弱体化が行われている。

 そのほか、パラシェルターとおちばシューターのスペシャル必要ポイントがそれぞれ190から200になるといった調整も。

 今回のバランス調整では、ギアパワーの効果が大きくなるものや、スペシャルウェポンへの効果が変わるものなどが中心になっている。新たな“メイン性能アップ”のギアパワーの追加に合わせて、どのギアパワーをつけるかをよくよく考える必要が出てきそうだ。

 アップデートの一部は下記の写真で掲載。そのほか、詳細はオフィシャルサイトをご覧いただきたい(https://support.nintendo.co.jp/app/answers/detail/a_id/34680)。

『スプラトゥーン2』スピナー系のヒト速アップ効果が大きく。ハイパープレッサーは若干短縮&対スペシャルへの効果が弱体。アップデートVer.4.3.0詳細まとめ_01

 また、改修中となっていたステージ“Bバスパーク”の地形も、このアップデートに合わせて変更される。