パフォーマンス向上、最新機能搭載に加えて、ユーザーデータ保護を強化

“BlueStacks 3N”が正式にリリース、Android 7.1.2 に対応した最新アプリプレイヤー_01

 BlueStack Systemsは、最新のAndroid 7.1.2 Nougatに対応した最新バージョン“BlueStacks 3N”を正式にリリースしたことを発表した。“BlueStacks”は、AndroidゲームをPCの大画面でプレイすることをコンセプトとしたゲームプラットフォーム。“BlueStacks”を利用することで、メモリーや電池消耗を気にすることなく、好きなスマートフォンゲームをPCで楽しめる。BlueStack Systemsでは、2017年8月にAndroid 4 KitKatに対応した“BlueStacks 3”を国内で発表。その後、1月に世界で初めてAndroid 7.1.2 Nougatに対応したAndroidアプリプレイヤーのオープンベータをリリースしている。この件に関して、BlueStacks プロダクトマネジメントディレクター Cathy Yang氏は、「約4ヵ月のベータ期間を経て、正式リリースを迎えられたことを嬉しく思います。技術力の高い株主のサポートもあり、弊社はつねにAndroidの最新技術を世に送り出すことが可能です。これにより、競合サービスとの差はさらに広がるものと考えます」とコメントしている。

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パフォーマンス向上と様々なプレイ機能搭載

 “BlueStacks 3N”では、高性能ゲームとの互換性を始め、速度や安定性のパフォーマンス改善、グラフィックス向上など、機能面における多くの改良がなされている。また、ゲームプレイを楽しむための最新機能を搭載しており、プレイヤーは利用の端末の性能を最大限に活かしてプレイすることができる。「とくに一部FPS系タイトルに対応したバトルロイヤルモードに関しては、海外ではゲームの開発会社がモバイル版をPCでプレイすることを推奨している背景もあり、このような機能が業界全体に大きく貢献しています。今後もプレイに役立つさまざまなモードを搭載していく予定です」(リリースより)とのことだ。

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対象タイトルはF11 ボタン一つでバトルロイヤルモードに切り換え可能。
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『リネージュ2 レボリューション』のようなゲームも長時間にわたり安定したプレイを楽しめるとのこと。

安心してプレイいただくためのセキュリティ強化

 プレイ面のみならず、これまでBlueStacks が注力してきたセキュリティ面も更に強化された。BlueStacks プロダクトSVP Jay Vaishnav氏いわく、「一般データ保護規則(GDPR)へのコンプライアンス義務を実現するため、“BlueStacks 3N”ではユーザーデータやプライバシー保護を更に強化いたしました。皆さんに安心してプレイいただけるよう、競合サービスが行っているように、個人が特定できるようなユーザーデータを中国に送信したり、データ売却をビジネスにするようなことは一切しておりません」とのことだ。