2018年5月12日・13日に京都勧業館 みやこめっせで開催されたインディーゲームの祭典“BitSummit Volume 6”。同イベントのメインステージで行われた、インティ・クリエイツの新作『Bloodstained Curse of the Moon』(以下、『Moon』)、『白き鋼鉄のイクス THE OUT OF GUNVOLT』発表の模様をお届けする。

『Bloodstained』や『ガンヴォルト』最新作の発表が行われたステージイベントの模様をお届け【BitSummit Volume 6】_01
写真左:五十嵐 孝司氏、写真右:會津 卓也氏

 ステージには、インティ・クリエイツ 代表取締役社長を務める會津 卓也氏と、『悪魔城ドラキュラ』シリーズを長年に渡り手掛けてきた後、2014年に独立し、その翌年に新作『Bloodstained: Ritual of the Night』(以下、『Night』)のキックスターターキャンペーンを実施して話題を集めた五十嵐 孝司氏(ArtPlay代表取締役)が登壇。
 本日のBit Summitでは、その『Night』のキックスターターキャンペーンのストレッチゴールとして設定されていた8bitゲーム制作による作品、『Moon』についての内容が語られていった。

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斬月
ミリアム
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アルフレッド
ジーベル
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会場で紹介されたVTRの最後に表示された、2018年5月24日配信開始の画像に会場は大いにどよめいていた。

 今作は斬月、ミリアム、アルフレッド、ジーベルを含めた4キャラクターが使用可能とのことで、直前にプレイをした五十嵐氏によると、しっかりとしたやり応えもありつつ、どこか懐かしさを感じつつ楽しく遊ぶことができたとのこと。5月24日からのデジタル配信については、「キックスターターで28ドル以上の支援をしてくれた方には、ダウンロードコードを配布する予定です」(會津氏)と、本編への支援者に対しての情報が語られた。

 ここで司会者より、『Night』との関連性の質問が飛びだしてきたが、五十嵐氏は「きちんとした繋がりがあるようには考えています。ただ、本編がまだ出ていないことですし、この『Moon』単体でも楽しめる作りにはしています。そのうえで、本編をプレイしたときに「あぁ、こういうことだったのか」と気がついてもらえたらいいなと思っています」と、単独作品としても楽しめつつ、本編となる『Night』との連動もしっかりと約束。會津氏も「五十嵐さんに綿密なシナリオ監修をしてもらっています」とのことなので、お互いの作品の関連については心配することはなさそうだ。

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 また、さらに司会者から「『マイティガンボルト』がヒットして『マイティガンボルト バースト』が登場したように、今回の『Moon』も同じように『Bloodstained Curse of the Moon バースト』といった作品が出る可能性はありますか?」との質問が投げられることに。
 會津氏は「『Moon』自体が『Night』のスピンオフ作品ですので、それはどうでしょう(笑)。もちろん、皆さまに支持をしていただければ、そういった展開があるかもしれません」と、今後のさらなる展開を期待させる発言が飛び出していた。

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 ここまで五十嵐氏とともに『Moon』の説明が行われていたが、ここで五十嵐氏はステージを降壇。五十嵐氏と入れ替わる形でステージ上には、同社でプロデューサーとローカライズを担当するマット氏が登場し、『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト』の最新情報を紹介していった。
 まずは、5月12日よりSteam版の『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト』のアップデート情報を公開。このアップデートによって、ニンテンドースイッチ版と同じく60fpsに対応するとのこと。また、同作の公式設定資料集が6月22日に発売されることが明かされた後に、『ガンヴォルト』のサイドストーリーを描いた新作『白き鋼鉄のイクス THE OUT OF GUNVOLT』の始動が開始されたことが明かされた。担当ディレクターは「2Dアクションの極限を見せてやる」と語っているとのことで、今後の新たな発表が期待される。

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