HTC NIPPONは、VRヘッドセット“VIVE Pro”について、“VIVE Pro HMD(アップグレードキット)”として2018年4月6日より開始することを発表、合わせて価格も公開された。
VIVE Pro HMD(アップグレードキット)は、すでに発売されている“VIVE(コンシューマーエディション)”もしくは“VIVE(ビジネスエディション)”のヘッドセット部分を、VIVE Pro HMDにアップグレードするキットとなる。そのため、コントローラーとルームスケールを再現するためのBASE STATIONは含まれていないようだ。VIVE Pro HMD(アップグレードキット)のメーカー想定価格は94000円[税抜]となる。
VIVE Pro HMDはデュアル有機ELディスプレイを搭載し、現行のVIVEよりピクセル数が78パーセント向上した2880×1600の高画素映像を提供。
また高性能ヘッドフォンを搭載し、内蔵アンプがノイズキャンセリングを通してリアルな存在感やサウンドを生み出す。さらに設計も見直され、上部のヘッドストラップや重さのバランスを改良。眼鏡をかけたままでも調節が容易にできるようボタンも改良されているという。
また本発表に合わせて、前モデルの“VIVE”は13630円値下げの64250円[税抜]に価格が変更される。
併せて、バットやモデルガンなどさまざまな物に取り付けることがことで、Vive本体やコントローラーのポジショントラッキングと同じ仕組みで物体の場所や角度を検出可能する(さまざまなものをViveの周辺機器として使用できるようにするデバイス)“VIVEトラッカー (2018)”を、3月23日よりメーカー想定価格11574円で発売されることも発表された。