インディースタジオMidbossが、サイバーパンクアドベンチャーゲーム『2064: Read Only Memories』のPS Vita版を発表。同時に海外でプレイステーション4とのクロスバイ対応で配信開始した。

 『2064: Read Only Memories』は、2064年の“ネオ・サンフランシスコ”を舞台にしたレトロスタイルのアドベンチャーゲーム。世界初の自律思考型のロボットである“チューリング”の誕生によって引き起こされる騒動を描く。

 日本でも先月、Playismをパブリッシャーに、日本語プレイステーション4/PC版が配信されたばかり。そこでPS Vita版についてMidboss関係者に確認したところ、日本でも数週間以内にリリース予定で、海外と同様にクロスバイに対応予定だという。つまり、プレイステーション4版を購入している場合はPS Vita版も無料で入手できるのだ。

 実は本作、以前からVita版の予定はあったものの、当初使用していたエンジンなどの関係もあって移植に難航。長期にわたる試行錯誤の末に一度は断念する声明を出していたが、残念がるファンの声に応えて「最後にもう一度だけ」と調査・検討してみたところ、ネックとなっていた部分の対処法を見つけ出したということのようだ。
 というわけで今回の発表&配信も、アメリカのカリフォルニア州アナハイムで本日開幕したPlayStation Experience 2017に合わせたサプライズプレゼント的な性格のものとなっている。