オンラインゲーム市場は年々拡大

 一般社団法人日本オンラインゲーム協会は、PCを中心に国内のオンラインゲーム市場を調査し、その結果をレポートとしてまとめた『JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017』を2017年7月12日に発売した。

 以下、リリースより。


 一般社団法人日本オンラインゲーム協会(東京都渋谷区、共同代表理事:植田修平、越智政人、以下 JOGA)は、2004年よりPCを中心に国内のオンラインゲーム市場を調査し、その結果を「JOGA オンラインゲーム市場調査レポート」として公表してきました。オンラインゲームは、PC、フィーチャーフォン、スマートフォンと主要デバイスは変遷を遂げていますが、市場は年々拡大しており、2016年の市場規模は1兆2,796億円となりました。

 JOGAはオンラインゲームを「インターネットを介してプレイするゲーム」と定義し2004年から市場調査を行ってきましたが、近年通信環境の向上やデバイスの多様化により、時間や場所を問わずオンラインゲームがプレイできるようになりました。こうした状況を考慮し、2014年から「PC&コンソールゲーム機 / スマートフォン&タブレット / フィーチャーフォン」とデバイスごとにカテゴリーを分け、それぞれに調査を実施しています。

 その結果、2016年の各デバイスのオンラインゲーム市場は PC&コンソールゲーム機(922億円)、スマートフォン&タブレット(1兆1,517億円)、フィーチャーフォン(356億円)となり、それらを合わせた2016年の国内オンラインゲーム市場は1兆2,796億円になりました。2015年の市場と比べると16%の規模拡大となります。

 また、国内のオンラインゲーム事業者の海外展開については、タイトルの海外輸出(ライセンスアウト)、国内からの海外向けゲーム運営、海外拠点におけるゲーム運営を積極的に展開した結果、2016年の海外売上は2,466億円になりました。

 今回はオンラインゲーム市場、オンラインゲーム会社とユーザー動向に加え、VR、AR、AIという新技術に対するオンラインゲーム会社の取り組み、およびVRに対するユーザー動向や意識調査、オンラインゲームユーザーのゲーム依存に関する調査等新たな調査の結果も掲載しています。

 JOGAは「JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017」を、オンラインゲーム事業に関わるあらゆる事業者に活用していただくことにより、国内外市場のさらなる拡大に貢献したいと考えています。

◆JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017 概要
オンラインゲームビジネスについて

1.ゲームサービスタイトルについて
サービスタイトル数とサービスタイトル数の推移、デバイス別サービスタイトル数の推移 他

2.ゲームサービス事業について
ゲーム1タイトルあたりの平均ゲーム運営スタッフ数、ゲーム1タイトルあたりの平均アップデート期間 、ゲーム1タイトルあたりの平均開発費、ゲーム会社1社あたりの年間平均広告宣伝費、ゲームサービス事業のために研究開発を行っている新技術 他

3.ゲームサービス売り上げについて
年齢層ごとのゲームユーザーの平均課金額について、 ゲームユーザーの課金額について ARPU 、ゲームユーザーの課金額について ARPPU、オンラインゲーム国内市場規模、オンラインゲームの海外総売り上げ 他

オンラインゲームユーザーについて
2016年-2017年の変化、課金しようと思ったタイミング、スマートフォンやタブレット用ゲームを継続して遊んでいる理由、プレイしているPCオンラインゲームを遊ばなくなる理由、プレイしている基本プレイ無料ゲームを遊ばなくなる理由、ゲームへの依存度についての考察、VR(バーチャルリアリティ)の認知・理解状況、VRデバイスの購入検討価格 他

※「JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017」は、株式会社ゲームエイジ総研にご協力いただいて制作しています。

『JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017』が7月12日に発売――2016年国内オンラインゲーム市場規模は前年比16%増の1兆2796億円まで拡大_01

◆「JOGA オンラインゲーム市場調査レポート 2017」販売概要
f-ismサイト内で独占販売
発売日:7月12日(水)
形式:PDFデータ(CD-ROM)
価格:30,000円(税別)
※詳細はこちらから