ポイントはスーパースキルと復活権の存在

 先週アクティビジョンがアメリカのロサンゼルス近郊で開催した『Destiny 2』のプレミアイベントから、対人戦(PvP)モード“クルーシブル”の新ルールである“Countdown”のプレイ動画をお届けしよう。

 Countdownでは、それぞれ4人で構成された2チームが、攻撃側、防衛側を交代しながら、マップ内2ヵ所にある爆破ポイントを巡っての攻防を展開する。『カウンターストライク』系のゲームをやったことがある人ならおなじみの爆破系マッチの一種だ。なお今回のデモでは、6本先取という形になっていた。

 勝利条件は、攻撃側は防衛側のメンバー全員を倒すか、爆破ポイントのどちらかに爆破物を設置して、カウントがゼロになるまで守りきればオーケー。防衛側は爆弾設置前に攻撃側を全員倒すか、爆弾のカウントがゼロになる前に解除すれば勝利となる(爆弾設置後に全員倒しても、制限時間中に爆弾を解除しないといけない)。
 ちなみに今回は地球の新エリアにある“ミッドタウン”がマップに選ばれていた。爆破のAポイントが広場で、Bポイントが室内という構成だ。

 ここまでは爆破系マッチをプレイしたことがある人ならすぐに把握できると思うが、『Destiny 2』ならではのポイントとしては、従来のクルーシブル同様に各ガーディアン(プレイヤーキャラクター)が持つスーパースキルを使えることと、仲間がダウンした際に一定回数復活させられるということ。

 たとえば1on2の状態で単独側がひとり倒した後でふたりめにやられると、普通は相手チームでその場に残るのはひとりだが、復活が残っていればふたり残りに戻されてしまい、無駄死にになりかねない。いざという時に復活させられるよう、程よい距離を取りながらある程度の人数で行動するのがいいだろう(固まりすぎるとスーパースキル等で無双される)。本作では公式にクラン機能が導入されるほか、ソロプレイヤーを勧誘しやすくする仕組みが組み込まれているが、チーム戦としての連繋や戦術が特に求められるルールだと感じた。

『Destiny 2』クルーシブル(PvP)の新ルール“Cowntdown”の実機プレイ動画をお届け。4v4の爆破系マッチ_01
▲当然爆破ポイント周辺で集団戦になるので、タイタンの新サブクラス“センチネル”のシールドなど、防御系のスキルの使い所も面白いかも。

※おことわり:この記事および動画はActivison Blizzardの招待により、同社が渡航および宿泊を負担した取材によるものです。また本記事の対応機種表記は海外発表に基づきプレイステーション4/Xbox One/PCとしておりますが、日本向けの展開はプレイステーション4版のみが正式に発表されています。