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Wake Up, Girls!“ソロでイベント、やらせてください!2017”は驚きでいっぱい!――それぞれの個性が溢れたイベントを7人全員分リポート

2017年3月18日(土)と19日(日)の2日間、東京のディファ有明にて声優ユニット“Wake Up, Girls!”のメンバーひとりひとりがセルフプロデュースで行うイベント、“ソロでイベント、やらせてください!2017”が開催された。
  • ●手の込んだイベントが盛りだくさんだったソロイベをリポート!

     2017年3月18日(土)と19日(日)の2日間、東京のディファ有明にて声優ユニット“Wake Up, Girls!”のメンバーひとりひとりがセルフプロデュースで行うイベント、“ソロでイベント、やらせてください!2017”が開催された。18日(土)は山下七海さん、奥野香耶さん、青山吉能さん、吉岡茉祐さんの4人、19日(日)は高木美佑さん、永野愛理さん、田中美海さんがソロイベントを実施。それぞれ個性溢れる内容でファンを魅了した。


    ■ようこそ!ななみんワールドへ☆♪ with MOMO/山下七海さん

     ソロイベントトップバッターは山下七海さん。“ようこそ☆ななみんワールドへ☆♪with MOMO”と題して送られてた山下さんのソロイベントは、開幕からさまざまな楽曲を歌い、華やかなライブによって会場を盛り上げる。ライブの途中には、山下さんの相棒としてファンのあいだでも認知されているウサギのぬいぐるみ“MOMOちゃん”との日常を描いた映像が上映され、ファンを和ませる。また、イベントの後半に衣装チェンジをして白いドレス姿を見せ、バラエティー豊かな楽曲を歌い上げるなど、1時間という時間の中で、たくさんの表情をファンに見せた。なお、この日歌った曲は全部で13曲と大ボリュームのライブに。久海菜々美のキャラクターソング『オオカミとピアノ』では、ステージを下りて会場中を移動しながら歌ったり、イベントの最後には毎年恒例となっている会場のファン全員と目を合わせるという“目合わせ大会”が行われ、ファンとの距離の近いイベントを作り上げる。なお、“目合わせ大会”ではイベントが押していたためスタッフから巻きの指示が出ていたが、「やだ! 巻かなーい(笑)」とマイペースな一面を見せ、会場のファンの歓声を浴びていた。最後はこのイベントのために作られた楽曲『ももいろDiary▽』(※▽はハートマーク)を歌唱。スクリーンには、山下さん手書きの歌詞が表示され、同曲を彩った。


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    ■雨 迷 夢 私/奥野香耶さん

     奥野香耶さんのソロイベントでは、ファンとともにドラマを作っていくという形式に。“奥野香耶と一緒に声優のお仕事を体験しよう!”というコンセプトのもと用意されたドラマは、委員長役を男性ファンが、お姉ちゃん役を女性ファンが担当し、奥野さんはカヤというキャラクターを演じる応援上映。スクリーンに出たセリフをファンが叫ぶという形で奥野さんとの掛け合いが用意されているのだが、この掛け合いが非常に多く、ファンとの交流が濃密なものとなっていたのが印象的だった。セーラー服姿で登場した奥野さんは“カヤ”というキャラクターを演じつつ、合間にはドラマの内容に合わせた楽曲を歌っていく。その物語は、カヤがいつもお昼ごはんを食べる憩いの場としていた秘密の場所から始まる。秘密の場所で偶然出会った委員長とカヤは恋人どうしになるも、デートの日が“WUGのかやたん”のソロイベントの日と重なってしまい、WUGのソロイベントに行くために委員長がウソをついてしまう……というもの。恋人になったカヤと、WUGのかやたんを天秤にかけるという究極の2択に、会場も笑いとどよめきを起こしながら、大きく盛り上がった。なお、WUGのかやたんのライブパートでは『in to the light』を披露するなど、WUGの曲も楽しめる内容となっていた。また、会場の椅子にお土産の写真を用意するなど、ソロイベントならではの仕掛けもあり、ファンを楽しませていた。最後はイベントのために制作された『Why am I』を歌い上げ、会場からの万雷の拍手を受けながらイベントは幕を下ろした。


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    ■ただいま、おかえり。/青山吉能さん

     青山吉能さんのソロイベントは、“青山吉能一人芝居「わたしの樹」〜Bloom of Life〜”を実施。監督・主演を青山さん、脚本を吉岡茉祐さんが担当したこのひとり芝居は、青山さんのこれまでの20年間を演じるというもの。アニメに魅せられ、声優を目指し、Wake Up, Girls!のオーディションに受かり、そして上京するまでのあいだの挫折や葛藤が描かれ、華やかなステージに立つ姿とは裏腹に、地方で高校生としての生活を送りながら東京で声優として活動する苦悩と努力を、ときにコミカルに、ときにシリアスに熱演し、ファンの心を揺さぶった。オーディション時の写真がサプライズで会場のスクリーンに表示された際には、しきりに恥ずかしがる姿も。物語の最後には、母からの手紙を読み上げ、「お母さんの子どもに産んでくれてありがとう」と会場に駆けつけていた母に向けて伝えるサプライズで、感動を呼んだ。なお、このサプライズは、青山の姉が「よっぴーに手紙を送って驚かせよう」と青山の母に伝えて書いてもらい、じつはそれは青山が舞台上で読むために裏で手を引いていたという逆サプライズだった。このイベントのために書き下ろされた楽曲『わたしの樹』で締めくくったひとり芝居の後には、その物語に沿った楽曲でのライブコーナーを実施。そのうちの1曲『§Rainbow』は芹澤優さんにソロイベントで歌ってもいいか確認をする映像を準備したり、髪飾りを芹澤さんから借りるなど、特別なものとなった。


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    ■MAYU CHANNEL TV/吉岡茉祐さん

     1日目のラストは、吉岡茉祐さんのソロイベント“MAYU CHANNEL TV”。霧島サクラ、アヤメ、舞川ミズキ、江古田レン、そしてWake Up, Girls!の島田真夢と、吉岡さんがこれまでに演じてきたキャラクターになりきって、楽曲を歌っていくという形でくり広げられたこのイベントは、開幕からノンストップでつぎつぎに楽曲を披露。歌っているあいだも、演じたキャラクターとして振る舞うという徹底ぶりで、ステージに立っているのは吉岡さんでありながら、まったく別の人物が歌を歌っているかのような不思議なステージとなった。そして、島田真夢として『タチアガレ』、『ハジマル』、『走り出したencore』の3曲を歌い上げると、ようやく本来の吉岡茉祐として舞台に登場した吉岡さん。今回は“キャラクターに恩返しをしたい”というコンセプトをもとにイベントを構成したことを明かすと、「皆さんの中にある誰かに恩返しがしたいという気持ちに少しでも響いてくれたらいいなと思って、作詞をしました」という新曲『てがみ』を熱唱。吉岡さん自身、亡き祖父へ向けた想いを詞にしたためたという同曲は、途中、感極まるシーンもありつつ、会場中に歌で想いを届ける。そして「せっかく生まれた曲ので、誰かに大事なことを伝えたいというときに、使ってもらえればうれしいです」とコメントした。18曲を歌い上げた吉岡さんは、最後の1曲として『リトル・チャレンジャー』を会場に詰めかけたファンとともに大合唱。会場中を練り歩きながら、ファンといっしょに作り上げたソロイベントを最後まで全身で楽しんでいた。


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    ■みゆソロイベ2017 ドリームタイム☆/高木美佑さん

     2日目のトップバッターは高木美佑さん。今回はなんと生バンドでのライブを実現。自身が歌ったキャラクターソングやアニメソングのカバーを生バンドとともにパワフルに披露していく。さらに、この日は岡本未夕のキャラクターソング『WOO YEAH!』でドラムに挑戦! この挑戦を発表すると会場がざわつくものの、「皆さんは歌ってもらっていいですかー?」という高木さんのリクエストに全力で応え、いっしょに同曲を作り上げた。見事なドラムパフォーマンスを見せた高木さんは、ずっとドラムをやってみたいと思っていたそう。提案した際は「スタッフさんもざわついていたんですけど、『太鼓の達人』パワーというか、おウチに『ドラムマニア』の家庭用版もあったので、“意外といけるんちゃう?”となって実現できました。皆さん、夢を叶えてくれてありがとう!」と語った。また、シークレットゲストとして、いっしょにニコニコ生放送の番組『のびしろにょきにょき』でパーソナリティーを務める木野日菜さんが登場! ふたりで2曲を歌い上げると、続いて桃井はるこさんがこの日のために作詞・作曲してくれた『HELP ME!みゅーちゃん!』を披露。ファンとのコールアンドレスポンスが楽しい同曲は、高木さんらしさが詰まった楽曲となっており、「(桃井さんは)なんでこんな最高な曲を書いてくださるんだー」と興奮気味。「(同曲を)これからも歌っていって、私の代名詞的な曲にできればと想います」とその想いを語った。最後は『It’s amazing show time☆』を歌い、終幕。高木さんらしい笑顔いっぱいのソロイベントとなった。


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    ■さくら、エスプレッソ。/永野愛理さん

     生バンドによるライブで会場を盛り上げた永野愛理さん。開幕から生バンドの迫力あるパフォーマンスとともに、男性アーティストの楽曲も含むアニソンカバーをつぎつぎに披露していく。さらにキッズダンサーとともにダンサブルな楽曲を2曲披露。こちらは振りの早いダンスをキレキレに踊って魅せて、会場を沸かせた。キッズダンサーは昨年とまったく同じメンバーということで、永野さんは「みんなうまくなりすぎていて、ビックリしました!」と笑顔を見せる。その後も、しっとりとした楽曲や激しい楽曲など、さまざまな楽曲を歌うと、「歌を通して、私の1年間の想いとか、どんな気持ちでステージに立っているのかが、少しでも伝わればいいなと思います」と語った。また、今回は雨と桜をテーマにしているということで、春は始まりの季節でワクワクする季節でもあるが、一方で別れがあったり、新しい生活のスタートに悩んだり、考えたりしている時期だと思うと永野さん。「そんな想いを吹き飛ばせるようなライブにしたい」と言うと、このイベントのために制作された『桜色クレッシェンド』について、いろいろと悩むことも多いけれど「前を向いて自分のペースで歩いていこうと思えるような曲です」と紹介。最後は、お土産として用意された桜の模様が描かれた旗をファンが振り、ディファ有明に満開の桜を咲かせて『桜色クレッシェンド』を披露し、満面の笑みを浮かべた永野さんは、「やっぱり私、みんなのことが大好きです!」とファンに伝えた。


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    ■Tanaka Minami ~Memorialive~/田中美海さん

     ソロイベントの7人目であり、ラストとなるのは田中美海さん。和服をイメージした衣装で登場した田中さんは、スクリーンに映し出された5歳ごろの田中さんがバトンをしている映像とともに、ステージ上でバトンを披露し、会場を沸かせる。そして、前日に“声優アワード”で新人女優賞を受賞したことをファンに報告。「こうしてイチ早く、わぐらぶの皆さんにお伝えできたのが、すごくうれしいです。本当に皆さんのおかげです! ありがとうございます!!」と喜びの声を届けた。そして生バンドとともに、田中さんの出演作の楽曲を歌い上げると、2日目のソロイベントを盛り上げてくれたバンドメンバーがステージを後に。今度は“田中さんが歌いたいだけ”の曲を3曲披露し、一旦ステージから離れる。その間、会場のスクリーンでは田中さんの21年間の歩みが過去の写真とともに綴られ、最後に小学校のときの卒業式で「田中美海、将来は声優さんになっていろんな役を演じたいです!」と田中さんが宣言している映像が上映されると、ステージには田中さんのほかに、なんと小林竜之さんの姿が。小林さんの出演は「男の人と歌ったことがないから、ソロイベに呼ぼう」という田中さんのアイデアにより決まったとのことで、ふたりでパワフルな歌声を響かせた後、さらにI-1clubの『運命の女神』を歌い上げた。そして田中さんは新曲『狐草子』のほか、“WUGメドレー2017”と題して、WUGの楽曲をつぎからつぎに披露して、アツく盛り上がった。


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     ソロイベントはこれで終了かと思いきや、ステージにひとり残った田中さんのもとにWUGメンバーの6人が登場し、田中さんの声優アワード新人女優賞受賞をお祝い。思わず泣き崩れてしまう田中さんだったが、「これからもついてきてくれるとうれしいです!」とファンに報告した。そして7人全員が揃ったところで、4th LIVE TOUR決定の映像がスクリーンで上映される(※詳細はコチラの記事でチェック)。この報告に会場は大歓声に包まれた。そして最後は「行くぞ! がんばっぺ! Wake Up, Girls!」の掛け声をファンとともに行い、7公演に及ぶソロイベントは幕を閉じた。


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     7公演、7人全員がまったく異なるコンセプトのソロイベントを披露した“ソロでイベント、やらせてください!2017”。しかし、それぞれに自分の個性を色濃く出し、そして声優としてのスタンスと、自身の成長をしっかりと見せるような内容に感じた。ソロイベントを通して、メンバーそれぞれが演じてきたキャラクターへの愛や、WUGへの想い、それぞれがいまやりたい、いまだからできると思っていることを感じ取ることができただろう。イベントの最後に4th LIVE TOURも発表され、今回のイベントを経て、7人が今後どんなライブを作り上げるのか期待感が膨らむばかりだ。最後に、イベントを終えた直後のメンバーのコメントが到着したので、同コメントを掲載して、この記事を締めくくりたい。

    ◆山下七海さん
    “ようこそ!ななみんワールドへ♪withMOMO”終わりました~!!! ほっ……とした▽(※ハートマーク)感謝の気持ちでいっぱいです! 遠くからの応援も近くからの応援も、何よりみなさまの笑顔が私に届いてきて思い出いーっぱいのソロイベントになったなと思います! 世界中でいちばん笑顔パワーをもらいました! 本当にありがとうございました!

    ◆奥野香耶さん
    奥野香耶のソロイベントであり、そうではない感じ。不思議な空間でしたが、応援上映を通して、みなさんの愛が伝わってきました!! 本当、たくさん叫んでくれてうれしかったです!! 楽しかった~! ありがとうございました!

    ◆青山吉能さん
    青山のソロイベ「ただいま、おかえり。」いまおわりました。ホッとした気持ちでいっぱいです。初めてのひとり舞台、忘れられない“熊本地震”などもエピソードに入れ込んで、どういう反応になるかすごくすごく不安でしたが、皆さんに笑って泣いていただけてよかったです! 歌もこだわりのセトリでね……!! 20年の本当の集大成を皆さんにお見せできました。もう、感無量です。万物に感謝!!

    ◆吉岡茉祐さん
    MCTVをご覧いただき、ありがとうございました(こんな茶番で盛り上がってくださってありがとうございます……)。視聴者の皆様は本当にやさしい方ばかりで、感謝しかないです……。私が失敗しても、つまっても、あたたかく見守ってくださる皆様に本当に支えられているなと。そして、何より、キャラクターたちを愛してくれているんだなと。心からの「ありがとう」を言いたいです。リベンジの言葉は使いたくないので、パワーアップしてつぎのステージでお会いしましょう。

    ◆高木美佑さん
    3回目のソロイベント。楽しかったー! 毎回、内容も0から考えるので、プレッシャーもあるし、めちゃくちゃ緊張するし、皆さまに楽しんでもらえるイベントにできるか不安にもなるんですが、始まって皆さまの笑顔を見たらうれしくて、あっという間に終わってしまいました……! 今回は、超~豪華なバンドメンバーの皆さまといっしょに、私の大好きな曲のカバーから初のドラム披露、ゲスト木野日菜ちゃんとの初ライブ、あこがれの桃井はるこさんに作詞・作曲していただいたオリジナル楽曲まで、本当に夢のようなライブイベントになりました。たくさんの夢を叶えていただき、感謝の気持ちがいっぱいです。全編ライブなのもステージに出っぱなしなのも初めてで、挑戦も多かったのですが、少しでも成長を感じていただけたらうれしいです。そして、これからもたくさんのことに挑戦できるようにがんばります! ありがとうございました!

    ◆永野愛理さん
    3回目のソロイベント無事に終わりました!! 何回経験しても、やっぱり緊張します。でも、ステージに立ってみんなの笑顔を見て、本当に幸せな気持ちになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。今年も私の好きな曲をたくさん歌わせていただいて、緊張はしましたが、とても最高の時間でした。キッズダンサーのみんなも去年と同じメンバーに来てもらえて、そしてバンドの皆さんの力も借りて、そして皆さんが応援してくださることで私のソロイベントは完成したと思います。これからもマイペースに日々全力でがんばっていきますので、よろしくお願いします。本当に最高でしたー!!!

    ◆田中美海さん
    ソロイベ、終わりましたー!!! いままでのソロイベの中でいちばん時が過ぎるのが早かった……気がする……びっくり……。バトン、すごくキンチョーしたなぁ……昔の写真や映像も使って☆レア☆だったのでは!?(笑)。今回はライブ中心だったのですが、皆さん最後まで盛り上がってくださって、とてもうれしかったです♪ ああ……本当に終わってしまったんやね……『狐草子』もカッコよく歌えたかなぁ……バンドさんも、こばたつも、たくさん盛り上げてくれて……なんかもう……感無量って感じです! とにかく終わって安心してます!! ヨカッタ!!! これからも田中美海をよろしくお願いします! ありがとうございました!


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