スクウェア・エニックス作品がワンツーフィニッシュ

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2017年2月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データを発表した。集計期間は2017年1月30日~2月26日(4週分)。

 以下、リリースより。


家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位 NieR:Automata(ニーア オートマタ)(PS4)スクウェア・エニックス 182,762本
2位 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル(3DS)スクウェア・エニックス 142,761本
3位 仁王(PS4)コーエーテクモゲームス 135,713本
4位 スーパーロボット大戦V(PS4)バンダイナムコエンターテインメント 95,222本
5位 スーパーロボット大戦V(Vita)バンダイナムコエンターテインメント 84,933本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位 プレイステーション4(合計)140,068台(先月1位 ニンテンドー3DS(合計)355,816台)
2位 ニンテンドー3DS(合計)114,985台(先月2位 プレイステーション4(合計)312,420台)
(プレイステーション4はプレイステーション4 Proを含んだ合計値、ニンテンドー3DSは、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DSの合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位 スクウェア・エニックス 38.1万本
2位 バンダイナムコエンターテインメント 27.3万本
3位 任天堂 25.3万本

2017年2月期の家庭用ゲーム市場について

 2月期のソフトランキングは、「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」(スクウェア・エニックス/2017年2月23日発売/PS4)が18.3万本を売り上げ、首位を獲得。2位に14.3万本を販売した「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル」(スクウェア・エニックス/2017年2月9日発売/3DS)が入り、1位と2位がスクウェア・エニックスのタイトルとなりました。

 また、2005年のタイトル発表以来、12年の時を経てついに発売となった「仁王」(コーエーテクモゲームス/2017年2月9日発売/PS4)が13.6万本を販売し、3位にランクインしました。さらに「スーパーロボット大戦V」(バンダイナムコエンターテインメント/2017年2月23日発売/Vita・PS4)は、PS4版が4位、PS Vita版が5位に初登場。2機種合計で18.0万本を販売し、タイトル別では2位に相当する売り上げとなります。

 ハード市場では、2月23日に新色“グレイシャー・ホワイト"が発売となったプレイステーション4が2機種合計14.0万台を販売し、4ヵ月ぶりのトップに立ちました。ニンテンドー3DSは11.5万台(3機種合計)を売り上げ、2位となっています。

 2017年3月期は、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」(任天堂/2017年3月3日発売)がついに登場。ハード市場の活性化だけでなく、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(任天堂/2017年3月3日発売/Switch・Wii U)をはじめとしたソフト市場の盛り上がりも期待されます。さらに「モンスターハンターダブルクロス」(カプコン/2017年3月18日発売予定/3DS)が発売されるなど、年度末の家庭用ゲーム市場の拡大に注目が集まります。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)