西日本予選を制した4名の猛者たちが選出!

 デジタルカードゲーム『シャドウバース』(以下、『シャドバ』)の全国大会“Shadowverse Rise of Bahamut~ファミ通CUP2017~”。その西日本予選大会が2017年2月18日、19日にわたり、神戸ファッションマート アトリウムプラザにて開催された。今回は、予選最終日となる西日本予選2日目(DAY2)の模様をお届けする。

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西日本からの決勝進出者が決定! 『シャドウバース』全国大会“Shadowverse Rise of Bahamut~ファミ通CUP2017~”西日本予選大会DAY2の模様をリポート_01

 予選2日目には、1日目を勝ち抜いた選手たちが進出。成績の近いプレイヤーどうしが戦っていき、ポイントで上位を決める“スイスドロー方式”のルールで試合が行われた。DAY1の5試合、DAY2の6試合を合わせた、予選大会計11試合の総合成績上位8名が“プレーオフ”に進出する。

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▲DAY1で、4勝以上の成績を残したプレイヤーたちが、DAY2へと進出した。
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▲ステージ上では、一部の選手たちの試合を観戦できた。
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▲予選2日目も、kuroebi氏(左)が実況、いくら氏(右)が解説を担当し、生放送での試合を盛り上げていた。

 そしてプレーオフでは、これまでの予選結果をもとに、総合成績1位の選手は8位の選手と、2位の選手は7位の選手と、3位の選手は6位の選手と、4位の選手は5位の選手と対戦。この試合に勝利したプレイヤーが、決勝大会へと進出できるのだ。

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▲予選11試合が終了すると、上位成績の16名の選手たちが1度集合。そこでプレーオフに進出するプレイヤーが、kuroebi氏によって名前をひとりずつ発表されていった。
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▲集められた16名の選手たちからは、緊張感がビシビシと伝わってきた。
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▲ドラゴンを使った奇跡的な逆転劇で会場を沸かせていたKnock選手は、予選を8位で通過。名前を読み上げられると、思わず「よっしゃ!」という声をあげ、喜びをあらわにしていた。
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▲これでプレーオフに進出する、8名のプレイヤーが決定! ステージ上では、各選手たちがプレーオフへの意気込みを語っていた。

 プレーオフの4試合は一斉に開始され、ステージ上では、予選1位のふらわぁ選手(使用クラスはエルフ・ウィッチ)と、予選8位のKnock選手(使用クラスはドラゴン、ビショップ)が対決。第1試合はふらわぁ選手がウィッチ、Knock選手がビショップを使用するが、ふらわぁ選手はウィッチの主力のひとつ“次元の魔女・ドロシー”を、4ターン目にくり出しそのまま圧勝。続く2試合目もこの流れに乗って、エルフの主力カード“リノセウス”で一気に勝負を決めたいところだったが、Knock選手がビショップらしい守りを固めた戦術でそれを許さず、2試合目はKnock選手の勝利となる。最終戦はKnock選手がPPを増やしていくドラゴンの王道スタイルを取り、序盤から優勢な状況に。勝利は目前かと思われたが、ふらわぁ選手が一瞬の隙を突き、“リノセウス”の高火力で一気に勝利を飾った。

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▲祈るようにプレイしていたふらわぁ選手(左)と、じっくりと考え込んでいたKnock選手(右)。
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▲会場ではほかの選手の試合も観戦できるように、試合がテーブルの端で行われていた。

 そしていよいよ決勝大会に進出するプレイヤーが決定! 激戦を制したのは、ふらわぁ選手、show選手、ポテポテ選手、SKIRGE選手の4名。ステージ上でコメントを求められると、ふらわぁ選手は緊張状態から解放されたためか、「(試合内容を)正直覚えていないです」と安堵の表情でコメント。show選手は「僕はあまり緊張がなく、いつも通りの試合ができました」と実力を出しきれた様子だった。また、ポテポテ選手は「残りの人生、もうこれ以上いいことはないと思います!」という冗談を飛ばし、会場の笑いを誘う。SKIRGE選手は「(決勝大会で勝てるよう)神社にお祈りに行きます」と、まずは神頼みから始めることをアピールしていた。

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▲左から、ふらわぁ選手、show選手、ポテポテ選手、SKIRGE選手。
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▲予選大会の最後には、決勝大会の組み合わせも発表された。

トーナメントやミニ大会、コスプレイヤーたちとの撮影も!

 予選大会と同時進行していたのが、ふたつのサイドイベント。“32人Bo3式トーナメント”は予選大会と同じルールで対戦を楽しめる大会。“4人フライト式トーナメント”は、受付時間内に人数が揃うたびに4人のトーナメントが開始される、カジュアルなミニ大会だ。どちらのサイドイベントも、勝ち残ったプレイヤーに『シャドバ』リアルプロモーションカードが贈呈された。

 また、フォトスポットにはDAY1のリポート記事にてお伝えしたクレイゴーレムだけではなく、東日本予選大会などで話題を集めた、コスプレイヤーのおふたりも神戸会場に登場。コスプレイヤーの渚さん(イリス)、なっこさん(ケルベロス)、そしてクレイゴーレムの前には、いっしょに撮影をしたいプレイヤーたちの長い行列ができていた。

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▲DAY2でも、クレイゴーレムは大人気! 2日目も、やっぱりやりたい放題やってました。

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▲解説を務めるいくら氏が会場を回ると、記念写真を撮りたいファンに囲まれていたのも印象的。
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▲左が、渚さん(イリス)、右が、なっこさん(ケルベロス)。

出場選手4名に訊く、決勝大会への意気込み

 ステージ上の決勝大会進出を決めた4人の選手へ、会場から盛大な拍手が送られると、西日本予選大会は終了。その後に、それぞれの選手たちに2017年3月26日(日)にベルサール秋葉原で行われる決勝大会への意気込みを訊いた。

 まずは決勝大会でのルールである、Bo5ルール(5本先取で、使用するクラスはふたつから3つになる)の対策を尋ねてみると、ふらわぁ選手は「ビショップの“封じられし熾天使”を使った“セラフビショップ”デッキを警戒しています」とコメント。SKIRGE選手は「いままでとは異なり、対戦相手がわかっているので、“あの人はこのデッキを使うのではないか?”などという読み合いが深くなりそうです」と、対戦を楽しみにしている様子だった。show選手は「Bo3では見なかった“超越ウィッチ”などのデッキも出てくるのではないかと思うので、そこを警戒しています」と、早くも決勝の戦術を練っているようだ。ポテポテ選手は「Bo5はやったことがなく、正直ぜんぜんわからないので、これから練習をしていきます」と、意気込んでいた。

 決勝大会への意気込みについては、ふらわぁ選手は「Bo5対策を考えながらも、本戦ではミスがないようにがんばります」と、クールな発言の中にも熱い闘志を見せる。SKIRGE選手は「やるからには、勝ちます!」と気合十分。show選手は「予選は自信がありました。決勝もこの調子で勝ちますよ」と、自信満々の様子だった。ポテポテ選手は「決勝だから、ということよりも、おもしろい試合ができるようにがんばりたいですね」と語った。

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 また、東日本予選、西日本予選の実況&解説を務めたkuroebi氏と、いくら氏にも東西の予選終了後にコメントをいただいた。kuroebi氏は「レベルの高かった東日本予選大会を受けて、西日本予選は大会の環境自体がガラリと変わっていました。東で勝利したデッキを持ってくるプレイヤーもいれば、そのデッキが多く持ち込まれることを見越して対策をしてくるプレイヤーなど、さまざまな思惑が入り混じった大会だったと思います。ただ、自分のデッキを信じて最後まで戦い抜いたのが、決勝に進出できた4名の選手たちなんだと思います」と、熱く語る。

 いくら氏は「東日本、西日本で共通だったことは、仲間といっしょにデッキへの対策をしたり、練習をしたりしているプレイヤーが結果を残していたことですね。決勝大会はBo5ルールになり、戦術も変わってきます。出場を果たした選手たちには、残す1ヵ月でしっかりと調整していただき、最高のパフォーマンスを披露してほしいですね」と、決勝大会への期待を語っていた。

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 東日本から出場する、がっきー選手、Gumol選手、ふぇぐ選手、misobon選手。西日本から出場するふらわぁ選手、SKIRGE選手、show選手、ポテポテ選手が、2017年3月26日(日)にベルサール秋葉原で決勝大会に臨む。よりアツい試合が展開されることは間違いないので、『シャドウバース』プレイヤーはもちろん、ゲームファンはぜひ会場でその熱気を感じてほしい。