日本人選手6人がTOP8進出
人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』の公式世界大会“Capcom Cup 2016(カプコンカップ2016)”の1日目をリポートする。
カプコンカップ2016は、人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』のプレイステーション4版を用いた世界決勝大会。年間を通じて行われたカプコンツアーの大会成績上位32名が参戦し、世界一の座が争われる。大会は、一度負けてもルーザーズトーナメントを勝ち上がることで優勝が狙える、ダブルイリミネーション形式を採用。3試合先取制(1試合2ラウンド先取制)で勝敗が決まる。
1日目の会場となったのは、アメリカのカリフォルニア州サンタアナにある北米初のeスポーツ専用施設“Esports Arena”。施設は2階建てで、1階にメインステージと観客席、関連グッズ売り場が配置され、2階は『ストV』が自由に対戦できるいわゆる“野試合”スペースが設けられていた。日本で言うと、e-sports SQUARE 秋葉原を広くしたイメージが近いと感じた。また、施設の入り口には“岡本kitchen”という日本料理の移動販売車が来ており、牛丼など日本人にはうれしい食事が販売されていた。
1日目はTOP32からウィナーズ4人、ルーザーズ4人のTOP8を選出するまでトーナメントが進められた。予選を勝ち抜いて世界からトッププレイヤーが集まっただけあり、フルセットまでもつれる名勝負が数多くくり広げられていた。EVO2016覇者のINFILTRATION選手(ナッシュ)や、そのライバルとして今シーズンの対戦シーンを盛り上げてきたときど選手(リュウ)といった優勝候補の筆頭クラスが1度も勝てずに敗退するなど、EVOからの数ヵ月で世界的な攻略レベルが格段に上がっていることを物語っていた。そんな激戦を勝ち抜いてTOP8に残った8選手と組み合わせは以下の通り。
■ウィナーズ
■TOP8組み合わせ
MOV(春麗)対Liquid NuckleDu(ガイルなど)
EG Ricki Ortiz(春麗)対YOUDEAL MJS Haitani(ネカリ)
■ルーザーズ
RZR Fuudo(ミカ)対YOUDEAL Yukadon(ナッシュ)
GGP Kazunoko(キャミィ)対CYCLOPS OSAKA GO1(春麗)
また、日本人選手の戦績は以下の通り。
※トーナメント表
TOP8は、日本時間で12月4日(日)11時30分開始予定。なお、試合の模様はカプコンTVや CapcomFighters(英語)などで生中継される。