ポチョムキンが店舗予選から一気に駆け上がる!?
2016年8月21日(日)、東京・秋葉原のゲームセンター“東京レジャーランド秋葉原店”にて、アーケード格闘ゲームの大型イベント“闘神祭2016”の『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』(以下、『XrdR』)部門の予選大会が行われた。白熱した戦いとなった本戦の模様をお届けしよう!
※“闘神祭2016”はタイトーが主催するアーケード格闘ゲーム複数タイトルの全国大会。2016年7月~9月にかけて全国のゲームセンターで予選大会が開催され、全国各エリアの代表選手を選出。代表選手たちは2016年10月15日に東京で実施される全国決勝大会に出場し、全国制覇を争う。『XrdR』部門は1on1のシングル戦となる。
今回取材した東京レジャーランド秋葉原店では、店舗代表チームを決める店舗予選と、東京エリアを代表する決勝大会進出チームを決めるエリア決勝が実施された。店舗予選には22名の選手が参加。1回戦からいきなりナゲ選手(ファウスト) vs 中村選手(ミリア)という最前線で活躍するプレイヤーどうしがぶつかるなど、ハイレベルな争いがくり広げられた。
今大会は新バージョンということもあり、家庭用から参戦となった新キャラクターも使用可能となっている。中でも活躍が目立ったのはクムヘヒョン。J.T選手(クム)が1回戦で強豪ソウジ選手(ベッドマン)とぶつかるも、クムの突進しながらまわし蹴りを放つ“隼落とし”を連発して下した時は会場から思わず拍手が起こった。まるし選手のクムも稼動わずかながら『王者』までリスクランクを上げており新キャラの可能性を見せてくれたぞ。
熾烈な争いの中、店舗予選決勝へとコマを進めたのはコンソメ選手(ポチョムキン)とハーケン選手(ソル)の両名。店舗決勝の様子を動画に収めたので緊張の一戦をチェックしよう。
元ポチョムキン使いとだけあって相手の動きを熟知しているハーケン選手だったが、ハンマーフォールロマンキャンセルからの攻めを通し端へ運んでからの起き攻めでまとまったダメージを奪いコンソメ選手が先取。2ラウンド目は端に追い詰められたコンソメ選手だがバックステップ→画面端へ投げで切り返し、試合はわからない状況に。お互いドット勝負の緊迫した時間となったが、最後はメガフィストで押し込み、見事店舗予選を制したのはコンソメ選手(ポチョムキン)となった。
エリア決勝
店舗予選終了後すぐに、全国決勝大会出場権をめぐるエリア決勝が行われた。コンソメ選手の対戦相手となるのは下北沢エムエムランド予選を勝ち抜いたつぶ選手のレイヴン。ザッパやアバなど異色のキャラクターを使いこなしてきたつぶ選手。家庭用からの新キャラクターということもあり注目が集まる一戦となった。
こちらも試合の様子を動画で撮ったので要チェックだ。
【闘神祭2016】『GGXrd R』部門東京C3エリア決勝
遠距離に強いレイヴンがペースを握るかと思われたが、滑空で攻めるつぶ選手に対して空中投げや対空の前Pを要所で当てていったコンソメ選手がヘブンリーポチョムキンバスターで1ラウンド目を先取。2ラウンド目は終始つぶ選手のペースで試合が進むもののまたしてもレイヴン対策の前P対空が炸裂し、最後はヒートエクステンドからスライドヘッド重ね→ICPMのダウン追い打ちでSLASH!鮮やかなストレート勝ちでコンソメ選手が全国大会出場の切符を手にした。
優勝者コメント
――優勝おめでとうございます!
コンソメ選手 ありがとうございます!めちゃめちゃうれしいです!
――予選通して一番大変だったのは何でしょう?
コンソメ選手 トゥーリオ(イノ)さんが予選にいる毎回当たって負けていたのが苦しかったです(笑)。
――今日の予選のポイントは?
コンソメ選手 くじ運がよかったです(笑)。あと、EVO前に新キャラ対策しなければと思ってレイヴン対策をかなりやっていたのがよかったですね。
――ポチョムキンというシングルではきびしいキャラでの全国ですが、他のポチョムキン使い何かありますか?
コンソメ選手 みんなポチョムキンに戻ってきてください
――最後、本戦の意気込みを!
コンソメ選手 もう優勝しか見てないです! 優勝目指してがんばります! 本戦の奴ら、みんな待ってろよ!!