追加要素も多数搭載
コーエーテクモゲームスは、2016年9月8日発売予定のプレイステーション Vita用恋愛アドベンチャーゲーム『下天の華with 夢灯り愛蔵版』について、最新PVおよびイベントスチルを公開した。
今回の新PVでは、人気声優陣によるボイスを盛り込んだキャラクター紹介に加え、“罪の華エンド”を始めとする追加要素やイベントスチルを多数収録。加えて本作の追加要素となる、佐吉ミニルートのイベントスチルが公開された。羽柴秀吉の小姓として人気を博す佐吉と主人公の交流にも注目だ。
ダイジェスト
桔梗姫の姿で修練所へやってきたほたる。
佐吉「姫様…! いらしていたのですね」
ほたるを見つけた佐吉が、修行を中断して駆け寄ってきた。
その懐からは、小袖の端切れがのぞいている。
以前、鍛錬で汗を流していた佐吉に、ほたるが贈ったものだ。
ほたる「ずっと持っていてくれたのですか? 女物の端切れなど、普段、使いにくいでしょうに」
佐吉「いいえ。姫様がくださったものですから」
佐吉ははにかんだ微笑みを見せ、次いで静かにこう言った。
佐吉「けれど、使うというよりは大事に眺めて、勇気をいただいています」
ほたる「勇気?」
意外な言葉の意味を問いたくて、聞き返すほたる。
佐吉は「はい」とうなずいて、ほたるの目をまっすぐに見つめた。
佐吉「あの、姫様。失礼ながら、少しお耳を貸してくださいませんか」
佐吉は背伸びをすると、ほたるの耳元に唇を寄せて――。