「ゲームを作る人に勇気を与える映画になっている」

 2016年7月9日~10日、京都市勧業館みやこめっせにてインディーゲームの祭典BitSummit 4thが開催。10日のオープニングを飾ったのは、日本のインディーシーンを追ったドキュメンタリー映画『BRANCHING PATHS』の監督アン・フェレロ氏のステージだった。

日本のインディーシーンを追った映画『BRANCHING PATHS』、7月29日公開決定【BitSummit 4th】_01
▲アン・フェレロ氏。

 フェレロ氏は海外向けに日本の紹介番組を作っているディレクター。『BRANCHING PATHS』の撮影は2013年から2015年にかけて行われ、リリースが遅れていたが、このたび7月29日から配信されることが決定したという。会場では、最新のトレーラーがお披露目された。映画には、インディーゲームに携わる日本人や、日本で活動する外国人が登場するとのこと。同人シーンとインディーがどういう関係にあるのかなども説明されているそうだ。

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 そしてこの映画自体、インディー作品として製作されているとフェレロ氏。日本語版のほかに英語版も用意される。ステージには本作のパブリッシャーであるPlayismの水谷氏も登壇。980円、9.99USドルで販売されることと、Playism、Steam、iTunesで配信予定であることをアナウンスした。水谷氏は「この映画はゲームを作るひとに勇気を与え、遊ぶひとには希望を感じられる作品になっています。日本のインディーシーンが盛り上がるきっかけになるのでは。ゲームを作っている仲間や友達といっしょに見ていただければ」とコメントし、ステージを締めくくった。

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▲アン・フェレロ氏(写真左)とPlayism水谷氏。