北米インディーの強力タッグによるタイトル開発へ

 インディースタジオHeart Machineでアクションアドベンチャー『Hyper Light Drifter』などを手掛けたTeddy Diefenbach氏が、スクウェア・エニックスのモントリオールスタジオにクリエイティブ・ディレクターとして加わり、Renaud Bédard氏らとともに新プロジェクトを進めていくことを発表した。

 Teddy Diefenbach氏は、2011年にディズニー・インタラクティブより独立後インディーゲーム開発者となり、ロサンゼルス近郊のインディーゲーム集団Glitch Cityを共同設立するなど、活発な活動を行ってきた西海岸のインディーの重要人物のひとり。
 またチームを組むことになるRenaud Bédard氏も、パズルアクションゲーム『Fez』のプログラマーを務めたほか、有名インディースタジオCapyでは最新作『Below』の開発に関わっているなど、北米のインディーシーンでは知る人ぞ知る人物だ。

 Diefenbach氏が発表を行ったブログ記事では、同氏が以前からスクウェアのファンであり『Hyper Light Drifter』も『聖剣伝説2』、『ファイナルファンタジーVII』、『スーパーマリオRPG』といったタイトルに影響を受けていると述べており、彼らからどんなゲームが出てくるのか興味深い。

 なお『Hyper Light Drifter』でテスト中のCo-op(協力プレイ)モードについてはDiefenbach氏が移籍前に仕上げるほか、家庭用ゲーム機対応や今後のアップデート対応についても、Heart Machine側で引き続き行っていくとのこと。