レベルの高い戦いがくり広げられたタイムアタック大会！
2016年1月30.31日に幕張メッセで開催中の“闘会議2016”。
その会場で“ドラゴンクエストXTV杯 強ボスタイムアタックエキシビション大会＠闘会議2016”が行われたぞ！
MCの椿姫彩菜さんをはじめ、よーすぴこと斎藤陽介プロデューサー、りっきーこと斎藤力ディレクター、そして『DQX』チーフプランナーの安西 崇さんが登壇し、いよいよイベントがスタート！
エキシビジョン大会の内容は、昨年の12月に『DQX』ゲーム内で行われた“魔人エンラージャ強 討伐タイムアタック大会”の上位200位に入ったパーティから、今大会への参加希望者を募集し、そこから2チームを選抜。そして初心者大使ドリームチームを含めた計3チームが会場で“魔人エンラージャ強”、そして“魔女グレイツェル強”に挑み、合計のタイムを競い合うというものだ。
大会ルールは以下のとおり
■メンバーチェンジは不可
やむを得ない理由で欠員があった場合、欠員者のサポートキャラをパーティに入れることで参加可能
■パーティ内で同じ職業の被りは禁止
■1戦目と2戦目は“同じ職業構成”で挑む
■1戦目と2戦目で、預かり所、収納の使用は禁止
■装備袋とアイテム袋に入っている装備やアイテムは使用可能
■1戦目と2戦目のあいだで、装備の変更は可能
■ゲルト海峡のバンジージャンプによる効果は禁止
■占い師ミネアの占いによる効果の付与は禁止
■モンセロ温泉など、温泉の効果は禁止
大会ルールが説明された後、大会の参加者に贈られるゲーム内アイテム“闘魂キャップ”、優勝パーティに授与されるトロフィー、そして闘会議メダルがお披露目！ そして、よーすぴさんがほかにもご褒美が用意されていると謎の発言を残したあとに、いよいよ参加パーティの登場となった。
ひと組目のパーティは“ANDANTE”。
パーティメンバーは、アンシル、ポポポビッチ、ダンポ、ミュース（敬称略）の4名。
ふた組目のパーティは“アルフォート”。パーティメンバーは、やま、ぺら、まつ、ともっち（敬称略）の4名だ。
そして、3組目となる“初心者大使ドリーム選抜”チームが登場！ これは、初代～第4期までの初心者大使のなかから、それぞれ1名ずつを選抜して組まれたパーティ。初代初心者大使からは初美 メアリさん（キャラ名はでこひめ）、第2期初心者大使からは磯部 恵子さん（キャラ名はべってぃー）、第3期初心者大使からは坂口 和也さん（キャラ名はかずなり）、そして第4期初心者大使からは太田 裕二さん（キャラ名はゆうじ）が登場したぞ！
3チームが紹介されたところで、いよいよ1戦目となる魔人エンラージャ強のタイムアタックがスタート！ 戦う順番は“ANDANTE”、“アルフォート”、“初心者大使ドリーム選抜”。
■魔人エンラージャ強
“ANDANTE”のパーティ構成は魔法戦士、武闘家、バトルマスター、どうぐ使い。回復職がおらず、超攻撃的な構成だ。どうぐ使いの必殺技、そして魔法戦士のフォースレブレイクなどで短期決戦を挑むスタイルだと思われる。
戦闘開始後は、武闘家が“おたけび”で魔人エンラージャの動きを止めて、“ためる2”を連続で使いスーパーハイテンションに。バトルマスターは魔人エンラージャに天下無双。その後、魔法戦士がダークフォースを使った後に魔人エンラージャにフォースブレイク！ ここでスーパーハイテンションの武闘家が扇スキル“百花繚乱”で、ムッチーノを巻き込みつつ攻撃したら、魔人エンラージャ強に約6000、ムッチーノに約3000ほどの大ダメージを与え、一気に魔人エンラージャたちの名前が黄色くなる。ピンクタイフーンや、どうぐ使いのさみだれ突きなどでムッチーノを倒し、残りが魔人エンラージャ1体になったところで、バトルマスターが魔人エンラージャの攻撃でチカラ尽きてしまう。そして間髪入れずに“魔人のわざわい”を食らってパーティーメンバーがムッチーノに！ しかし、どうぐ使いのみ変身していなかったので、プラズマリムーバーで仲間の変身を解除。終盤に若干タイムロスとなる状況に陥ったものの、無事に魔人エンラージャ強を撃破。討伐タイムは1分05秒22だった。
“アルフォート”のパーティ構成は踊り子、武闘家、旅芸人、賢者。“ANDANTE”と異なり、こちらは回復職がふたりいるので、多少の劣勢は十分にリカバーできそう。しかし、魔法戦士のフォースブレイクがないので、爆発的な火力を出しにくい。踊り子の必殺技が発動すればカバーできそうだが……？
戦闘開始時、なんと踊り子が必殺チャージ！ 魔人エンラージャを毒状態にしてタナトスハントで攻撃しつつ、イオナズンや旅芸人のなぎはらいでムッチーノを巻き込みつつダメージを与えていく。そして、仲間のチャージスキルが使用できるタイミングで、踊り子が必殺技“荒神の舞”を発動！ 全員のテンションが一気に上がったが、なんと同時に武闘家がチカラ尽きる！ 荒神の舞の効果を100%発揮できずに、敵はまだ1体も倒せていない状況が続いてしまう。武闘家を蘇生させると、今度は賢者がチカラ尽き、全員のHPも少なくなり全滅寸前に！ すぐさま賢者を蘇生したタイミングで“せかいじゅのしずく”でパーティのHPを全快し、危機を脱する。その後は確実に1体ずつ倒して無事に撃破！ 討伐タイムは1分03秒12だった。
“ドリーム選抜チーム”のパーティ構成は魔法使い、踊り子、賢者、魔法戦士。上記2チームの職業を混合させたような構成だ。魔法戦士がいるので、フォースブレイクからの火力で一気に倒す作戦だと思われる。火力枠を物理職ではなく魔法職にしているのは、魔女グレイツェル強の戦いも見越しての構成だろうか？
戦闘が開始したら、踊り子が魔人エンラージャにスリープダガーを使い眠らせることに成功！ ANDANTEとアルフォートは、敵すべてを巻き込みながら戦っていたのに対し、ドリーム選抜チームは魔人エンラージャを寝かせておき、ムッチーノから各個撃破する戦いかたのようだ。しかし、魔人エンラージャを寝かせることで“魔人のわざわい”を封じることができるので、とくに危険になる状況もなく安定した戦いを見せる。チャージスキルが溜まり、超暴走魔法陣からマヒャデドスなどの範囲呪文でムッチーノを撃破！ 残りが魔人エンラージャ1体となったところで、満を持して魔法戦士がフォースブレイクを発動！ そこへドルマドンやメラガイアーなど、単体攻撃呪文などで一気に押し込むも、魔人エンラージャの範囲呪文攻撃を食らい踊り子がチカラ尽き全滅寸前に！ しかし、このまま押し込んでなんとか勝利！ 討伐タイムは1分13秒26だった。
1戦目を終えたところでの順位は、1位がアルフォート（1分03秒12）。2位がANDANTE（1分05秒22）そして3位がドリーム選抜チーム（1分13秒26）という結果に。
なんと、10秒以内の差に3チームが入り込むという大接戦になったのだ！ この後の2戦目しだいでは、どのチームにも優勝のチャンスは十分にある。大盛り上がりの中、続いて2戦目となる魔女グレイツェル強の戦いが始まった。
魔女グレイツェル強は、3位、2位、1位のパーティの順番で行われた。
■魔女グレイツェル強
“ドリーム選抜チーム”は、魔法構成なので戦闘開始地点の位置から2階にいる敵を倒す作戦。呪文対策として、魔結界やマホカンタ、マホステを使っていたぞ。メラゾーマなどの攻撃呪文で2階の敵を倒しているあいだに、魔法戦士が“ぶきみなひかり”で魔女グレイツェルの呪文耐性を下げていた。2階の敵を倒し終わったら、魔法戦士が超暴走魔法陣を敷いた後に魔女グレイツェルにフォースブレイク！ その後は、超暴走魔法陣の上から魔法使いなどがメラガイアーなどで攻撃。魔法戦士はマダンテを使い、魔女の釜もろとも攻撃して一瞬で魔女グレイツェル強と魔女の釜を撃破！ あとは、残っていたおばけトマトを倒して勝利！ 討伐タイムは、なんと1分29秒98！ ほぼ完璧に計算し尽された動きに、会場からはどよめきが起こっていたぞ！
続いては暫定2位の“ANDANTE”。戦闘開始後、武闘家がためる2からスーパーハイテンションになるが、なんと魔法戦士が敵のマヒャデドスなどの呪文を一気に食らい戦闘不能に！ すぐさませかいじゅの葉で蘇生するも、今度は武闘家がチカラ尽きるなど最悪の立ち上がりとなってしまう。しかし、そのあいだにどうぐ使いやバトルマスターが2階の敵を倒して攻撃の手数を着実に減らしていた。武闘家は蘇生後に再びためる2を使いスーパーハイテンションに。魔法戦士が魔女グレイツェル強にフォースブレイクを使ったら、百花繚乱やプレートインパクトなどの範囲攻撃で、魔女の釜も巻き込みつつ攻撃。そのあいだに魔女グレイツェル強にマヒャデドスを使われてバトルマスターがチカラ尽きてしまうものの、すぐにせかいじゅの葉で蘇生させて、全員総攻撃で魔女グレイツェル強を撃破！ 討伐タイムは1分33秒81だった。
最後は暫定1位で魔人エンラージャ強を撃破したアルフォート。パーティに魔法戦士がいないので、ドリーム選抜チームやANDANTEのような“フォースブレイクからの大ダメージ”という戦法が使えないので、どう戦うかに注目が集まっていたぞ。
いざ戦闘が始まると、なんと周囲の敵は完全に無視して、魔女グレイツェルを全員で総攻撃！ 踊り子がヴァイパーファングからのタナトスハント、武闘家はタイガークローなど、とにかく全力で攻撃してダメージを与えていく。すると、開始後15秒ほどで、なんと魔女グレイツェル強の名前が黄色に！ 魔女グレイツェル強がミラージュボディを使ったところで、短剣を装備した旅芸人が“おたけび”を使って阻止。その後も攻撃を続け、なんと開始後30秒ほどで魔女グレイツェル強を撃破！ あとは、残った敵を1階からピンクタイフーンなどを使い倒し、魔女の釜は武闘家が棍に持ち替え、ためる2でスーパーハイテンションからの棍閃殺などで大ダメージを与えて一気に撃破！ 討伐タイムは、なんと脅威の1分08秒65！
よって、2戦の合計タイムによる結果は以下のようになった。
1位……合計タイム：2分11秒77アルフォート
2位……合計タイム：2分39秒03ANDANTE
3位……合計タイム：2分43秒24ドリーム選抜チーム
3チームとも大接戦の内容に会場が盛り上がっていると、よーすぴさんがサプライズを用意！ なんと、この大会のためだけに用意したという“伝説の三悪魔 闘”カードを優勝チームにプレゼントしたのだ。優勝の喜びもつかの間、すぐに伝説の三悪魔 闘と戦うことになったアルフォートの4名。
エキシビジョンということで、パーティ構成の変更はあり。アルフォートは、戦士、武闘家、魔法戦士、僧侶という伝説の三悪魔での安定構成を選択して挑戦。よーすぴが「絶対倒せないようにしました！」と豪語するほどの強さらしいが、ここは優勝したアルフォートチーム。きっと奇跡を見せてくれるはず。しかし……。
戦闘開始時に武闘家が必殺チャージして“一喝”で動きを止めたものの、動き出したバラモスブロスやバラモスゾンビたちにつぎつぎと戦闘不能にさせられていくアルフォートのメンバー。ほぼなす術もなく、状況すらあまり理解できないまま終わってしまった。
敵の攻撃力がすさまじく高いのか、通常攻撃を食らうだけでチカラ尽きていたようにも見られた。これはひどすぎ（笑）。
ある意味、手洗い祝福とも言えなくもない感じで終わってしまったが（笑）、この後アルフォートの4名には優勝トロフィーと闘会議カードが授与されて、タイムアタック大会は終了した。
最後に、りっきーから『DQX』のバージョン3.2後期に先駆けた情報として、戦神のベルトで、つけたくない効果を封印できる“封印の聖灰”というアイテムの実装を発表。封印の聖灰は、コインボスで入手できるアクセサリーや輝石のベルトと交換することで1個入手することができるようだ。また、戦神のベルト+2も、封印の聖灰1個と交換でき、戦神のベルト+3は、なんと5個の封印の聖灰と交換できるとのこと。微妙な効果の戦神のベルト+3を捨てようと思っていた人は、捨てないでくださいね！
■プレゼントのじゅもん
まじょスピードげきは……ちょうげんきだま
さいそくにちょうせん……ふくびきけん39枚
