ウェスカーモードに挑む！
2016年1月21日にカプコンから発売予定のサバイバルホラー『バイオハザード0 HDリマスター』。2周目以降にプレイできる“ウェスカーモード”をひと足先にプレイしてみた。
ウェスカーモードとは、本編クリアー後に楽しめるエクストラゲームのこと。『バイオハザード5』で登場した、超人的な能力を持つウェスカーを操作して突き進めるのだ。なお、記者の腕が追いついていないため、プレイにぎこちない点があるのはご容赦いただきたい。また、ネタバレにつながる謎解きシーンやイベントシーンは編集で極力控えめにしているのでご安心を。
ウェスカーモード ダイジェストプレイ
赤の斬撃
ウェスカーがパワーを溜め始めると、体にオーラを纏い始める。溜まった力を開放すると、攻撃範囲内にいるクリーチャーに大ダメージ！
黒の疾走
体を沈めてパワーを溜めた後、力を開放すると風のようなスピードで移動できる。タイムアタックを狙う際には最重要となる技だろう。
レベッカも銃器を使って大暴れ！
『バイオハザード5』風のウェスカーが使えるということで、さっそくプレイ開始！ 『バイオ5』でのウェスカーは、銃弾を余裕で避けたり壁を走ったりと、とにかくスゴイ身体能力だった。で、ウェスカーモードの彼も同じくスゴかった！ “赤の斬撃”はゾンビを一瞬で吹き飛ばし、スティンガー相手ですら苦戦知らず。“黒の疾走”は恐るべきスピードで駆け抜けていく。列車の中の入り組んだ通路も、壁に引っかかることなくスイスイ走れるのが気持ちイイ。今回用意したプレイ動画では、黒の疾走のあまりの速さに制御しきれずゾンビに掴まれているけど、慣れればきっとそんなことはなくなるはず……！
また、レベッカも見た目が変わっており、『バイオ5』でのジルのように「ウェスカーに洗脳されてるのかな？」と思ったが、こちらはあくまで姿のみの変化。シリーズおなじみの衣装チェンジみたいな感じですね。しかし、ウェスカーが武器を使わずにガンガン進めるぶん、道中で拾える武器や弾は、すべてレベッカに注ぎ込めるので、こちらも弾薬を存分に使って戦えます。なお、ウェスカーはビリーとは違い、ハーブの調合もできる。さすが元S.T.A.R.S.隊長！ と言いたいところだけど、2週目以降のプレイということを考えると、ハーブはほぼ必要としないかも……（笑）。
ストーリーを進めていけばふたりが別行動するシチュエーションも多いが、どちらを手強いルートへ送り込むべきか悩むのも楽しい。ちなみに、ウェスカーモードはあくまで1周目にはなかったアクションやタイムアタックを楽しむものなので、道中のイベントシーンでのウェスカーはビリー役となります。なので、見た目はウェスカーだけどレベッカは“ビリー”と呼ぶし、ウェスカーの姿のまま小西さんの声でビリーのセリフをしゃべります。クリアーしたプレイヤーへのご褒美、ゴージャスなオマケなのでカタいことは抜きにしましょう。
あと、『バイオ』シリーズの周回プレイといえばタイムアタックが熱いけど、今回はウェスカーモードのおかげでかなり熱くなれそう！ 黒の疾走をどう扱うかが、タイムに大きく影響するのかな？ 黒の疾走を使用すると、移動中に×ボタンで急に止まったり、左スティックと×ボタンで方向転換できるので、使いこなして驚きのタイムをたたき出したい。腕が鳴るぜ！
（Text by ででお）
ウェスカー強すぎ！ 無敵状態で進めるよ！
こんにちは！ 『バイオ』シリーズが三度の飯より好きなゴジラ太田です。ウェスカーモードを開始すると、赤い眼光、そして胸に赤い謎の装置を装着したレベッカが！ 懐かしの“S.T.A.R.S.1997”やフレッシュな“スポーツウェア”など、エクストラコスチュームのレベッカも使いたいけど、こちらのレベッカもカッコよくていいですな～。ただ、レベッカは姿が異なるのみで、ウェスカーのような特殊能力が使えるわけではない模様。少し進めてビリーが登場するはずのシーン、ここで初めてウェスカーが姿を現した！ ビリーの代役といった感じだけど、これはこれで新鮮なので、イベントをスキップしないで最後まで眺めてしまった。ちなみに、プリレンダリングのムービーシーンでは、さすがにビリーの姿のままでした。おっと、重要なのはウェスカーの超人的な能力で暴れたいということでしたね！ さっそく“赤の斬撃”を使ってみると、どうやら攻撃ボタン長押しで溜めが複数段階ある模様。MAXまで溜めるのは少々時間がかかるけど、1段階目ならば溜め時間が短いのですぐに出せる。ゾンビやプレイグクローラーなど、いわゆるザコっぽいクリーチャーは1段階目の攻撃でも一撃で倒せます。これは快感ですな。銃とは違い、弾数制限もないので攻撃し放題ですよ！ これはシリーズおなじみの“無限ロケットランチャー”をぶっ放しているときに近い爽快感がありますね。しかもこちらはウェスカーの能力で攻撃するので、武器すら必要としない。つまり、武器を全部捨てることで、アイテムの所持数に余裕ができるんです。拾った弾は全部床にぶちまけて、後でレベッカに拾わせる寸法。といっても、ほとんどの場所をウェスカーで行動しちゃうので、レベッカの手持ちの弾薬もどんどん増える一方ですが（笑）。
もうひとつの能力“黒の疾走”は、実際に使うとマジで速い！ 列車の扉から扉まで一瞬！ しかし速すぎるので制御が超ムズい！ 壁にぶつかってもなお走り続けるウェスカーさんは、ちょっとシュールです（笑）。そんなこんなでウェスカーの無双状態でガンガン進んでいくと、めちゃめちゃグロテスクな“擬態リーチ”と遭遇。動きの奇怪さに錯乱していたのと、へっぽこな操作のせいで何度かダメージを受けちゃったけど、赤の斬撃のおかげで、まともにハンドガンで戦うよりもずっと楽に撃破できた。クリーチャーの攻撃が来る前に黒の疾走で距離を離すといった戦術も有効ですね。それにしても、赤の斬撃は爽快感がありすぎて、やみつきになりそう（笑）。
（Text by ゴジラ太田）
バイオハザード0 HDリマスター
| メーカー | カプコン |
|---|---|
| 対応機種 | PS4プレイステーション4 / PS3プレイステーション3 / XOneXbox One / X360Xbox 360 / PCWindows |
| 発売日 | 2016年1月21日発売予定 |
| 価格 | 3990円［税抜］（4309円［税込］） |
| ジャンル | アクション・アドベンチャー / サバイバルホラー |
| 備考 | 『バイオ0HD』と『バイオHD』の2作品を収録した『オリジンズコレクション』（PS4版とXbox One版のみ）は各5990円［税抜］（各6469円［税込］） ※通常版のディスク版はPS3のみ。ダウンロード版は全機種で2016年初頭配信開始予定、価格未定 |
