『ECO』10周年を記念したオフラインイベントが開催!
2015年12月5日、東京・ディファ有明にて、『エミル・クロニクル・オンライン』(以下、『ECO』)のサービス10周年を記念したオフラインイベント“ECO祭2015 in 東京 & ECO★サミット vol.4”が開催された。
『ECO』のBGMを手掛ける音楽ユニット“ACE”の生演奏ライブや、4年連続でアニバーサリーソングを担当する石田燿子さんのスペシャルライブ、ラジオ大阪で好評配信中の『ECO』応援番組“アクロニア学院 放送室 出張版”など、さまざまなステージイベントを実施。
イベントのなかでは、“『ECO』2016年展開エクストラカンファレンス”と称した、今後の『ECO』の展開やアップデート情報も公開された。本記事では、その内容を中心にイベントの模様をお届けする。
2016年の『ECO』のテーマは“ひろがる”
『ECO』 2016年展開エクストラカンファレンスでは、運営チームの寺田教授、ブリキング榊田氏、ロデム先生がステージに登壇し、今後の『ECO』の展開が語られた。
手始めに発表された2016年のテーマはズバリ、“ひろがる”。毎年恒例の大合宿ミーティングを行い、一度原点回帰して、世界観や遊びの要素、冒険、パートナーとの戦闘というさまざまな要素を深く考え直したという。
『ECO』の冒険要素である“イベント”、“バトル”、“成長”のサイクルを、それぞれ広げていくと発表。なお、以下の発表情報は現在企画構想中のもので、実装が見送られる可能性もあるとのこと。「可能な限りがんばる!」という根性論を展開し、会場の笑いを誘った。
【ストーリーイベントについて】
続いて、メインストーリーイベントの導入について発表された。LV50以降に何をしていいのかわからないという現状を改め、チュートリアル後のメインストーリーイベントが導入される。これによって、プレイヤーの成長とともに、エンドコンテンツへと導く形が生まれそうだ。
そして、SAGAストーリーイベントの再構築も発表。プレイヤーの成長と物語を深く知っていくなかで、SAGAのストーリー自体も楽しめるようにするという。将来的にはクトゥルーの謎にも迫っていきたいとのこと。
これらのストーリーイベントを楽しむために、新たに“ストーリーフィールド(仮)”の実装も発表。アナザークロニクルのように、物語を楽しむ、戦闘を楽しむということを同時に楽しめるものにしていく予定だ。
さらに、このストーリーフィールドをもっと楽しめるするための新システム“チームシステム(仮)”の実装も発表された。いっしょに連れて行くパートナーとは別に、ほかのパートナーを使ってチームを作って冒険できるようにするという。
また、ボスバトルの難しさや手強さを感じてほしいということで、ストーリーフィールドでは“シンクシステム(仮)”を実装する予定。これはイベントダンジョンに適したLV、ステータスに自動で調整されるシステムだ。攻略法をボスごとに編み出し、その情報をプレイヤー間で共有するという、MMORPGならではの楽しみが味わえそうだ。
なお、これらのストーリーフィールド関連のシステムの実装時期については、「少々お時間をいただきたい。できるだけ年内にお届けしたい」とコメント。
【日替わりダンジョン】
続いて発表されたのは、毎日遊べる要素として“日替わりダンジョン”。毎日遊べるバトル要素として、日替わりで報酬が変更されるダンジョンに挑むというもの。移動の手間をなくすために、メニューからダンジョンにすぐに移動できる仕組みを検討しているらしい。
【アナザークロニクル】
バトルとストーリーを同時に楽しむコンテンツ“アナザークロニクル”の、残りの9体のアナザーも順次実装していく予定。第2弾は2015年12月中に実装予定。最終的には物語の会話にもボイスを実装したいと語った。