秋の夜長にホラーはいかが?
かの名作『零』シリーズに影響を受けて作られたという、インドネシア産のホラーゲーム。女子高生のLindaが野外学習で訪れたのは、なぜかゴーストタウン。そこで友人たちとはぐれたLindaは、謎を解きながら脱出を目指す。
本作の特徴は、『零』のように、スマートフォンやカメラで撮影すると霊を攻撃できること。突如現れた霊に驚きつつも急いで撮影したり、じっくり迫ってくる霊と距離を離しながら何度もシャッターを切るなど、直接攻撃できない“ままならなさ”が恐怖を増大させる。どことなくアジアンテイスト漂う街並や、なじみの薄い幽霊など、インドネシア産ならではの個性も魅力的。ゾンビゲームが多い昨今、体の芯からゾワッとなるような恐怖体験が味わえる本作は見逃せない。ボリュームはやや少なめだが完成度は高く、ホラー好きにはオススメだ。
霊と遭遇したら……
撮影して攻撃!
<出会ったオバケを確認できる辞典も!>
本作には、登場した幽霊が登録されていく“ゴーストペディア”という辞典機能を搭載している。幽霊の名称や外見のほか、簡単な解説も調べられる。日本ではなじみの薄い幽霊ばかりなので、新鮮味はかなりのもの!
インドネシアの幽霊情報満載!
舞台は謎多きゴーストタウン!
主人公たちが意図せずたどり着いたのは、地図にも載っていないゴーストタウン。朽ち果てた廃校に閉じ込められたLindaは脱出を試みるが、幽霊がつぎつぎと襲い掛かってくる。無事に生還できるかは、プレイヤー次第だ。
ライトで照らして闇の世界を探索せよ
この恐怖に耐えられるか!?
◆探索のポイント/スマホを頼りに真相に迫れ!
本作には謎解き要素も用意されており、ここでもスマホが役に立つ。ライトで暗闇を照らしたり、カメラで隠し通路を発見しながら、探索を続けよう。廃墟で発見できるメモは、ここで何が起きたのかを読み解くヒントになるかも。カギを見つけて扉を開けるなど、ゲーム的なギミックもあるぞ。
チラシやメモなど小さな手がかりも見逃すべからず!
◆探索のポイント/突如現れた女性の正体は?
廃校を探索していると、不思議な女性と遭遇。彼女は空中に浮いており、ネズミや虫を操って襲ってくる。ほかの幽霊とは異なり、外観は生身の人間そのものということが、不気味さを際立たせている。見るからに強力そうなこの敵、町がゴーストタウンになったことにも関係しているのかもしれない。
人間ならざる深紅の貴婦人
スマホを盗むわんぱくオバケ!
DreadOut
メーカー | Digital Happiness |
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対応機種 | PCWindows |
発売日 | 配信中 |
価格 | 1480円[税込] |
ジャンル | アドベンチャー |