日本語版トレーラー初公開に出演声優陣が生出演!
2015年11月29日、東京・六本木のニコファーレにて、2015年12月17日発売予定の『Fallout 4(フォールアウト4)』日本語版完成発表会&最速試遊会が開催された。日本でもっとも早く試遊ができるだけあって、数多くの応募が寄せられた本イベントの模様をお伝えしよう。
まずは、ベセスダ・ソフトワークスのゼネラル・マネージャーの高橋徹氏が登壇し、日本で無事に発売を迎えられることの喜びをスピーチしてくれた。そして、日本語吹き替え版のローンチトレーラーが初公開。映画さながらの内容、雰囲気ぴったりの声だけでなく、気になる情報が満載のトレーラーなので、ぜひチェックしてほしい。
"FALLOUT4"日本語吹き替え版ローンチトレイラー
続いて、本作のメインキャストであるキャラクターの吹き替えを担当した声優陣が登場。男性主人公を担当した寸石和弘さん、女性主人公を担当した有賀由樹子さん、Mr.ハンディのコズワースを担当した岩崎ひろしさんという、豪華なキャストが揃い、本作の収録エピソードを披露してくれた。
寸石さん、有賀さんはともに数々の映画やドラマの吹き替えでも活躍されている実力派。岩崎さんもアニメやゲーム、映画と幅広い舞台でおなじみの声優で、なかでも『スター・ウォーズ』のC-3POを担当されており、今回のコズワース役はぴったりなのだ。
広大なオープンワールドが舞台のRPGなだけに、万を超える数の声を収録されたという本作。寸石さんは今回の役作りでは「主人公ということで意志の強さを出しました。誰でも入り込めるように意識しています」とのこと。女性主人公の声を演じた有賀さんは「ちょっと大人っぽさを意識しました。自分でキャラクターを作れるゲームなので、幅広いプレイヤーの方にマッチできるように」演じられたとのこと。岩崎さんは「主人公につねに寄り添うロボットなので、世界観を意識して演じた(※編註:ずっと脱線しっぱなしだったので大意)」そうだ。また、寸石さんも有賀さんも、カルマによって選択肢の声質も変えたとのことなので、早くこの耳で確かめたいもの。
ラッキーな3人のプレイヤーが最速試遊!
最後に日本最速で日本語版をプレイできる幸運を獲得した3人のプレイヤーが登壇。九州・宮崎から参戦したカオルさんは『フォールアウト3』を300時間くらいは遊んだというプレイヤー。東京のジョンさんも、『3』を何ヵ月も遊んで、3~4周はこなした生粋のファン。唯一の女性当選者で、熊本から参加されたヒカルさんも、スナイプ好きという熱心なプレイヤー。3人は、じっくりと豪華な環境でゲームをプレイしてもらうことになる。
と、その前にサプライズ映像が。それは、本作のディレクターを務めたベセスダ・ゲームスタジオのトッド・ハワード氏から日本のファンへ向けたビデオメッセージ! 貴重な映像に会場のみならず、生放送の視聴者たちも驚愕していた。
ここからは、当選者によるプレイ映像(プレイステーション4版)をじっくりと見ることができる観戦タイムに突入。オープニングから序盤の一部まで、90分ほどの試遊が披露された。同様の試遊を記者も体験できたので、細かい内容は後日あらためて紹介するので、お楽しみに。
配信終了後、ひと足早くプレイできたお三方に、さっそく触ってみた感想を聞いてみた。
「自由に探索したり、手探りで物語を進めていくところは『3』を踏襲していて、よかったです。それでグラフィックも向上しているので、没入感が増していると思います」(カオルさん)
「グラフィックがきれいになったので、だいぶ印象が違います。まさかパワーアーマーを操作できるとは思わなかったので、うれしかったです。日本語版をプレイしたいので、海外版も未購入で動画もなるべく目にしないようにしています。建築のカスタマイズが楽しみです。発売を迎えたらじっくりと遊びたいです」(ジョンさん)
「けっこうやり込み要素が多そうで楽しみです。敵も強くて期待以上でした。じっくりと遊べると思います。家のクラフトを早く体験してみたいです」(ヒカルさん)
ゲームプレイを見ていた観覧者の方々も含めて、期待通りの作品になっていると確信できたようだ。
実際のゲーム画面を見てもらえれば、基本的なゲーム進行はもちろん、こだわりのディテール、日本語音声が生み出す空気感が理解できるはず。ニコニコ生放送のタイムシフト視聴で当日の模様を確認できるので、気になる人はいまのうちに視聴しておこう。