佐藤聖羅さんの恐竜に対する愛情も伝わる発売記念イベント
2015年11月6日、ワーナー エンターテイメント ジャパンが発売した、映画『ジュラシック』シリーズをレゴで再現した『レゴ ジュラシック・ワールド』の発売記念イベントが都内で行われた。恐竜を愛してやまない、元SKE48の佐藤聖羅さんも応援にかけつけたイベントの模様をお届けする。
イベントの最初は、2015年夏に公開され、大ヒットを記録した映画版『ジュラシック・ワールド』と、2015年11月5日に発売された『レゴ ジュラシック・ワールド』のトレーラー映像を公開。『レゴ ジュラシック・ワールド』は、『ジュラシック』シリーズ4作品のストーリーが網羅されており、レゴゲーム特有の“ひらめきと驚き”も満載のゲームとなっている。また、映画版の印象的な場面の数々も、レゴブロックの世界で忠実に再現されているなど、映画ファンがニヤリとする場面や仕掛けがそこかしこに用意されているのも、本作の魅力のひとつだ。
ここで、かねてから恐竜大好きを公言しており、『ジュラシック・ワールド』関連の仕事を渇望していた元SKE48の佐藤聖羅さんが登場。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の探検隊のような雰囲気も感じる出で立ちで登場した佐藤さんの第一声は、「恐竜大好き! 佐藤聖羅です。よろしくお願いします」と、のっけから恐竜愛をアピール。映画『ジュラシック・ワールド』も、4DX版を観覧するつもりが予約を間違えてしまい、通常の3D版を見たことを悔やみつつ、映画の迫力、おもしろさに関しては大絶賛していた。お気に入りのシーンは、主人公のオーウェンが、ヴェロキラプトルを訓練して手なずけているシーンとのこと。「あれは恐竜好きの夢ですよね」と、目を輝かせて語っている姿からも、心底恐竜を愛している思いが伝わってきた。
ここで、『レゴ ジュラシック・ワールド』を紹介するために、ワーナー エンターテイメント ジャパンのプロモーション担当、渡辺永氏が登壇。発売されたばかりのプレイステーション4版を使って、実演プレイをしながら本作の魅力を紹介してくれた。
映画ではシリアスだった場面も、レゴでは可愛らしく再現されている。“ジュラシック・ワールド”の所有者のサイモンがヘリコプターで落下する場面や、ヒロインの秘書であるザラがプテラノドンに連れ去られ、巨大な海竜モササウルスに飲み込まれる印象的なシーンも再現されていたが、渡辺氏曰く、「レゴの世界では人は死なないので、みんな生きていますよ」とのこと。映画版の場面を忠実に再現しながらも、コミカルな演出を追加しているのは、レゴワールドならではといったところだ。ゲーム中もミスターDNAがヒントを教えてくれたり、探索すべきポイントや行動すべきキャラクター情報が表示されるなど、レゴゲームシリーズのテーマとしている“ひらめきとおどろき”を誰もが楽しめる作りとなっていた。
本作の見どころのひとつである、“恐竜カスタマイザー”の様子も紹介された。これは、映画『ジュラシック・ワールド』に登場するハイブリッド恐竜、インドミナス・レックス(※)のように、さまざまな恐竜の特徴をベースとなる恐竜に組み合わせて、自分だけの恐竜が作り出せるという要素となっている。ここでカスタマイズベースとなる恐竜を決めるため、佐藤さんにいちばん好きな恐竜を聞いてみると、「パキケファロサウルスです」と即答が。さっそく、パキケファロサウルスをベースに、トリケラトプスの頭部を付けてみたり、尻尾をディモルフォドンにしたりと、オリジナル恐竜作りを実演。
※…インドミナス・レックスは、ティラノサウルスをベースに、ヴェロキラプトルをはじめとする数種類の恐竜のDNAを組み合わせて作り出された映画版オリジナル恐竜。ティラノサウルスを超える巨体ながら、頭脳明晰なうえに強大な力と機敏な脚力を持っており、さらに体表の色を変える能力まで持ち合わせた、シリーズ最強の恐竜として描かれている。
ひととおりゲームの見どころを紹介し終えたところで、発売記念イベントも終了の時間を迎えることに。「『ジュラシック』シリーズを見た人のなかには、本当に恐竜がいたらいいなと思われている方もいると思うんですよ。そんな夢をゲームのなかで体験できる、本当に素晴らしい作品になっています。ぜひ、皆さんでワイワイと楽しんでいただけたらと思います。」と、佐藤さんのコメントで締めくくられた。
イベント終了後の佐藤聖羅さんに直撃インタビュー
イベントを終えたばかりの佐藤聖羅さんに、映画『ジュラシック』シリーズと『レゴ ジュラシック・ワールド』の魅力、恐竜への愛情などを直接聞いてみた。
――映画『ジュラシック』シリーズが大好きということですが、いつごろから恐竜に興味を持たれたのですか?
佐藤聖羅(以下:佐藤) 物心がつく前から、テレビで放映していたのを両親といっしょに見ていたんので、気がついたら好きになっていました。ビデオに録っていたのをすり切れるほど見ているくらい、大好きな映画です。
――ちなみに、シリーズはどの作品から見たんですかか。
佐藤 いちばん最初に見たのは『ジュラシック・パーク』です。シリーズも一作目から順番に見ていますね。ただ、映画館で初めて鑑賞したのは『ジュラシック・パークIII』からになります。
――今年は久しぶりにシリーズの新作が公開されるということで、いかがでしたか。
佐藤 とてもリアルなうえに映像も綺麗で、すごくおもしろかったです。それからしばらくしてから、ネットで続編が作られるというニュースを見て、「すごい!」って思いました。
――次回作では、できることなら10秒で食べられる役でもいいので出演したいとツイッターで言われてましたよね。
佐藤 そうなんです、本当に出たいんですよ(笑)。
――これからキャストも決めていくでしょうし、オーディションも行われるでしょうから、まだチャンスはあるかもしれないですね(笑)。もし、映画に出て、恐竜に食べられるとしたら、どんなシチュエーションを望まれますか。
佐藤 日本からの観光客として“ジュラシック・ワールド”を訪れているという設定で、お寿司を食べているシーンから始まって、そのあとに恐竜に餌をあげる体験をしにいったところを食べられてしまいたいです。そこからパニックが始まってくれたらいいですね(笑)。
――かなり細かな設定を用意されているんですね(笑)。実際に、どの恐竜に食べられたいと思いますか。
佐藤 ヴェロキラプトルがいいです。ラプトルってチームワークを組んで狩りをしたり、すぐに獲物を殺さずに、動けないようにケガだけさせておいて、それを助けにきたところを襲うって罠をしかけるとか、頭がいい恐竜ですよね。『ジュラシック・ワールド』では、主人公が訓練をして、心が通じ合ったりしていますし、全作に登場してしているじゃないですか。そんな頭のいいヴェロキラプトルに食べてもらえたら本望です(笑)。
――そんな『ジュラシック』シリーズの世界が、今回レゴでゲーム化されましたが、どのような印象をもたれましたか。
佐藤 恐竜といっしょに暮らしたいとずっと思っていたので、そんな思いを体験できるなんて素敵ですよね。見た目やシチュエーションは映画を再現しているけど、結果はレゴらしくアレンジされているので、怖いものが苦手な人でも楽しめるんじゃないでしょうか。映画を見ている人は、よりいっそう楽しめると思います。モササウルスに丸呑みされたザラがあのあとどうなったのか、私もすごく気になりますね(笑)。
レゴ ジュラシック・ワールド
メーカー | ワーナー エンターテイメント ジャパン |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS / PS4プレイステーション4 / PS3プレイステーション3 / Wii UWii U |
発売日 | 2015年11月5日 |
価格 | PS3版、PS4版、Wii U版:5700円[税抜](DL版:5200円[税抜])/3DS版:4700円[税抜](DL版:4200円[税抜]) |
ジャンル | アクション・アドベンチャー |
備考 | プレイ人数:1人 CERO:B(12歳以上対象) |