脳のいかん部分から変な汁が出るやつ
Kenny Sun氏によるアクションゲーム『Circa Infinity』を紹介する。本作は9月9日にSteamほかでPC/Mac版が発売予定。独立系PCゲーム配信サイトのItch.ioからデモをダウンロードして遊ぶこともできる。
本作のベースは2Dプラットフォームアクション。円の外周を走って指定された弧の場所に行き、ボタンを押して内周に入って、さらに内側にある円にダッシュジャンプでタッチ。するとその円が次のステージとなり、また円の外周→内周→次の円の外周→内周→次の次の円の外周……と、これを延々と繰り返していく。何を言っているかわからない人が大半だと思うので、とりあえず映像を見て欲しい。
シアトルで先週行われたゲームイベント“PAX PRIME 2015”でプレイしたのだが、延々と円の中にズブズブと潜っていくさまは、Jack Fay氏とJim Fay氏によるサウンドとあいまって、まるでフラクタル図形のアニメーションを見ているようなトリッピーな気持ちよさがある。
もちろんステージが進むに連れて、触れちゃいけない障害物が増えたり、点対称ステージが出てきたりと難度も上がっていく。面は全部で50あり、ボス付きの全5章のステージ構成。“曼荼羅模様ぐるぐる＋ナイスなエレクトロニックミュージック＋即死トラップの応酬＝脳から変な汁が出まくる”という点で、プレイ感は『スーパーヘキサゴン』のような感じ。
ちなみに会場に出ていたのは9日に発売されるのと同じPC版だが、記者がプレイしたのはKenny Sun氏のスマートフォンに入っていたバージョン。製品というより、どこでもデモできるように用意したもののようだったが、タッチパネルでの操作も特に問題はなかったので、こちらもぜひリリースして欲しいところ。
