『ギルティ』界のトリックスターがプロゲーマーを迎え撃つ!

 プレイステーション4版『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』を用いた格闘ゲームイベント“闘神激突”。プロゲーマー連合軍を迎え撃つ“ギルティギア王者軍”として参戦するススム選手のインタビューを実施。その意気込みを語っていただいた。
(取材日:7月)

■闘神激突とは?
 『ギルティギア』シリーズの最強プレイヤーたちが率いる“ギルティギア王者軍”と、世界を舞台にさまざまな大会で活躍するプロゲーマーが集結した“プロゲーマー連合軍”の、絶対に負けられない2チームが激突する大会。両陣営とも代表選手5名+オンライン予選通過選手5名の計10名で構成される。両軍の激突の模様は、2015年8月22日18時より、下記3サイトで生中継される予定だ。

※ニコニコ生放送
※youtube live
※USTREAM

『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』大会イベント“闘神激突”“ススム”選手インタビュー_01
ススム選手
 『GUILTY GEAR X』からの古参プレイヤー。関西の強豪チップ使いとして名を馳せ、『GUILTY GEAR XX SLASH』全国大会“GIGS 2nd”において、前回大会覇者で“闘神激突”にも参戦が決定している小川を破り、優勝を飾っている。“闘神激突”ではギルティギア王者軍として参戦、オープニングマッチにおいてまちゃぼー選手との対戦が決定している。

――“闘神激突”運営からのオファーがあったわけですが、今の気持ちはいかがでしょうか。

ススム選手(以下、ススム) 単純にうれしいというのと、こういう多くの方に見られる状況で熱い試合を見せられるよう努力できればと思っています。緊張もしているのですが、それ以上に大会が楽しみですね。

――今回は特に格闘ゲームプレイヤーだけではなく、観戦専門の方も本イベントに注目していると思いますが、そういった方にアピールしたい部分はありますか?

ススム 格闘ゲームをプレイしない方にも本イベントを通して、格闘ゲームの面白さが少しでも伝わればと思っています。

――ススム選手は『GUILTY GEAR』シリーズの古参プレイヤーですが、『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』もかなりプレイしておられますね。

ススム 対戦をやればやるほど新しい発見が見つかって、とても楽しく遊ばせてもらっています。ただ、まだまだやり込めていない部分も多いので大会だけでなく、次回作(『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR -』)にも向けて、もっとやり込んでいきたいですね。

――ススム選手は“闘神激突”ではギルティギア王者軍からの参戦とのことですが、対するプロゲーマー連合軍の印象はいかがでしょうか。

ススム ウメハラ選手やsako選手を始めとする有名プレイヤーばかりですが、『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』の経験は“浅い”じゃないですか。プレイヤーの性能は間違いないと思うので、経験の浅い部分をどうカバーしてくるかが楽しみですよね。

――それではギルティギア王者軍の印象はどうですか。

ススム メンバーに言うことないって感じですよね。圧勝で終わらせてくれると思っています。

――ススム選手の自信のほどはいかがですか。

ススム 自分の対戦相手は、まちゃぼー選手になっていまして、言ってしまえば『GUILTY GEAR』プレイヤーなんですよ。なので一番苦労するのは自分かも? と思っています。特にこの試合がオープニングマッチになるので、その後の流れを決める大事な試合になると思います。自信はそこまで無いのですが、絶対に勝ちたいですね。

――まちゃぼー選手の使用キャラが“カイ=キスク”とのことですが、キャラ対策についてはいかがでしょうか。(ススム選手は“チップ=ザナフ”を使用)

ススム 自分が関西のプレイヤーなんですが、関西のカイ使いの“ロズ”とよく対戦をしているので、ちょっとは自信ありますね。組み合わせ的には自由に動き回るチップをカイ側がどう対処するかといった対戦になると思うのですが、まちゃぼー選手がチップ対策をどこまで詰めてくるか楽しみです。

――それでは最後に“闘神激突”を観戦する格闘ゲームファンや『GUILTY GEAR』シリーズのファンにメッセージなどありましたらよろしくお願いします。

ススム 今回の“闘神激突”は、すべてのプレイヤー、すべての試合が見応えあるものになると思います。自分の試合だけでなくすべての試合が要注目ですね。個人的には第1回のオンライン予選を通過した“竹原選手”のラムレザルに注目しています。竹原選手はアーケードスティックでなく、ゲームパッドを使ってプレイしているのですが、ゲームパッドでもこれだけ強くなれるぞってところを見せてくれると思います。
 最後に『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』をやろうか迷っている方に伝えたいのですが、格闘ゲームを極めるって感じじゃなくて、みんなで遊べる“パーティゲーム”としてまず一度触ってみてキャラクターを自由に動かして楽しんでほしいですね。そのなかの一握りの方が“強くなりたい”と思って、がんばってプレイしてくれたらうれしいです。やり込み勢はとことんやり込んで、ライトユーザーは気軽に楽しむそんな環境ができたらと思います。