コミコンで『Call of Duty: Black Ops III』ZOMBIESが初お披露目

 2015年7月9日~12日、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターにて、Comic-Con International 2015(通称:コミコン)が開催。その初日となる7月9日、『Call of Duty: Black Ops III』(プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、PC用ソフト。日本発売は未定)のZOMBIESモードが初お披露目されたパネルセッション“Call of Duty Black Ops III: Zombie World Reveal”が行われた。

【動画あり】『Call of Duty: Black Ops III』1940年代ノワールにゾンビたちが出現! レトロにゾンビに狂った仲間にもうたいへん!【SDCC 2015】_19

 ZOMBIESモードは、本編とはまったく別の物語が楽しめる4人のプレイヤーによるCo-opモード。まず、冒頭からこれまでのZOMBIESのダイジェスト映像が公開。この時点ですでに観覧者はヒートアップ。大きな歓声があがり、大盛り上がり。皆さん、本当にゾンビがお好きなんですねぇ。

 そして今年発売される最新作『Call of Duty: Black Ops III』に収録されるZOMBIESモードから“Shadows of Evil”のPVが初お披露目された。果たして、本作のゾンビはどんなゾンビなのか、どんな遊びが盛り込まれているのか……。

 “Shadow of Evil”はパネルに参加したTreyarchのJason Blundell(ジェイソン・ブランデル)ディレクターとリード・ライターのCraig Houston(クレイグ・ヒューストン)氏によると、『コール オブ デューティ ブラックオプス2』のMob of the Deadを1940年代ノワール風にしたもので、ギャング、ダンサー、ボクサーなどがたくさん登場してアンデッドと戦う。非常にホラーっぽくキャラクターも狂っているとのこと。

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 本モードのプレイアブルキャラクターは、実在のハリウッド俳優・女優が演じることでもおなじみ。“Shadow of Evil”には、Heather Graham(ヘザー・グラハム)、Neal McDonough(ニール・マクドノー)、Ron Perlman(ロン・パールマン)、Robert Picardo ロバート・ピカルド)らが名を連ね、パネルセッションいもゲストとして登場。

 キャスト陣は自分が演じるキャラクターを次のように解説した。

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Heather Graham 自分が演じるのはダンサーでスターになるためには何でもやる女。あまりいい人ではないわ(笑)

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Neal McDonough 普段の自分はそうではないが、この役では思いっきり汚い言葉を使った。罪悪感が邪魔してできなかったことができて、うれしかったよ(笑)。
※開発陣から「アドリブは狂ってると思うくらいすごかった」という太鼓判を押されるほど、汚い言葉を連発しているのだとか。

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Ron Perlman ようやく子どもが友だちに「あれはお前の親父じゃないのか?」と言われて喜ぶ仕事が出来た(笑)。若い頃はボクサーの役がやりたかったが、その機会には恵まれず、次にボクサーのマネージャー役、その次にはボクサーの祖父役ならと希望したが、遂になれなかった。だが、このゲームのお陰で65才になったいま、ようやくボクサー役を演じることができたよ。

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Robert Picardo とてもクールだと思う。シャドウマンという信用出来ない男を演じている。このゲームには欠点だらけのキャラクターがたくさん出て来るが(笑)、自分は彼らを助ける役だ。しかしダークで変わっていて理解しにくいキャラクターで、まったく信用出来ない(笑)。

 映像を見る限り、ガムボールのマシンからガムを取り出して食べることで、何らかの能力が付加されるという、ユニークな仕掛けというには、あまりにもブッ飛んだものも。また、クリーチャーのようなアンデッドも確認でき、本作のZOMBIESモードもハチャメチャなものになりそうだ。