シンプルなディテールに磨き込まれたキャラと世界!

 韓国のスタジオNeostreamが、3Dアクションアドベンチャー『Little Devil Inside』のクラウドファンディングキャンペーンをKickStarterで開始した。募集額は25万オーストラリアドル(約2300万円)で、期間は日本時間の4月26日朝7時32分まで。

 本作については、まずトレイラーを見てもらうのが一番だろう。とにかく映像から伝わってくるセンスがハンパじゃない。スチームパンクとファンタジーが絶妙に混ざったどこかおかしな世界にしても、シンプルなディテールに磨き込まれた3Dモデルと物理ベースのライティングやエフェクトの両立にしても、かわいい敵キャラが実は欠損表現することにしても、あらゆるものが「いい感じ」にミックスされている。

 ゲームの概要については基本的なコンセプトが語られているのみだが、プレイヤーの探索と発見、そして選択を重視した内容になる模様。影響を受けた作品としては、シミュレーションRPG『X-com』シリーズ、『ゼルダの伝説』シリーズ、FPSにRPGなどの要素を取り込んで可能性を広げた『System Shock』、DOS時代のクラシックなRPG『Betrayal at Krondor』などが挙げられている。60fps動作やCo-op(協力プレイ)対応なども予定されており、今後に注目したい。

 正確な対応プラットフォームや発売日は不明だが、Steam Greenlightのページがあることから、PC/Mac/Linux版は間違いなさそう。ちなみに英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語、中国語簡体字、ポルトガル語に対応との表記もある。
 KickStarterでは、25オーストラリアドル(約2300円・限定800人のみ)または30オーストラリアドル(約2770円)以上の出資でゲームを入手可能。55オーストラリアドル(約5075円)以上の出資では早期アクセス権もついてくる。(実際の発売日とは異なることも多いが)配信時期は2016年6月に設定されている。