全体的にモバイル対応タイトルが目立っていた
G-STARはPCオンラインタイトルの出展が中心の展示会だが、ここ数年はAndroidやiOSで動作するモバイルタイトルの割合が急増。PCゲームで名を馳せたメーカーのブースにもカジュアルなモバイルタイトルが並ぶなど、全体的にモバイルの波が進んでいるさまが印象的だった。そんななか、日本でおなじみのメーカーが奮闘していたので、まずはそちらから紹介する。
PS4と『FFXIV』は、ともに現地でも大盛況
ソニー・コンピュータエンタテインメントコリアは4年ぶりの出展。韓国でも販売されているPlayStation 4(以下、PS4)をフィーチャーし、『WORLD SOCCER Winning Eleven 2015』や『DRIVECLUB』、『Just Dance 2015』などの試遊コーナーを設置していた。併設されていたステージでも連日イベントを行い、PS4のラインアップの充実ぶりをアピールしていたぞ。
Actoz Softのブースは、2015年に同社が韓国内での運営を手がけることになった『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』をワンタイトル展示。試遊台を設けるだけでなく、ステージでコスプレイヤーによるジョブ解説やクイズ大会などを実施するなどして、サービス開始に先がけて来場者に同作の魅力をわかりやすく提示していた。
NEXONとNCSOFTも大型のブースで新作をアピール
NEXONはPCオンラインゲームでひとつ、モバイルゲームでひとつ、そして各種イベントを行う巨大ステージと、合計で3つの大型ブースを構え、会場ではかなりの存在感を示していた。それものそのはず、『メイプルストーリー2』や『サドンアタック2』といった人気タイトルのナンバリングタイトルに加え、『攻殻機動隊オンライン』や『Tree of Savior』などの新作の進捗も公開。注目の情報が目白押しだったのだ。なお、今回発表されたそれらの情報については別途記事を作成中なので、詳しくはそちらで確認してほしい。
NCSOFTは、すでにこちらでお伝えした『リネージュエターナル』などの試遊台に加え、G-STAR開催直前に突如発表された新タイトル『Project HON』専用の巨大なシアターを設置していた。シアターは全面のスクリーン以外の3面の壁にも映像が投影される仕組みになっていて、新たなタイトルの世界設定が存分に体感できたのだ。
会場の周辺にも装飾が目立ち、まさにG-STAR一色!
中心になっているホールの外でも展示やゲーム大会がなされていて、BEXCO周辺はG-STAR一色の4日間だった。毎朝、一般来場者の受付には長い行列ができていて、しっかりとファンに支えられていることも確認できた。出展サイドの熱意と来場者の熱意とがガッチリと噛み合った、活気に満ち溢れたイベントだったぞ。