エピソディック配信、そしてレイドモードの詳細が判明！
サバイバルホラー『バイオハザード』シリーズの、『5』と『6』のあいだに起きた出来事が描かれる『バイオハザード リベレーションズ2』（以下、『リベレーションズ2』）。本作は、“エピソディック配信”と呼ばれる形式での販売が予定されていることでも話題だ。また、前作で好評を博したやり込み要素“レイドモード”が本作にも収録されることが判明した。今回は、このふたつの要素を解説しつつ、東京ゲームショウ 2014では体験できなかった序盤の流れをリポート！
テレビドラマのような“エピソディック配信”とは？
本作のストーリーは、前作と同じく海外ドラマのような“シリアルドラマ形式”で展開される。東京ゲームショウ 2014での発表では、ドラマ部分をより楽しめるように、“エピソディック配信”を採用しているとのこと。これは、各章のストーリーを、毎週1話ずつ配信するというスタイル。配信されたエピソードをクリアーしたプレイヤーは、テレビドラマの放映日を待つような気持ちで、新たなエピソードの配信日に備えることになるのだ。
やり込み要素が満載のレイドモード
ストーリーモードとは別に、純粋にアクションや武器のカスタマイズが楽しめる、ハック＆スラッシュ的な遊びが可能なレイドモード。前作で好評だったこのモードは本作でも健在で、最初のエピソード配信時からプレイできる。新たなエピソードをダウンロードすると、レイドモードで遊べる範囲も広がっていくとのこと。『リベレーションズ2』でのレイドモードがどのようなシステムになっているのかはまだ不明だが、やり込み要素が詰まっていることだけは間違いない。レイドモードをプレイしつつ、つぎの配信を待つのもアリ？
序盤のストーリー部分をひと足お先にプレイしてみた！
第1報では、クレアたちが収容所の光差し込む場所までたどり着くシーンまで紹介した。気になる先の展開を、ひと足先にプレイできたので、その模様をリポートする。
収容所でのその後……
こんにちは。『バイオ』シリーズが三度の飯より好きなゴジラ太田です。今回試遊したバージョンでは、クレアが収容所で目覚めるシーンから始まり、東京ゲームショウ 2014で試遊できた範囲を経て、地上階へ来たところのさらに先までプレイできたよ。地上階までは第1報で紹介しているので、その先をビビリながらプレイした感じをお伝えします！
まず、地上らしき階層に出たクレアたちの前に広がっていたのは、奥へと進む通路と両脇の壁に無数にある小部屋。ほとんどの扉には電子ロックがかかっていたけど、小部屋からアフリクテッドの声が超聞こえてくるので、「急に開きませんように……」とビクビクしつつも探索した。すると、鉄格子で閉ざされた小部屋のひとつに歯車のようなものを発見！ この時点では歯車に手が届かないため、ほかの小部屋を探索していくと、“錆びついた鍵”を見つけることができた。「よっしゃ！」と手に取った直後、複数の扉がバタンバタンと開く音が。あわてて小部屋から出ると、小部屋にいたはずのアフリクテッドが走ってきた。ヤベェ、怖い！ 走ってくるわ飛びかかってくるわ、コイツら元気よすぎ！ ハンドガンで応戦するも、左右にフェイント入れて避けてくるし！ この怖さは前作のウーズ以上だね。
余談だが、俺はシリーズ作品で、とくに好きなのは『コード：ベロニカ』以前の、いわゆるクラシックバイオと呼ばれている作品。本作のアフリクテッドは『4』のガナードに近い動きだけど、闇の中や死角から聞こえる声や音など、クラシカルな『バイオ』で強調されていた“見えない恐怖”も感じられた。とにかく『リベレーションズ2』は演出が怖すぎ！
迫り来るアフリクテッドをなんとか倒し、先の通路に進もうとすると、今度は歯車の欠けた仕掛けが。こういうのを見ると、昔ながらの『バイオ』だと思い、ニヤニヤしてしまう。こういった仕掛けは、一見不自然なようだけど、クレアたちが何者かに監視されている状況と考えると納得がいく。とにかく、この仕掛けに必要だと思われる、歯車が置かれた先ほどの小部屋を開けたい……という流れになり、周囲を探索することに。すると、錆びついた鍵で開けられる扉を発見。先は闇に包まれていて、部屋も小さくいくつもの通路と扉で構成されていた。ライトで周囲を見ようとすると、アフリクテッドが真横に立っているではないか！ 「ギャー！」と叫ぶ間もなく通路の奥や窓から続々と新手のアフリクテッドが出現し、大パニックに！ とにかく銃をぶっ放してなんとか倒すも、手元の残弾はわずか。この心細さ、まさに『バイオ』！
