配信日決定！ でも待ちきれないから早速プレイ！
アクセスゲームズ開発によるKinect対応のXbox One専用ミステリー アドベンチャー『D4: Dark Dreams Don't Die』が2014年9月19日配信！ と、昨日いきなり発表があってビックリ！ じつは密かに『Red Seeds Profile（レッド シーズ プロファイル）』のファンで、当時は主人公の物マネをして「今日は校了で徹夜だと思うんだ。そうだろう？ ザック」なんて会話をひとりで楽しんでいた。みんなからは白い眼で見られたけど、「むしろそれがいいんだ！」くらいな気持ちで徹夜のあいだ、ずっとそんなことブツブツ言ったりしたもんだよ。そのゲームを作ったSWERY（末弘秀孝）氏の新作とあっては、プレイせずにはいられない！ 東京ゲームショウ 2014の日本マイクロソフトブースにて試遊してきたので、そのリポートをお届けしよう。
主人公にどんどん感情移入してしまうKinectによる操作
本作は、過去に飛ぶことができる能力を持った私立探偵が、2年まえに殺された妻の事件を追いかけるといった内容だ。Kinectによる操作が可能で（もちろんコントローラーのみでもオーケー）、主人公のジェスチャーがダイレクトに反映されるような仕組みになっており、より感情移入できるような仕上がりになっている。
TGS 2014では、室内を探索して物語を進めるアドベンチャーモード（10分程度）と、画面に合わせて特定の動きをするアクションモード（3分程度）のふたつが用意されていた。まずはアドベンチャーモードから説明しよう。
風呂場で目覚める主人公デイビッド・ヤング。画面内にちょっとしたポイント指示が表示され、そこにカーソルを合わせると……Kinect操作の場合、手を動かしてその場所で手を握る（閉じる）と、何らかの反応がある。ちょっとした豆知識だったり、ゲームの進行に重要なアイテムだったり……と、つい画面中をあれこれ試したくなる。棚の扉を開けてみたり、蛇口をひねったりと、かなりいろいろな場所をチェックできる。kinect操作なら、実際にそこに手を合わせて握る、という動作になるので、その没入感たるやかなりのものだ。大きく移動させたい場合は、画面内にある移動ポイントを選択すればオーケー。また、いろいろと触ったり、アイテムを取ったりしたけど、ちっとも話が進まないぞ……と、ゲームに詰まった場合の救済措置も用意されている。Kinect操作なら頭を抱え込むような（悩んでいるふう）ポーズで、画面内で触ることができるものがどこにあるかすべてわかり、かつゲーム進行上必須の場所には指紋マークが付くのだ。これでもう悩まずに済む。ただ、このモードを発動せせる回数に制限があるので、こればかりに頼っていてはダメだ。「どうしても進まなくなった！」というときに使うようにしよう。
室内を散策し、妻が最後に残した言葉「Dを探して」という言葉を頼りに操作を進めるべく……といったところで、アマンダという女性キャラクターが室内に乱入、QTEのようにいろんな動作をしてどうにか切り抜けると……といったところでアドベンチャモードはおしまい。
SWERY氏のファンなら遊ばなくてはならない1本！
さて、もうひとつのアクションモードのほうだが、探索的な要素は一切ない。場所は飛行機内で、トイレから大暴れしたキャラクターが登場し、こいつと主人公が肉弾戦を行うことになる。こちらは基本すべてQTEのようになっており、画面に表示される動作を行えばクリアー、それがテンポよくつぎからつぎへと指示される、といった具体だ。右腕を右から左へスライドさせるよな動きや、両腕を同時に上げたり下げたり、そして最後はバットでボールを打つような動作も行うことになる。いずれも座ったままでOKなので、ダンス系ゲームのように息切れすることはない。もし疲れることがあれば、コントローラー操作に切り替えればオーケーだ。
東京ゲームショウでは、どちらかひとつのモードをプレイして遊ぶことになるが、最初にプレイするなら断然アドベンチャーモードだ。たった10分ではあるが、それでもクセのある物語やキャラクターを十分に堪能することができる。
ちょうど本日9月19日には配信されたが、購入すべきか悩んでいるならぜひ会場で一度体験してみてほしい。『Red Seeds Profile（レッド シーズ プロファイル）』ファンなら即買い！
