ついにプレイアブルが国内初出展！
2014年9月18日（木）～21日（日）の4日間、千葉県・幕張メッセで開催される東京ゲームショウ 2014。ソニー・コンピュータエンタテインメントブースでは、世界が注目するアクションRPG『Bloodborne（ブラッドボーン）』のプレイアブルが出展されている。国内では初出展となる本作のプレイリポートをお届けしよう。
魅力溢れるタイトルが並ぶソニー・コンピュータエンタテインメントブースでひと際目立つ、“聖職者の獣”のオブジェクト。そう、ついに『Bloodborne（ブラッドボーン）』をその手で遊べるときが来たのです！ TGS2014トレーラーも話題の本作のプレイアブルが、ついに出展されました。
今回のプレイアブルで体験できるステージは、基本的にgamescom 2014に出展されたバージョンと同じ。しかし！ 選択キャラクターがふたりも増えているのですよ。“ノコギリ鉈”と“獣狩りの斧”、散弾銃は、いままで発表されたプレイアブルで体験できたのですが、今回は“教会の石槌”を持った狩人と短銃、双刀を操る烏羽の狩人が追加されています。
攻撃範囲やコンボが変わる仕掛け武器の中でも、教会の石槌はなかなかのクセモノ。なんと石の鈍器がしなやかな剣に変わるのです。遠心力を利用して強烈な打撃を与えられる鈍器とは異なり、剣になるとスピーディーな攻撃が可能となります。散弾銃は攻撃範囲が広く、獣に当てやすいのですが、短銃は発射動作が早く、迎撃に向いています。懐に飛び込まれたら短銃でひるませて、そのスキに仕掛け武器出打撃を叩き込む。状況に合わせて立ち回れるのが、本作の戦闘に深みを持たせています。
そして、双刀を操る烏羽の狩人。ひと振りの剣がふたつに分かれる双刀は、かなり素早い攻撃が可能なうえ、非常に身軽。本作ではバックステップの動作が重要なのですが、この身軽な武器と組み合わせると一気に戦略が広がります。ヒット＆アウェイのスタイルが好きな方はオススメです。
歯応え抜群のプレイアブルを楽しむために！
歯応えあるアクションが楽しめる今回のプレイアブルですが、限られたプレイ時間内でも思う存分堪能できるよう、ちょっとだけポイントを。
ステージの各所にアイテムが隠されていますが、生命力を回復する“輸血液”や火炎瓶のほかに、“石ころ”が手に入ります。これは、ダメージを与えるというよりも獣に当てて注意を惹くためのアイテムです。大量の敵に囲まれると一気にピンチになる本作の戦闘では、かなり役立つもの。気づかれないように集団に近づき、そっと後ろから獣の背中に当てれば、気づいた獣だけがこちらに向かってきます。あせりは禁物。先に進みたければ、慎重な行動がキモ。確実な各個撃破を心がけましょう。
リゲインもカギとなる要素のひとつ。これは、敵の攻撃でダメージを喰らっても、一定時間内に攻撃を返せば、生命力を回復できるシステムです。ピンチになってもタイミングよく攻撃を返すことができれば、状況を覆せます。生きるか死ぬかの瀬戸際で、一縷の望みを賭けて獣と斬り合うさまは、まさに“死闘”！ 回復アイテムがなくなったとしても、その一撃が状況を変えるかもしれません。積極的に狙っていきましょう。
銃を持っていたり盾を構える者、リーチの長い武器を持った男、一気に距離を詰めてくる犬やカラスなど、じつに多彩な敵がプレイヤーの挑戦を待っています。それぞれの行動をよく観察し、持っている武器の特性を把握して対処すれば、きっと“聖職者の獣”に出会えるでしょう。そして、この獣の強大さに驚いてください。ちなみに、今回のプレイアブルをクリアーした猛者にはTシャツがプレゼントされます（取材をした2014年9月18日の15時時点では、ひとりだけ成功されたそうです）。本作の発売を2015年2月5日まで待ちきれない人、アクションには誰にも負けない自信がある人は、この機会に挑戦してみては？ アクションに自信がない人でも、プレイステーション4で描写される濃厚で精巧な世界は、一見の価値アリですよ。
（C）Sony Computer Entertainment Inc. Developed by FromSoftware, Inc. ※画面は開発中のものです。
